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2014.01.20
平野遼 『東洋の子』 ペン画 1957年作
カテゴリ:
カテゴリ未分類
1957年10月制作
縦:23.5。横:15.5cm。
東京 フォルム画廊 取扱
平野遼の画集に多く登場するモチーフです
美術の窓 1986年12月号 No51 35頁
最近作の壮絶なイメージよりも現実の方がもっと奇怪ではないか。
作家が今一番になすべきことは
平野:私はヒルティーが好きで、『眠られぬ夜のために』が愛読書です。
私もいつもそれを思いますよ。
いま俺がなすべきことはと。
今度発表するものがそれです。
一井:いま先生がなすべきことは、写実とは真実を写すものだ、では何が真実かという問題になるわけでしょ。
それは見えてくるものだと先生は書いたり話したりしてらっしゃるわけですが、先生に見えてくるものは、あまりに奇怪というか恐いというか・・・。
この問題をお伺いしときませんとね。
かつて先生は孤独で、逆境の中で人間を凝視した時代があった。
しかし、その中には個人を超えて普遍的な問題があったと思うんです。
いま見ても面白いのは、やはり普遍性があったからだと思うんです。
それからさらに進んで、現在は、もっと人類という大きなもっと普遍的な問題を凝視していられるのではないかと解釈しているんですが、出てくるものがあまりに奇怪ですね。
平野:しかし現実はさらに奇怪ですよ。
しかしあれも生命ですよ。
人間の尊厳論でいえば、あくまで人間ですよ。
あれは原爆よりもタチが悪い。
それを世界中が黙って見過ごしてるでしょ。
それはどういうことか。
こんなものがあったのかと思って。
原爆についてはガチャガチャいうけど、あれについて世界は何もいわない。
私の絵画以上に現実はすごいんですよ。
それこそ一触即発で、何もかもふっとんでしまうような現実の中に生きていることをまずは実感として感じなくてはいけない。
そういうことを感じるからこそあなたがおっしゃるように私の絵は暗いのかもしれない。
私の生いたちから、育ってきた環境から、経験したことから、ずっと尾を引いてると思うんです。
一井:いや、食うや食わずだったとおっしゃった若い時代の水彩とか、そのあとの人物のほうがまだ暖かい面があるんですよ。
最近の新作で、人間の骨だけでいい、見えてくるものはこれだというものはもっと悲惨ですね。
夢も希望もないというか。
それだけ先生は時代を投影してらして、時代がもっとおかしくなったのか、あるいは先生の見る力がそういうところにまで食い込んでいってるのか。
平野:最近安岡章太郎が地球は今世紀の終りまで存続するだろうかと新聞に書いておりました。
ボードレールは『火箭』の中に、世界が存在しうる唯一の理由は、現に生存していることだけだというふうなっことを書いている。
そういう論法でいけば、私もそうなんです。
人類の明日は誰も確言できないでしょ。
こんな希望があるということもいえない。
知り合いの若い版画家が『結婚してやっと子供ができました』なんていうと、気が重くなってくる。
明日どうなるかわからんような困難な時代に子供を作ってどうするのか。
私はそういう考え方なんです。
私は子供なんか作らなくてよかったと思う。
私は辛い立場で育ったから、子供を作る以上はもっと豊かに育てたいと思ったけど、その自信がなかったから、生まない処置をしたんですけどね。
今も全然悔いてません。
かえってよかったと思います。
一井:それでは芸術家といえないんじゃないですか。
それは滅亡の歌ですよ。
平野:人類は滅亡ですよ。
あなたは未来を信じますか。
一井:そういわれると、私もなんともいえないですが。
平野:しかし巨大な時の流れは押しとどめようがないですからね。
今はそういう時代ですよ。
戦争中と同じです。
朝日新聞が毎日戦争のことを書いてるけど。
読んでみると感傷ばっかりです。
本当に戦争を防止したいなら、もっと前からやることがあるんじゃないか。
しっかり物をみつめて、現代はこういうものなんだと。
世界中の指導者が集まって、本当に考えなくちゃならない。
ところがレーガンとかソ連のあんな連中が出てきてなんかやると、大騒ぎする。
ちょっとしたことで平和が遠ざかったとか近づいたとか。
そんな次元の話じゃないですよ。
一井:今日の現実に本当に恐怖しなくてはならない・・・。
平野:みんながジックリとみつめる目を持ってほしい。
一井:先生がしっかり見た世界は、しかしペシミスティックですね。
平野:昔からそういわれました。
お前の絵は極めて厭世的だと。
一井:見えてるものが?
平野:いつもそういうものがただよってると友達がいうんです。
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最終更新日 2014.02.09 22:14:12
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