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2021.10.26
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テーマ: 読書(9996)
本のタイトル・作者


テスカトリポカ [ 佐藤 究 ]

本の目次・あらすじ

メキシコ、クリアカン。
兄を麻薬密売人(ナルコ)に殺された17才のルシアは、街を出て、流れ流れ日本へたどり着き、男の子を産む。
息子のコシモは、氷(イエロ)と呼ばれる覚醒剤の一種、メタンフェタミン中毒になった母にネグレクトされて育った。

メキシコ、ヌエボ・ラレド。
ベラクルス出身のカサソラ兄弟の「ロス・カサソラス」と、新興勢力「ドゴ・カルテル」の麻薬戦争が始まって二年。
三男のバルミロは一人生き残り、流れ着いたジャカルタで、一人の日本人と出会う。
闇の心臓外科医の末永。

血の資本主義ーーー日本の無戸籍児童の「心臓」を、売るのだ。  

引用

われらは彼の奴隷(ティトラカワン)、夜と風(ヨワリ・エエカトル)、双方の敵(ネコク・ヤオトル)、どれも同じ神を指していた。永遠の若さを生き、すべての闇を映しだして支配する。煙を吐く鏡(テスカトリポカ)。


感想

2021年250冊目
★★★★

第165回直木賞受賞作品。
表紙とタイトルから、「第二次世界大戦中、東南アジアの現地遺跡に潜伏し化学兵器を開発していたチームが…」みたいな話かと思ったら違った(表紙から中身捏造し過ぎ)。

麻薬と抗争と臓器売買のダークな話。
とにかく暴力とグロい表現が連続するので、苦手な人は止めた方がいい。
ほんま悲惨というか凄惨なシーンが多い。

ギャングの話がリアル(なように感じた)で、「もしかしてこの作者はギャングのひとなのでは…!」と馬鹿なことを思いながら読んだ。

アステカの話がどう絡んでくるのか、553ページと分厚いけれど、気になってどんどん読んだ。
バルミロが組織を作り上げていくところは面白かった。
そして、「この子、どうなるのかな」と思っていたかわいそうなコシモ。
「え、これどうなるの?あとこんなけしかないのに?」と残りを気にしながら読んでいたら、拍子抜けするような終わり。


結局アステカは何だったんだ?
最後のおばあちゃんの語り掛けは何を意味していたのかなあ。

これまでの関連レビュー

○メキシコが舞台の作品
女であるだけで [ ソル・ケー・モオ ]
おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う [ ガブリ・ ローデナス ]




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最終更新日  2023.01.01 17:44:11
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