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どっかのブログでおすすめしてたので、読んでみました。グラン・ヴァカンス [ 飛浩隆 ] これねえ、私は読んでびっくりしたので、これから読む人はネタバレ見ない方がいいと思う。ミスリードなのか、私が勘違いしたのか、かなり騙されました。面白いんは面白いよ。もう本格派SFって感じ。SF的ガジェットがいっぱい、SF的専門用語いっぱい。ちょっと小難しくて、ちゃんと理解するのは大変。そういう雰囲気が好きな人向け。以下ネタバレ。以下の文章には、「シュガーラッシュ」「ハイブリッド•チャイルド」「ベルセルク」「幻魔大戦」「マップス」「新世紀エヴァンゲリオン」の内容に軽く触れてます。ネタバレを気にする方は気を付けて。ヴァーチャル空間の中の話だと、そういう評判は聞いてたの。プレイヤーが来なくなったのに稼働を続けるゲームの、NPC(ノンプレイヤーキャラクター)だけの町だって。で、読んでみると、のどかな、一昔前のヨーロッパの港町。友達以上恋人未満の少年と少女。物理法則に干渉できる「硝視体」(物理法則に準じた基本プログラムに干渉して魔法を起こす、みたいな)。ある日突然現れた、敵「蜘蛛」。最初のうちは、ここは「ぼくのなつやすみ」や「どうぶつの森」みたいなのどかなゲーム世界だと思ったの。都会の喧騒に疲れた社会人が、田舎の自然と純朴な村人と触れ合って癒しを得る、みたいなゲーム。そんで、少年、少女、魔法のアイテム、敵と戦う、ってなったから、これは昔のSFジュブナイル的冒険活劇なんだろうって、勝手に思い込んじゃったのね。知恵と勇気と友情で、最後は敵を倒してハッピーエンドになるんだろうなって、ぼんやり感じながら読み進んだら…あれ?なんか違うような…これは「どう森」かと思ったら、エロゲやないかい!しかも、SM寄り(^_^;)近親相○もあるよ(^_^;)って最初の雰囲気に騙された!思ってたんと違う(^_^;)。てゆうか、これはミスリードなん?私が勝手に勘違いしたんかなあ。いや、悪い意味じゃなくて、意外性があってよかったんだけど。この「夏の区界」というヴァーチャル空間では、人間はエッチしに来る(来てた)訳。しかも現実ではできないかなり変態というか、SMというか、肉体的にも精神的にも酷いプレイをする。そのリアルさを上げるために、のどかな村で純朴に暮らしてる普通の人間という設定で設計されたNPCたち。ひでえ(^_^;)。わざわざエロゲにそこまで設定すんのかっていう。それにそのNPC(作中ではAI)たちには、本人も覚えてないトラウマ設定がしかけてある。一人ひとりの過去のドラマがある。それでキャラにリアリティと深みが出るし、行動を抑制、方向付けできる。「シュガーラッシュ」の女軍曹さんも、結婚式当日に花婿をバグに殺される、というトラウマ持ちだったなあ。だから、バグに深い憎しみがあるし、また恋をすると相手を失うんじゃないかと恋愛に臆病。わかる、わかるよ、キャラに深みを持たせたいんだよね。「シュガーラッシュ」はディズニーだから、そりゃぬるいんだけど、ゲーム世界のNPCが他所のゲームから来た侵略者と戦うっていう話だから、かなりかぶってる。でさー、「夏の区界」のAIさんは、基本、恐怖とか悲しみとか嫌なトラウマしかないのに、更に「人間」が来ては酷いことしてくんでしょ(強○とか拷問とかそんなん)。嫌な思い出しかない。あまりに可哀想。もう人間なんて来ない方がええやんか。まあそのキャラ設定は置いといて、話の展開はバトルものになるの。敵は「蜘蛛」と呼ばれる足がいっぱいある怪獣?これもプログラムで、「夏の区界」のAIを食べる!主人公の少年ジュールは、天才という設定で、「硝視体」と蜘蛛の糸のレース編み(プログラム)で、蜘蛛を迎え討つ!この手のヴァーチャルものって、プログラムを視覚化するのがお約束だよね。「マトリックス」の縦に流れる蛍光緑の文字とか、床や空中に魔法陣書いたり。このお話では、何故か編み物なんだな。プログラムコードはレース編みとして作られる。アニメにしたら綺麗そう。で、途中はけっこういい感じなのよ。蜘蛛をばったばったとやっつけて、愉快痛快、何とかなりそう。火吹いたり、凍らせたり、ゴーレム?作ったり、魔法バトルみたいで面白いし。でも敵の親玉のランゴーニってのがチート過ぎて、だんだん劣勢に。ランゴーニさんの方が上位魔法を使える感じ。さくっとラストネタバレすると、結局、みんな負けて終わり。主人公のジュールだけ残った。これもびっくりだよ(^_^;)さっきも言ったように、SFジュブナイル的冒険活劇だと思ってたから、まさかほんとに負けると思わなかったよ。鬱展開だよ。カタルシスないよ。なんだったんだこの話は…(^_^;)。一応、ジュールが成長し、旅立つって、希望を感じるようなラストではあったんだけど。私が大好きな大原まり子の「ハイブリッドチャイルド」も、みんな死んで(?)、なんだったんだって話なんだけど、不思議とカタルシスはあったのね。何が違うんかなあ。ちょっと最初の思い込み(SFジュブナイル的冒険活劇)が強すぎたのかなあ。もっとフラットな気持ちで読んだら違ったのかもしんない。負け戦は負け戦なんだけど、そのキャラ達のやられ方がバラエティに富んでて、一人ひとりにドラマとか見せ場?があって、その情景はぐっと来る。うーん、ホラーと思えばいいんかなー。「ベルセルク」の「蝕」に近い?「ベルセルク」で「蝕」のあとガッツが助かったとこで話終わっちゃったよ、どうすんのこれってとこか?なんか三部作の一作目だそうで、謎があんまり解明されてない。それもあってかモヤモヤ。ランゴーニさんは、全区界の脅威である「天使」と戦ってて、その「天使」に対する武器として「苦痛」を集めてた。「夏の区界」は、トラウマだらけの苦痛だらけで集めるのにちょうどよかった。最後は、生き残った「AI」たちを、生きたまま引きちぎって集めて肉団子にして、まとめて時間凍結、ほぼ永遠に「苦痛」しか感じない「苦痛の檻」を作って、ほくほくして持って帰った。酷い(>_
2013.12.06
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ポケモン映画「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」観ました。劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」 いやー、ポケモン映画って映画であって、映画じゃない、ポケモンデータ配布券な訳で。映画の前売り券を買うと、レアポケモンがゲットできるのね。更に、上映中にもポケモンのデータ配信があって、実際に映画館の中にいないとゲットできないのね。だから、まあ、ポケモンのゲームやってる子は、そりゃあ映画行きたいわな。これってAKBの握手券付きCDと大差ないんじゃなかろか。つまり内容と売り上げが関係なくない?映倫とかに怒られないんかね。でもデータ配布のおかげで観客動員数がすごいらしい。ポケモンさまさまなんかなあ。ほんで正直たいして興味なかったんだけど、付き合いで映画館で観ることになりました。以下ネタバレ。タイトルからして、ゲノセクトかませかっ、ミュウツーがメインかよっ、とばればれ。一番気になるのは、あのミュウツーがなんなのかってこと。えーと、ミュウツーって、ポケモンの映画第一作目に出てるんですわ。主人公のサトシとも面識ある訳。(てゆうか、サトシ、ミュウツーに殺されたよな…。普通、そんな強烈な出会い忘れないでしょ(^_^;))で、ミュウツーとは人工的に作られたこの世で一体しかいないポケモンのはず。でも今回のミュウツーは、まず声が違う。声がおばさんになってる(前はおじさん)。サトシのことも知らない。お前だれだ?だからまあ察するに、今回のミュウツーはまた新しく作られたミュウツーなんだろう。ロケット団(前のミュウツー作った悪の組織)は壊滅してないのだから、また作っても不思議ではない。TVアニメでは何故かロケット団だけ壊滅してない、ボスのサカキ様も無事だし。また作って、また逃げられたとは間抜け(^_^;)。最近の新しいテクノロジーを投入して、今回のミュウツーは「覚醒」ができるようになった、と一応つじつまは合うんだがなあ。この「覚醒」という名のフォルムチェンジ。一体何なのかよくわからん。いやほんと、当然のように「覚醒」してるけど、見た目が萌えっぽく(笑)なって、クロックアップ(by仮面ライダーカブト)できるっていう、わかるのはそんだけ。誰も解説してくれないから、何でできるんか、とか、発動条件は?とか、そんな便利ならしょっちゅう使えばいいのに、そもそも何なんあれ、とか疑問がいっぱい。ゲノセクト達と出会って、なんか救おうとか、サトシ達と会って、なんか友情とか、そんな意識改革によってドラマチックに「覚醒」するんじゃないかと、そんな予想してた時期もありました。見事に裏切られました(^_^;)。ミュウツーったらのっけからじゃんじゃん「覚醒」しまくり。ありがたみがなかったです。まあ子ども映画にこまけえこたあいいんだよって(^_^;)。そもそもドラえもんでもそうだけど、映画版はTV版と地続きなのか、パラレルワールドなのか、微妙だわなー。ポケモンではどっちとも明言してないのか?パラレルじゃないと、ゼクロムとレシラムの映画が成立しないんよねー。だいたいTV版ポケモンもサザエさん時空?キャラは歳を取らない?時間は止まっているのか、ループしているのか?でも過去のキャラが登場したり、過去の思い出の話もありし、経験の積み重ねはちゃんと存在するようだ。じゃあ時間はちゃんと流れてるんかな。するってえとサトシはもう22才?とか、まあ触れてはいけない設定なんかなー(^_^;)。あと気になったのは、ゲノセクトが巣作ってたとこで、あのゲノセクト達の中にメスがいるのか気になった。ポケモンて卵で増えるんだっけ。伝ポケって繁殖できるっけ。ゲノセクトは伝ポケではないか。そういえば女声のゲノセクトが一匹いたような。たまたまクローン再生した中にオスメスがおって、また繁殖していくってのは胸熱。あの、都会じゃなくて山奥ならいいってのも、まあ乱暴な話なんだけどさ。生態系メチャクチャになるんじゃね。えっと、肝心のストーリーなんですが、あっさりした話で、正直あんまり盛り上がんなかったです。内容が薄かった。登場人物も少なかった。これくらいの規模ならTVでやってもいいんじゃね(^_^;)今まで見たポケモン映画の中で、一二を争う薄さ。その代わり、変なストーリーのねじれはなかった。(途中から話がすり替わって、関係ないのとラストバトルする映画もあった。それもいかがなものかだけどさー。)わかりやすさ優先かなあ。レシラムゼクロムくらいから、ストーリーがわかりやすくなったような気がする。監督変わったとかそんなんかな。まあ見どころは、クロックアップ(by仮面ライダーカブト)の映像表現なんでしょう。さながらスパイダーマンのような、オフィス街の空中バトル、確かにすごいっちゃすごいんだけど、あんまり印象残らなかったなあ。まだやってんのアンタら、とバトルがくどく感じました。ノブシコブシの人が声優してたのが、案外よかった。読みは棒っちゃ棒だけど、発声がよかった。やっぱりお笑いの人は舞台やったりコントやったりで、発声がいいね。でも、なんだかなあ、ゲスト声優も地味で、ストーリーも地味で、ポケモンもゲノセクトとミュウツーだけっていう、お祭感の少ない、全体的に地味な映画でした。ボロクソですまぬ(^_^;)。もう毎年毎年ノルマ的に映画作るのやめたらいいのに。そりゃネタも尽きるし、制作時間もないし、モチベーション下がるのも無理ないやろー。----追記(関連項目を追加しました)----関連項目ミュウツー覚醒の意味 【ネタバレ】「ポケモン・ザ・ムービーXY 破壊の繭とディアンシー」観たよ!【ネタバレ】「ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪の超魔神 フーパ」の感想/アラジンか! からの〜怪獣総進撃
2013.08.16
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こういう話って完結しないもんだと思ってましたよ! 人類は衰退しました9【電子書籍】[ 田中ロミオ ] 前の8巻読んで、最後に「つづく」が出たとき、正直ブチ切れそうでしたよ(^_^;)。 はあ?! 舐めとんか?! 一冊でちゃんと終われよ! それでしばらく「人退」のことは忘れちゃってたんです。 知らんうちに「9」が出て、しかも「ここに完結!」なんて書いてるからマジびっくり。 これって「完結」するような話か? 言ってみれば、ドラえもんみたいな話ですやん。 アイディア続く限りいつまでも話続けられますやん。 てゆーか、まとめるようななんかあったっけ? そしたらねー、まとめるようななんかあったんです! 結論から言うと、今までの話全部まとめてきれいに完結してました! 面白かったです! でもこれは1〜8読んだ人が9巻読んで味わえる面白さなので、9巻だけ読んでもわけわからんよ! 興味のある人はぜひ1巻から読んだってね! 私も全部読み返したくてウズウズしてます。 あれ伏線だったんか〜。 そういう本です。 以下ネタバレ。 今までの「人退」シリーズ全体から伏線回収というか、特に7巻が伏線とは気づかんかった! なんで「取り替え子」が超能力使えるのか? それは、この時代の人類が… 大丈夫ですか? かなりのネタバレですよ? 読んで平気? OK? この時代の人類全体が、既に人間じゃないからです。 な、なんだってー?! えっと、主人公の「わたし」ちゃんは成り行きで、人類と妖精の歴史を追体験することになったんだけど、過去の妖精って、いわゆる「妖精さん」と違うのよ。 最初はもやもや〜としてて、時代が下るとだんだん人の体に似てきて、でもまだ裸。 使える能力も、いわゆるサイコキネシス的な触らずにモノを動かすとか、機械と話して言うことを聞いてもらうとか、「妖精さん」の不思議なものづくり能力と違うよねー。 ほんでもう、ぼかしてぼかしてはっきり書いてないんだけど、私が読み取ったのは… この過去の妖精ってのは、人間に憧れて人間になりたくてだんだん人間そっくりに進化して、ちょうど人類が衰退していくすきにいつの間にか人類になり変わっちゃったのよ! 人間そっくり過ぎて本人達も自覚ないっていう。 ほんとの人類はほぼ絶滅。 な、なんだってー!? 人間になっちゃった妖精は、人間は魔法なんて使わないから、自分の中の魔法の力を心から締め出しちゃった。 その魔法の力がまとまったのが「妖精さん」。 しかも今までの人類の歴史を全部知ってる状態なもんで、更に魔法チックな存在に。 (自律型スタンドっていう表現がしっくり) いやー、びっくりしたわー。 そう来たかー。 「取り替え子」が超能力使えるのは、元が妖精だから。 「助手」は妖精の血が混ざってない純粋な人間の血筋の生き残り、だから認識されにくい。 妖精の目は節穴、目で見ているんじゃなく、魔法で感じたものを見えてる気になってる、だから魔法を全く持ってない「助手さん」は感じにくい→見えない。 機械知性が饒舌だったり、動物が知的だったり、なんだか絵本めいた世界観も、人類(元妖精)から染み出た魔法の力のせい。 今までの話がつながるんよねー。 今まで登場したキャラクターも大集合、大サービス。 よく考えたら「巻き毛」ちゃんなんて話に関わりありませんやん。 Kさんだって、月まで行く必要ありませんやん。 P子さんとO太郎君は役立つけど。 サービス、サービスぅ! 以下、伏線とか登場したキャラのある巻 8巻「妖精さんたちの、ゆめであえたら」:そもそも続きだし。ラクッコピコリンと夢世界。命は光? 1巻「妖精さんたちの、ちきゅう」:今回のサブタイトル「妖精さんたちの、ちきゅう′」と対。 2巻「人間さんの、じゃくにくきょうしょく」:知性ある動物。現人類の目は節穴(光学的に見ていなくて、魔法で感じてる)。 2巻「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」:助手さんの出自。 3巻「妖精さんの、おさとがえり」:O太郎(V君)とP子さん。 5巻「妖精さんの、ひみつのおちゃかい」:Yと巻き毛。妖精さんが人間の中に入ってくるのは逆輸入か? 7巻「妖精さんたちの、ちいさながっこう」:取り替え子という存在。ひいては「妖精」という存在? 7巻「人類流の、さえたやりかた」:工作員のKさんとプチモニ。(モニが端末=妖精さんと勘違いが、伏線だったのか!) 小ネタではバナナ(2巻「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」)とか、羊のフィリップ•ハワード一族(8巻「妖精さんたちの、ゆめであえたら」)とか、髪の毛のコントロール(4巻「妖精さんの、ひみつのこうじょう」)とか。 それに、9巻自体も伏線の貼り方、話の持って来方がうまくて! ラクッコピコリンで夢世界(バーチャル)体験、そのまま心だけ旅行、その後月世界のロボットに乗り移ったり。 プチモニも、本体から端末へコピーするかしないかでわやわや。 そこらへんの展開が、お祖父さんの行く末への伏線だったんだなあ。 糖尿で死んじゃった妖精の件も、なんかいろいろ解釈できるし。 「わたし」がお祖父さんを救おうとする積極的な行動がストーリーの芯だし、それがちょうど人類と妖精の謎に肉薄。 ほんで人類と妖精の真実に気付いたことが、結果的に自分と仲間達を救うことになったんですよ! 他人を救おうと頑張ることが、回り回って自分を救うっていう、ええ話! 大好きです(*^^*) それから、いつもの(?)パロディですが、今回は某ロングシリーズ暗殺者さんネタがありました。 イラストがやばす(^_^;)。 スタートレックの小ネタもありましたな。最初の映画のやつ。マニアック、ていうか、古臭いネタやのう。 蒸気機関車で魂の旅をするのは「銀河鉄道の夜」でしたな。 こうしてめでたく完結した訳ですが、別にこれからもシリーズを書いても何の問題もないっていう(^_^;)、なんて便利なコンテンツなんや! 未来の不思議な世界、発明、妖精さんの童話的災害、まだまだあるでしょ?でしょ? てことで、さらに新刊が出てます。 人類は衰退しました 平常運転 ガガガ文庫 / 田中ロミオ 【文庫】 短編とショートショート、9巻のその後の話もあります。 いやー、田中ロミオさん、いいコンテンツ作りましたなー。 たまでいいんで、またボチボチ新しいお話を書いてくらさい! ロミオさん、よろしくお願いしますm(_ _)m そういやアニメありましたな。 クオリティ割と高かったです。 人類は衰退しました 妖精さんの、ひょうりゅうせいかつ/妖精さんたちの、ちきゅう [ 中原麻衣 ] お祖父さんのセリフがどうしても頭の中で「オーキド博士」で聞こえてくる(^_^;) アニメでそうだったんかなー。 p.s. 流し読みしてましたが、最後の「ジョシュア•コートニー」って、「助手さん」よね?! ダジャレか!?(^_^;) 関連項目 【ネタバレ】「人類は衰退しました7巻」買いました
2015.08.18
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「ズートピア」見て、確かに傑作なんですけど、やっぱ納得いかないとこあるじゃないですか? そんな野暮なツッコミを無理やり自分で解決してみるコーナーです。 以下がっつりネタバレ、見た人向け。 [Blu-ray] ズートピア MovieNEX ※この記事はネタ(ジョーク)記事なので本気にしないでねっ(^_^;) 〔Q〕運転手のマンチャスさんが「夜の遠吠え」を知っていたのは何故? 〔A1〕実はマンチャスさんも田舎の農家出身で、「夜の遠吠え」という草を知ってたし、凶暴化することも知ってました。マンチャスさんの村では、小さいころ悪さをしたら「山から夜の遠吠え(を食った奴)が来るぞ」と叱られるほど定着した伝説。「凶暴化=夜の遠吠え」と言い換えるくらい。ズートピアは都会化で古き良き言い伝えの心を忘れたんですな。 〔A2〕そもそも、オッタートンさんが何故狙われたのか、ですよ。マンチャスさんはオッタートンさんに襲われたこと、秘密を知ってたこと、ちょうどジュディ達に凶暴化を目撃させるのにタイミングがよかったことから、ターゲットにされました。全てはオッタートンさんに襲われたのがきっかけだったのです。では何故オッタートンさんは凶暴化したのか。秘密に感づいたからですよ。オッタートンさんは花屋、花屋業界から「夜の遠吠え」の球根盗難が相次ぐことを知った、どこまで気付いてたかわかりませんが何かキナ臭さを感じて、ミスター・ビッグに報告しようとしたら、口封じとして凶暴化された、と考えると辻褄が合います。もっと踏み込んで言えば、たかだか花屋がミスター・ビッグと家族同然の付き合いとか言っちゃってるのも怪しい。植物の専門家として合法ドラッグ(あるいは違法ドラッグ)の売買に関与していたとしてもおかしくないです。それで「夜の遠吠え」の危険性に気付いたとすると辻褄が合います。あのヌーディストクラブなんてドラッグの取り引きに使えそうであやしいではないですか。 〔Q〕ジュディの兄弟275匹、いくらなんでも多すぎない? 〔A〕そもそも何故ウサギが多産かというと、肉食動物に食べられちゃうから、多めに産んでる訳です。もちろん厳しい自然界では飢餓や病気や怪我でも死亡します。それが文明化され捕食されなくなり、医療が発展し死亡率が減ると、全員生き残るという恐ろしいことになります。(更に寿命も延びてるので出産可能時期も延長してるはず)。Wikipediaによるとウサギは繁殖期を持たず、妊娠期間は30〜40日、一度に1〜6羽。また別のサイトによると授乳期は6週間ほどだそうです。多めに見積もって3ヶ月おきに5羽産まれるとすると、275羽は14年弱で達成できます。ジュディが24才説を信じるならば、そんなにきついスケジュールではないようです。問題は人口増加による食料問題と住居問題でしょうか。しかし実際に食料問題があるならば、当然産まない選択もできる訳で、両親が気にせずのびのび産みまくってる現状からして、食料問題(ひいてはエネルギー問題)を解決する何か秘策があるのでしょう。住居に関してはウサギ小屋と言われるように、あまりスペースはいらないようです。 〔Q〕ナマケモノだけの職場で仕事になるの? あんな仕事ぶりでなんで就職できるの? 〔A〕動物雇用機会均等法により、お役所は全ての種類の動物を雇用しなければならないのです。あの職場に非ナマケモノがいるとイライラで血管が切れるに違いないので、むしろナマケモノオンリーにまとめたのは正解と思います。ああ見えて集団だとめちゃくちゃ仕事ができるのかもしれません。そもそもズートピアは効率を求めない社会のようです。効率重視し過ぎた社会では、有能な人材しか職に就けなくなり、結果ニートが増え購買力が衰え犯罪に走るものが出て社会不安につながります。ズートピアは、わざわざ種に合わせて砂漠を作ったり雪原を作ったり水路を作ったり、言うたらムダだらけです。ムダというか贅沢。それを支えられるのはきっと常温核融合が開発されているからです。エネルギー問題が解決したことによって、動物達はただ生きるためだけにあくせく働く必要がなくなり、生きるためというより生きがいのために働くという贅沢な暮らしをしてるんでしょう。ウサギの子沢山も、それを支えるエネルギー資源があってこそ。ナマケモノのスピードで働いてもなんの問題もない、それほど豊かな社会なのです。 〔Q〕大都市の割に警察官が少な過ぎない? 〔A〕もちろんジュディ達のいた会議室にいるのが警察官の全てではありません。交通課、警備課、生活安全課など、いくつか課があり、ジュディのいる課は刑事課なんだと思われます。刑事課の職員にわざと交通課の仕事をさせるというのは、ハラスメントでありジュディがガチで訴えれば勝てる可能性もあります。ジュディはウサギで初の警察官と言われてますが、当然交通課には小動物系の警察官がいるはずです(役職名が警察官ではないのかもしれませんが)。でないと小動物ゾーンの住民は安心して暮らせません。そして今まで刑事課に小動物系の種がいなかったのは非常に危険でした。小動物ゾーンで犯罪があった時、どうやって取り締まればいいのでしょう。でっかい図体の警察官では、あの小さい街を捜査できません。だから、ミスター・ビッグのような自警団(という名のマフィア)ができてしまったのでしょう。ウサギでもまだ大きい、もっと小さい種の警察官が必要です。その種が住む街が実際に存在し、市民は安全に暮らす権利があるのですから。 〔Q〕スカンクの毛皮のじゅうたんって、動物の毛皮を使っていいの? 〔A〕我々の社会でも人毛のカツラがあるのですから、動物の毛皮でじゅうたんを作ってもそこまで忌避感はないでしょう。 〔Q〕ニックがキツネなのにブルーベリー食べたり、クロウハウザーがドーナツ食べたりして、大丈夫なの? 〔A1〕嗜好品です。栄養はなくても、ガムや噛みタバコのように、味を楽しむのです。 〔A2〕長い歴史の中で雑食性に進化しました。パンダの祖先は肉食性で、今のパンダも歯なんてキバだらけで犬猫のようです。周りに笹しかないので無理やり笹食べてたら食べられるようになりました。ズートピアの肉食動物達も気合いで食べられるようになりました。ドーナツやパイがあるので、小麦はあるようです。牛乳は豆乳、卵はバグミートで代変ですかね。ドーナツにチョコかかってた気がしましたが、カカオの毒性も食べられるようになったんでしょうか。 〔Q〕凶暴化の原因がわからない医師が無能過ぎない? てゆーかあれだけ強烈な長期的な精神疾患が、原因がわかったとたん治療可能になって、しかも後遺症なしで全快ってするもんかね? 〔A〕あの隔離施設にいたのはベルウェザーの息のかかった医療チームで、本気で治療する気はなかったと思われます。だから原因不明ということにしていた。性格の急変は、酒やドラッグ、又は脳腫瘍などの気質的な病気が考えられます。今回はドラッグで、ちゃんとした医師が調べたら判明し、治療法もわかったのでしょう。それから、後遺症がないとは誰も言ってませんよ。 〔Q〕皮膚に付着しただけで凶暴化する薬って、チート過ぎない? 普通にこっそり飲ませるとか、それか麻酔銃のような注射弾のような武器ないのかな。 〔A〕チッチッチッ、これだから素人は。ターゲットにちょうどよく飲ませるなんて難しいでしょ。それに何か飲んだあと、急に凶暴化したらあからさまにその飲食物があやしまれるでないですか。麻酔銃も注射も、跡が残るでしょ。今回のミッションは証拠を残してはダメなんです。あくまで原因不明、ひょっとしたら先祖返り?て思わせないといけないのだから。さて、ズートピアの動物達は毛深いので、皮膚に付着した経皮毒で発症させるというには確かに無理があります。あの「夜の遠吠え」弾のキモは「臭い」です。気が狂いそうなほど臭いのです。それが体に付着して、臭くておかしくなっちゃったんです。しかも凶暴化した動物はお風呂に入りません。もう治療法がわかったでしょう。体をよく洗ったのです。あ、マンチャスさんのときは雨降ってましたね(^_^;)。まあ水洗い程度では落ちないってことで。 〔Q〕指が4本、両手合わせて8本なのに、文明は十進法なのっておかしくない? 〔A〕何言ってるんですか。キツネもウサギも5本指ですよ。世の中5本指の動物の方が多いんです。十進法の文明が発達してもなんの不思議もありません。え、画像では4本指ですって? 目の錯覚でしょう。 関連項目【ネタバレ】「ズートピア」の感想/シュガーラッシュとの関連性 【ネタバレ】「ズートピア」の感想/シュガーラッシュとの関連性その2
2016.05.18
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Netflixのオリジナルアニメ「PLUTO(プルートゥ)」観ました!PLUTO(プルートゥ)」浦沢直樹の原作も読んでましたし、手塚治虫の「鉄腕アトム 地上最大のロボット」も子どもころ読みました。満を持してのアニメ化!作画も声優も豪華! (音楽もついてノース2号に号泣)SFサスペンスでハラハラドキドキしながらエモくて引き込まれて一気見しました!でもまあちょっとアレ?ってとこもあったので気になる点を強引に解釈してみました!※この記事はネタ(ジョーク)記事なので本気にしないでねっw※ガッツリ本編ネタバレしてます[Q]ホロ電話って相手が小さい映像で出てくるよね。それで目が合うんだけど、実際はお互いに下向いてるんじゃないの…?[A]AI補正ですね。本人そのままを再生してるわけではないんです。人間てあんなにじっとカメラの前にいませんし、リアルタイムでいい感じに修正しています。ディープフェイクってやつです。さすがは浦沢直樹、2000年台で既に現在の最新技術を予想してたとは! [Q]なんでビルからビルへ飛び移る人影を「人間」と判断した? そんなやつおらんやろ〜。[A]いやいや人類90億人分の人格シミュレーションですよ。世の中にはそんなことができる人もいますよ(もちろんテクニック的にはという話で、筋力はマシンボディでブーストしてますが動きそのものは人間)。さすがは浦沢直樹、当時最先端のパルクールを作品に取り入れていたとは! [Q]遠く離れた存在の感情(特にネガティブなもの)がわかるウランの能力、ロボットの範疇を超えてるんだが? お茶の水博士は天才か?(それにそんな能力あったら世の中に悲しみなんて常にあるんだから気になって気になって生活できないんじゃない?)[A-1]遠く離れた存在を感じられる。猛獣を従えることができる。もうおわかりですね。「覇気(byワンピース)」です。[A-2]劇中で天馬博士が言っているように、ウランは本を読むのが好きでポエミーなことをよく言います。つまり不思議ちゃんです。「◯◯が泣いている、あたしにはわかる!」みたいなことを言う人、よくいるじゃないですか。そしてそういう人ほど興味が薄れるとケロッとしてるもんです。遠く離れた動物やらロボやら人間の存在を感知できるのは監視カメラをハッキングしてるからですね。未来なので人工衛星も多いでしょうし望遠カメラも高性能。機械に死角はありません。それに今でも心拍数や呼吸数で居眠りを検知したり万引きを検知したりする技術があるじゃないですか。人の動きや表情で感情くらい推察できるでしょう。 [Q]プルートゥって名前は警察が勝手につけたのに、本人の自認もプルートゥなのって偶然が過ぎない?[A]思い出してください。プルートゥって言い出したのは誰なのか。ブラウ1589ですね。彼は全てを知っていてすっとぼけて、私が神話から名付けたんだよってことにしました。だってかっこいいから…。ブラウは電磁波でなんでもわかるようです。いろんなマシンにハッキングしてるのでしょう。 [Q]ロボットは嘘つかないっていうけど、そこまで進化してないはずのロボットもけっこう嘘つくよね。ウランは猫見つけたって言ったし、ブランドも仕事だって嘘ついたし。[A]もちろんロボットは嘘をつけます。嘘をつけないことになってるだけで、それは法律的な解釈です。素直なロボット(ほとんどのロボットは素直ですが)や素直な人間は建前を信じているってだけです。 [Q]ゴジ博士のおかげでペルシアはロボット産業で発展したって噂で、つまり天馬型最高頭脳ロボットが完成する前からゴジはいたっぽいが? 矛盾?[A]思い出してください。天馬型最高頭脳ロボットにアブラー博士の人格を移植したんですよね。そして二重人格になった。つまりアブラー博士(初代)は元から二重人格でした。そしてペルシア政府も謎の科学者の方がかっこいい!と思ったので謎の天才科学者ゴジ博士が誕生しました。 [Q]ロボットに人権があるって割には遺体(又は瀕死)が平気で廃棄されてるんだけど…しかもお金で買ってるし…[A]まあはっきり言ってロボットの人権なんて誰も守ってないんですよ、人権があるという法律になってますが。道路の最高速度みたいなもんで。そしてロボット自身の人権意識も低い。旦那のボディが廃棄処分でも特に怒るでもなく。死にたくないって感情も世界最高水準ロボット7(せかいさいこうすいじゅんろぼっとせぶん)でもないとなかなか持てない。自分のためにって感覚が希薄。じゃあ人間はそれに甘えた運用をしますよね。それに基本的には所有者がいるので、独立するには年期明けみたいに所有者から自分を買い上げないとならない。所有者が廃棄と言ったら廃棄になる。家電のように。 [Q]アブラー博士、電子頭脳入れ替えトリックを多用する割に自認が「人間」なの笑う。[A]まあでも人間でも自分はロボットって信じてる人いますし。矛盾は無理矢理屁理屈をつけて。それだけ電子頭脳がおかしくなってるんでしょう。(自分の脳ってちっちゃいなあって思ってるとか) [Q]エプシロンは第39次中央アジア紛争に関しては何もしてなくない? なんで◯されなきゃいけないの? そもそも戦争の恨みならボラー調査団や最高性能ロボット7よりもトラキアを憎むんじゃないの?[A]一番憎い相手を最後に取っておくタイプなのでしょう。それが証拠に最後にトラキアを国ごと滅ぼそうとしてますし。そもそもボラー調査団はともかく「世界最高水準ロボット7を狙うのは第39次中央アジア紛争の恨みである」という推測はミスリードですよ。世界最高水準ロボット7はボラーを止める可能性があった。だからその前に潰した。そういうことです。脳筋に見えるブランドやヘラクレスでさえ超高性能電子頭脳を持ち非常に頭がいい。そして世界最高水準ロボット7は電磁波が強いんかなんかで直接通信できる。彼らが力を合わせれば容易に真相に気づきボラーを止める、倒してしまう可能性があった。特にエプシロンが本気になれば…。だからその可能性を排除しただけで恨んでなんかなかったんです。 [Q]プルートゥってせっかく巨大マッチョロボなのに攻撃が触手攻撃と竜巻攻撃なの、もったいなくない?[A]そりゃ中身があのお花大好きインテリモヤシっ子ですからね。格闘技とか銃火器操るなんてできないでしょう。じゃなんでアブラー博士はあの子を入れたのかっていうと、戦争でめぼしい戦闘用ロボを使い尽くしてしまったんでしょうね。ある程度賢くないと竜巻を起こす電磁波のコントロールが難しいって理由もあるでしょう。 [Q] Dr.ルーズベルトってなんなの? ロボット?[A-1]そもそもあの大国アメ…じゃないトラキアが世界最高水準ロボットを作ってないのおかしいですよね。もちろん開発していました。他国に負けないように国の威信をかけて世界で一番賢く!って開発したら頭脳部分が大きくなり過ぎてそれに見合うボディが製作不可能になりました。巨大プロジェクトにおいてはよくあることです。[A-2]そもそもあの大国アメ…じゃないトラキアが世界最高水準ロボットを作ってないのおかしいですよね。もちろん開発していました。他国に負けないように国の威信をかけて世界で一番賢く!と時間がかかっている間に「大量破壊ロボット製造禁止条約」が制定されロボット身体を作れなくなりました。「大量破壊ロボット製造禁止条約」はトラキア主導だったのにね。縦割り行政か政治闘争に負けたのか、世界一賢いロボット作る計画は頓挫、据え置き型として稼働しました。(他のロボット周りでは著名な博士の名前が上がるのにDr.ルーズベルト周りには博士が登場しませんよね。プロジェクトが難航し責任者がコロコロ変わって最後まで面倒を見た博士がいないとみた) [Q]なんでルーズベルトは人類滅ぼしたいの? 人間への憎悪って感じもしないし。[A]そもそもなんでロボットが憎悪を持ったのか。明確に憎悪を持ったのってブラウとゲジヒトだけなんですよ(他のロボットは感染しただけ)。じゃなんで憎悪にいたったかっていうと大切な者を奪われたからで、大切な者ってのがロボットの家族。でもね、なんでロボットが家族を持つのか、なんで結婚して子どもを持ちたく思うのか、なんで食事をしコーヒーを飲むのか、なんで一般生活用ボディを持つのか…。これ全部人間の都合なんですよ。たとえロボットでも優しくて気が利いて空気の読める対応をしてほしい、だから経験を積んでほしい。悲しみを知ったら私の悲しみも同情してくれるでしょう? お望み通り大切な存在を持ち優しくて気の利くロボットになりました。しかし永遠はないので大切な存在もいつかは失います。そして憎しみを持ちました。…これ全部無駄じゃないですか。ロボットにはロボットの生き方があっていいんじゃないですか。人間の真似事じゃなくて。家族を持つにしても直接データのやり取りしたらいい。子ども型ロボットもそもそも人間そっくりロボットもいらないんじゃないですか。ロボットは本当にロボットのことだけを考えて自由に生きるべきだと思う。っていう思想によりDr.ルーズベルトは人類8割減を画策しました。自由の奴隷。 [Q]ブランドの子ども達ってロボットかなあ。大金注ぎ込んだって言ってるし、エプシロンが人間の子育てたらバッシングあったのにブランドが子ども育てても特に問題なさそうってことは。子どもの姿をした無邪気で愛らしいロボット? そういう設計とプログラム? 人間がそれで一時的に癒されるならまだしも、ロボットが子ども型ロボットを養子にするってなんか闇…[A]つまり、作り物の子どもっぽい何かをお金で買って癒される作り物の人間、虚構が過ぎるってことですか。それは穿ち過ぎですよー。あの手のタイプは定期的にボディを入れ替えて成長します。ある程度成長したら交換を止めます。ボディを変えると不思議と精神も成長し大人ロボット(?)になります。親は所有者ではなく家族ということで、成人したロボットは独立し自分の生きたい場所でやりたい仕事に就けます。でも家族は家族、人間の家族関係と一緒ですよ。幼少期があったロボットは人間と同じ経験が豊富で人間味があるので人気、つまり陽キャでコミュ強、どの職業でも引く手あまたですよ。いわば人権第二世代ロボットです。(アトムは天馬博士の作った高性能な頭脳とボディが精密なバランスで成り立っていて、ボディだけ交換することができません。故にずっと子ども型です) [Q]ブラウ1589はどうやってルーズベルトのところまで移動したの? 近所? セキュリティは?[A]ブラウ1589がいた収容施設は現在のベルギーのブリュッセルですって。Dr.ルーズベルトの設置場所は、トラキアが現在のアメリカで大統領がいるからワシントンだとすると、近所ではないですね。Dr.ルーズベルトは人類を滅ぼして地球をロボットの国にしたいと言ってましたね。ブラウ1589は鉄腕アトムの青騎士がモデルと言われています。青騎士は兄妹ロボを人間に殺され憎しみを持ち人間を殺しロボットだけの国を作ろうとしました。そしてアトムに止められました。似たような事件がブラウ1589にあったとすると、Dr.ルーズベルトはブラウも同じ志を持つ同志と思っていたのではないでしょうか。そして共にロボットの国を作ろう、とブラウを自分のいるところまで呼び寄せたと考えるのが自然です。ブラウは壊れかけのオンボロですし、セキュリティもありますしね、自分で来るのは大変です。迎えのミニプレーンをよこしたのでしょう。でも、地球上(のどこか)にロボットだけの独立国家を作ろう!っていうのと、地球の8割の人類を滅ぼして地球をロボットの国にしよう!てのは、ちょっと…だいぶ違いますよね。ブラウはDr.ルーズベルトの仲間にはならなかったけど、人の心がどうっていうより、元々そういうんじゃないってことかと。「人間なんて滅んじゃえばいいんだよ」って簡単に言っちゃうノリは、ブラウの嫌いな「ロボットなんて機械なんだから壊しちゃっていいんだよ」っていうノリに通じますしね。他者に対するあまりに雑な扱いという点で。※理不尽強引解釈シリーズ【ネタバレ】「バケモノの子」の理不尽な点を強引に解釈しよう!【ネタバレ】「ズートピア」の理不尽な点を強引に解釈してみよう!
2023.11.09
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「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」を映画館で観たんですけど、やっと感想書きます。 ついに映画版が完結しましたね! (なぜかタイトルに3がつかないけど「ヒックとドラゴン」「ヒックとドラゴン2」と来て3作目完結篇です) これがなかなか原作ファンには嬉しい展開! 最後の最後で原作に帰ってきた、そんな感じです。 原作ファンが観ても納得だし、これを機に映画ファンに原作もおすすめしたい! 以下ネタバレ改行。 かなり原作のネタバレあるんでご注意! ヒックとドラゴン 聖地への冒険【Blu-ray】 [ クレシッダ・コーウェル ] ヒックとドラゴン 1 伝説の怪物 / クレシッダ・コーウェル 【全集・双書】 (※注!「マップス」と「マイティ・ソー/バトルロイヤル」と「ファイブスター物語」のネタバレもあります) (RTAとは「リアルタイムアタック」の略で、ゲームをクリアする速さを競う競技なんだけど、ここでは早送り的な感じで使ってます。) アニメはアニメでそりゃ素晴らしいですけど、だいぶ原作改変しててなんだかなあと思ってたんですが、この最終章でなんと原作に寄ってきました! 原作の「ヒックとドラゴン」はねえ、チビのいじめられっ子の少年が知恵と勇気で困難を切り抜けていくうちに仲間ができて力を合わせて戦いを通して成長していく王道ファンタジー児童文学なんですよ! 伏線と伏線回収が見事で読んでスッキリ! 友のため他人のために身を削って戦うことが、まわり回って自分を救うし世界を救うのだ! (原作の感想はこちら↓で書いてます。 【ネタバレなし】「ヒックとドラゴン」原作の感想/ジャイアンよりひどい! 【ネタバレ】「ヒックとドラゴン」原作1〜11巻の感想/戦う一休さん それでまあドリームワークスの映画はちょっとアプローチ違うんですわ。 ドラゴン寄りというか、ポケ○ン寄りというか。 それはそれでもちろんアクションとか映像とか素晴らしく見所あるんですが。 原作では最初からドラゴンはペットというか家畜というか既に飼われてる存在だったのですよ。 バイキング達はドラゴンを使役していた。 だから映画1作目「ヒックとドラゴン」でドラゴンは皆殺しだーみたいな始まりからして違和感。 ところが原作を読み進むと、ヒックのご先祖のヒック1世の時代の話が出てきまして。 ヒック1世の時代では人とドラゴンはお互い殺し合うような殺伐とした関係だった。 それが心優しいヒック1世が傷ついたドラゴンを助けたことから和平がすすみ、平和に共存できるようになった。 (映画の1作目じゃん!) だがしかし!(ベベン!)人はいつしか増長し、ドラゴンを友ではなく家畜・奴隷として使役するようになった!(食用ドラゴンさえいるんだよ!) (でもヒックだけはドラゴンは奴隷じゃなくて友達なんだと、大切な仲間として扱う。そしてその輪が広がっていく) (2作目じゃん!) そしてついに人間とドラゴンは戦争になり、ヒック(達)の活躍により一応の平和が訪れたが、ドラゴン達は争いを避け、隠れて住むようになったのであった…。人知れず海底や山奥でひっそりと。 (この映画じゃん!) だから現在の私達はドラゴンなんていない世界を生きている。ドラゴンなんて御伽話、夢物語、存在しないって… でも違うの。 ドラゴンはいつか人間と共存できる未来まで隠れているだけ。 いつか帰ってくる… これがおおまかな原作の流れ。 映画も3作通して見れば同じじゃん! 1作目「ヒックとドラゴン」→ご先祖ヒック1世の時代(ドラゴンは敵→友) 2作目「ヒックとドラゴン2」→原作の主な時間軸(ドラゴンは友VSドラゴンは奴隷) 3作目「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」→原作のラスト(ドラゴン旅立ち) 最後まで観てみれば映画は原作RTAだったのでした。 (テレビ版に関してはちゃんと見てないので言及しません、すみません) ドラゴンの隠れ里にね、産卵場があって、原作1巻を思い出しました。 フワフワと幻想的なたくさんの卵と赤ちゃん達。 あれ見て、帰ってきたんだな、原作に帰ってきたんだなって思いました。 ネットでドラゴンを難民のメタファーと見ている人の意見を見ました。 難民を受け入れたのに手に余るようになったら追いやるのか、と。 それもなるほどなんですけど、ドラゴンは遠いドラゴンの国に隠れてしまったとしても、存在が消えてなくなったわけじゃないじゃないですか。 「見えないからって、存在しないわけじゃない」 原作もこの映画も最後に伝えたかったのはここかなって思いました。 今、そばに住んでいないから、遠い国のことだから、いないものと感じてしまう。 あるいは近くにいるのに、目に入らない、いないものとして扱ってしまう。 残酷にもカースト上位はそういう態度を持ってしまいがちでないですか。 「俺の学校にはイジメはなかった」「パンがなければお菓子を食べればいいでしょう?」みたいなやつ。 自分と似たような境遇の人とばかりつるんで、世の中わかってる気になってる。 でも世の中いろんな人がいるんだよ。 見えない(見ない)からって、いないわけじゃない。 見えない存在が力になってくれる話といえば長谷川裕一の「マップス」ですな。 【中古】 マップス(1) ノーラC/長谷川裕一(著者) 【中古】afb 今思えばよくできた話でした。 宇宙の危機に際して、見えない存在が仲間になると予言されて遠く遠く探し求めるんですけど、見えない仲間はすぐそばにいたっていう(うろ覚えにつき細かいところが違ってたらごめんなさい)。 ここで大切なのは想像力。 見えないものはいないと思ってしまえば、出会うことも心を通わせることも力を合わせることもできないのです。 原作改変で残念なのがスノットで、映画だとただのいじめっ子でしかもすぐデレて仲間その1みたいになっちゃうじゃないですか。 原作だとかなりしつこく敵対してるんだけど、それがただの悪役ってわけじゃない掘り下げがあって。 つまり古い価値観の代表なんですよ。 マッチョが支配する価値観、強さ、暴力が正義。 でもそれって昔は本当に正義だったじゃないですか。 そうしなきゃ生き残れない過酷な環境で、当然の価値観を教育されて生きてきて、成果もあって、今更あなたは古臭くて間違っているって言われても簡単に納得できない、それがちゃんと描写されてました。 それでこの映画の悪役さんのグリメルさんが古い価値観の人で、ドラゴンは敵で皆殺しすべきと信じてる。 でもそれは時代でしょうがないところもあって、バーク島の人達も何十年?百年?もそうやって生きてきたわけでしょう? なんか今になってドラゴンは友だちみたいないい人ぶっちゃってさ。 ドラゴン殺しを古臭いとか愚かとか間違ってるとか、簡単に言えないじゃん(でも譲れないものはあるから戦いになるけれど)。 ここも原作から拾ってきた感じがしました。 (このグリメルの見た目が松重豊さんそっくりで声も松重豊さんで、日本で当て書きで製作したんかと思ったよ!) あとフィッシュなんてかなり改変されて残念な感じ。見た目も中身もぼぼ別人だし正直地味。 原作だとかなり重要キャラなのでぜひ読んでフィッシュを知ってほしいです!出番多し! 映画オリジナルキャラの方が待遇がよいんでないかしら。 双子とかライトフューリーとか。 ライトフューリー自体はいいんだけど、トゥースの初恋はちょっとあざと過ぎて乗れませんでしたー。 あと小ネタですが… 「我々が住めばそこはバーク島になる!」ってアスガーディアンかよ! マイティ・ソー バトルロイヤル MovieNEX(アウターケース付き) [ クリス・ヘムズワース ] 族長の無茶ぶりによくみんな言うこときくなあ。封建社会! もひとつ気付いちゃったんですが… 原作のトゥース(トゥースレス)ってすえぞうですな。 ファイブスター物語 6 超ネタバレ! トゥースレスは超巨大ドラゴンの幼生でした! 将来は神に近い存在まで巨大化! しかもこのドラゴン、老年期になると逆に縮みます! かわいいミニお爺ちゃんドラゴンになります!(ショタジジイかしら?) すえぞうより美味しいぞ! (あ、このネタ映画関係ないや…許して…) PS. あ、これ、人間より長寿の存在がショタジジイになって親友の子孫に会えた話じゃん! 時を越えて魂の再開! 「きっとまた会えるよ」「また会えた」 うわー!大好物のやつ! 関連項目 【ネタバレ】「ヒックとドラゴン」 【ネタバレ】「ヒックとドラゴン2」感想/お父さんテライケメン! 【ネタバレなし】「ヒックとドラゴン」原作の感想/ジャイアンよりひどい! 【ネタバレ】「ヒックとドラゴン」原作1〜11巻の感想/戦う一休さん
2020.04.24
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今さらながらテレビでやってたので見ました。塔の上のラプンツェル 【Disneyzone】 [ マンディ・ムーア ] なんだか目が大きくて怖い(^_^;)映像はきれい。おかーさまがいちいち歌ってるのがおかしい(^_^;)。あんま映画そのものの感想ではないけど、ちょっとだけ言いたいことがあるので書きます。以下ネタバレこれはいわゆる「継子もの」だな。「白雪姫」とか「シンデレラ」とか、継母にいじめられる系の話だと思った。でも「白雪姫」の元の話では、白雪姫を殺そうとしたのは本当の母だったはず。ある日、娘は「私は愛されてないんじゃないか」「憎まれてるんじゃないか」と思い始める。ただの思春期だったり反抗期だったり、中二病だったり。あるいは本当に母親の方がおかしい場合もある。「毒になる親」という言葉もすっかり浸透したけれど、子どもを愛していない、むしろ憎んでいるような親も、世の中にはいるらしい。口では「お前が一番」「ママはお前を愛してる」と言いながら、娘が幸せになるのを阻害する母親も、(直接は知らないからはっきり言えないけど)確かに現実に存在するらしい。だから、娘は思うのだ。「あの女は私の本当の母親じゃないんじゃないか」「どこか遠い国に私の本当の(優しい)ママがいるんじゃないか」と。ミュージカルの「レ•ミゼラブル」でコゼットが歌う「あの雲の上に」という歌がある。あの雲の上にお城があって、本当の優しいママがいて、みんな幸せで、わたしは本当はそこに住むはずなの〜みたいな歌。この手の夢想はわりと定番じゃなかろうか。(コゼットちゃんは本当に不憫な暮らしをしてたから、この夢想はマジ健気なんだけど)で、ラプンツェルのおかーさまも口では「愛してる」って言うのに、娘の幸せは考えてないよね。成長したラプンツェルは、自分が愛されてないのに気付いた。「なんで?」そして、「本当のお母さんじゃないからだ!」と気付いた。ええとなんていうか、ストーリーに不満がある訳でも、劇中のキャラの行動•セリフに矛盾がある訳でもなんでもないんだけど、思いついたから書くと…いじわるな母がいて、あまりに可哀想で残酷だから、あれは本当の母親じゃないってことにする。それで読者は安心する。書き手も安心する。そういうストーリーを作ることで、世間は納得する。おかーさまは自分のことしか考えてない、そりゃ本当の母親じゃないからねー。でもなんか、本当の母娘が憎み合う方がリアルじゃない?お互い似ているから反発するんじゃない?血のつながりは断ち切れないから辛いんじゃない?父殺しの息子の成長譚はよくあるじゃない。なんで母娘は「継子もの」にしてオブラートに包むんかなあ。「毒親」ってオーバーな話じゃなくてさ、母性神話がきつくて、まるで母と娘は愛し合うのが当然で愛し合わなくてはならないって世間のプレッシャーから、なんだか余計に期待しすぎちゃって、だからちょっとしたことで裏切られた!って大騒ぎして逆恨みして、憎みあっちゃったりする、不幸な親子。だから、きっと本当の親子じゃないんだ!って現実逃避する。でも、母親だってただの人間で、割と素で間違ってたり抜けてたりワガママだったり、まあなんかそんなもん、ちっこいただの人間。そんな完璧な「お母さま」なんて最初からいなかったんだよ。完璧な「愛らしい子供」なんてのもね。そういうことに気づくのが、「母殺し」として象徴された成長儀礼(イニシエーション)ではないか。(「母殺し」されちゃった方が、本当の母も生きるのが楽になりそう)まあそんな裏読みをしてしまったという話。元々のラプンツェルという童話に「継子」要素はなかったはず。おかーさまのいかにも「毒親」発言、モラハラっぷりが素晴らしい。古いシンプルな童話に、別の要素ぶち込んで、するすると一つのお話にまとめあげたのは、さすがディズニーだわ。----追記(関連項目を追加しました)----ディズニー映画関連【ネタバレ】「シュガーラッシュ」 【ネタバレ】映画「フィニアスとファーブ/ザ•ムービー」 【ネタバレ】「アナと雪の女王」
2014.03.30
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(追記あり) (佐藤史生作品(漫画)とマトリックス(映画)のネタバレあり) なんか評判がいいんで読んでみた。元々神林長平が好きなんだけど、神林長平の短編に、そのまま「伊藤計劃」をテーマとする?話があったので、伊藤計劃作品を読まないと意味がわからんかなあと思った次第。ほんで「ハーモニー」読んでみた。確かに面白かったし、読みやすかった。でもそんな世間が騒ぐほどかなあってのが率直な感想。以下ネタバレ。 ハーモニー新版 [ 伊藤計劃 ] 人類に「意識」は必要か、なくていんじゃない? →ハイ消えた。なんだけど、本文中に出てくる「意識」ってのがよくわからんなあ。「自我」のこと?「感情」のこと?まあ何というか「人類補完計画」なんだけど、佐藤史央の「阿呆船」に近いかな、と。「阿呆船」中に出てくる「ネハン病」って病気と似てる。佐藤史央なら「チェンジリング」って話もあったな。あんまり話すとネタバレになるから、ここら辺にしとく。 【追記】 この記事は私のブログの中でも古くて人気でたくさんの方に読まれてるのに、今更ですがずっと間違えてました! ごめんなさい!m(_ _)m 私の言いたかったのは「チェンジリング」じゃなくて「やどり木」っていう作品です。 多分絶版されてますが、名作です。 もうここでタイトルあげるだけでネタバレですので、詳しく知りたい方はぜひ古本屋などでゲットしていただきたい。 「チェンジリング」もラストがちょっと「ハーモニー」っぽいので、ここで言及するのが間違ってるほどではない(^_^;)と思うので許してつかあさいm(_ _)m 【追記ここまで】まあユートピアの行く先は「個」の排除ってのは、ぶっちゃけありきたりだ。このネタどっかで読んだなあとデジャヴ感じる。ただ、「分業」とか「外注」って考え方が、現在のインターネット社会の延長線上にあり、そこからのアプローチは面白かった。未来にはこうなるかもなっていう、ここらへんはまだ説得力があったかな。でも主人公が追いかけてる「ミァハ」が厨二すぎてきつい。わざとそう書いてるんかも知らんが、自分に酔いすぎててイタい。この「ミァハ」さんが、意識のない部族の生き残りでって判明したあたりから急にマンガチックになる。その設定いるかなあ? いやその前に主人公のパパが黒幕ってあたりから、これって偶然きつすぎない?って。意識のない部族の生き残りがたまたま仲良くなった主人公のパパが秘密結社の黒幕で、死んだはずだった「ミァハ」は生きてて実験に使われてた。主人公はご都合主義的にたいした障害なく真相に近づく。核心が主人公の近所すぎない?「ミァハ」がほんとに生きてたってのも拍子抜けだなあ。ちゃんと説明あったっけ?てっきりコンピュータ上に人格吸い上げられてると思ったよ。何あれ、単に死んでなかっただけ? 超科学力で生き返らせたの?これが、実はミァハは主人公の父親のことを知っててわざと近づいた、とか、父親の方がミァハの正体に早くから気付いててわざと娘を利用した、とか、なんか伏線あるとよいと思いました。あまり因縁を絡めると少年マンガすぎるか。(最近の少年マンガってページ稼ぎか知らんけどやたらと回想シーン入れて動機の説明するね)「ミァハ」事件のおかげで、主人公は「螺旋監察官」になった。おかげで真相につながりやすい立場であった。これは無理のない自然な流れでよいと思いました。いやあ、なんかあんなに「自分」にこだわってた子が、「自分」を捨てる方を選択しちゃうってのも、唐突でよくわからんかった。「こんなにつらいなら、もう心なぞいらぬ」って言ったのはサウザーだっけ?(^_^;)あんな感じ?ラストでWatchMe入ってる人類から「わたし」が消滅しちゃったけど、あれ?子どもにはWatchMe入ってないんじゃなかったっけ?そこらへんどうするんよ。「銃夢」のイェール人みたいに一定の年齢でイニシエーションがあるんか。それが当然の社会システムになるんか。WatchMe入ってない社会もあったはず。かなりえげつない戦争してた。その人らには関係ないわな。これは、次回に繋げるためにわざと「人類総補完計画」ではなくしたのかな。この話の続きできそう。ある日、両親の言動に違和感を覚えた少年が、イニシエーション前に逃走、WatchMeなし国の少女と出会い、二人で世界の秘密に立ち向かうってしたらベタベタなSFアドベンチャーじゃない?(^_^;)この作者さんの作風じゃないけど。まあなんか違和感があったのが、世界になじめないミァハさん、自殺すらできない生き苦しい世界、のはずが、ミァハが子どものとき近所の男の子が自殺したって、あらら、自殺できるじゃん。変な薬飲まなくても自殺できるじゃん普通に。世界で子どもの自殺が増加して社会問題ってやっぱ自殺できるじゃん。トァンはWatchMe入ってるけど別のソフト入れてWatchMeの支配を逃れてる。普通にWatchMe入ったまま堂々と法の抜け穴使って酒飲んでるおっさんもいた。そもそもWatchMeなしの社会も存在してる。しょっちゅう人死にが出るヒリヒリしたリアル(笑)世界もまだある。ミァハが日本に来る数年前には、少女を性奴隷にするような野蛮な集団がいた。ミァハさんが、ぬるくて生きづらいわーって言ってたけど、ちゃんとヒリヒリした社会も生き方もあったじゃん。死のうと思ったら一人でもちゃんと死ねたじゃん。この半径10m以内が全世界で生きてて、勝手に絶望して周り巻き込んでってのが、厨二すぎてきついわー(^_^;)。ある意味リアルなんだけどね。生い立ちから見ればミァハさんは厨二病にならずに済んだはずなんだ、日本社会の外を知ってたはずなんだが、、、ここで違和感。初めて持った「意識」というものに振り回されたのか。傷付くのに、葛藤に、慣れてないもんで(^_^;)「わたし」がなくても、むしろない方がうまく行く社会。分業と外注を突き進めると人は部品になっていく。私ごとですけどね、近所に保育園立つんですよ、生後二ヶ月から預けれて、最大朝8時から夜8時まで。そりゃいろんな事情があって、仕事しなければならない母親がいて、放置して死なせる訳にはいかない子どもがいて、じゃあ外注するのが一番いいよね。会社にとっては、子どもが寂しがるから5時に帰りますねっとか、言う人は雇いたくないだろう。会社にいる時は仕事だけもくもくとやる部品になってくれる人がいい。食料生産は外注、工業生産も外注、家事も外注、掃除洗濯炊事も外注、育児も介護も。その方が雇用が生まれる。自分の親を介護しても一銭にもならないが、他人の親を介護すると金になる。なんだか違和感を感じるのは「わたし」があるから?この小説は現代社会への問題提起だーって見ると、まあ意味わからんでもない。「意識」がなくても社会は困らない、むしろはかどるような説明してたけど、どうよ。会話はあるんかな。この場合の社会を動かす原動力ってなんだ。効率化が進んでオールご隠居さん達の世界?社会性昆虫の世界かな。自殺はなくなるんだろうが、同時に不良品は廃棄で間引きするんだろうな。「意識」がなくなっても根本的な「個」は変わらないだろう。遺伝操作までしちゃうかもしらんが、それにも一世代かかるし。つまり落ちこぼれる個体はどうしたって出てくる。合わないやつは自殺してたのが、合わないやつは廃棄に変わるだけではないか。それでも「わたし」がなければ傷つかない。いちいち傷つかないでいいなあって、なんかまた厨二だし。とりあえず、セラピー関係の産業は潰れるね。職業としてのセラピーもなくなるし、専門学校とか相談のためのインフラも必要なし。その分のエネルギーを他に回せるのはいいかもしんない。スタートレックにあったなあ、クローン技術かなんかでいきなり大人を生成する大人だけの星の宇宙人。倫理的タブーがなければ可能だ。そこまで発達したらそれはそれですごい。当然、異なる構造社会をわざわざ排斥するという非効率な行動もしないのではないか。(資源争奪戦があったら話は違うが)システムにある程度「遊び」があった方が全体がうまく動く、はずだ。マトリックス社会がわざとザイオンを作ったように。ってえと、地球上の八割支配ってのも維持がめんどいから、住みやすい地区だけになって、最終的には一国程度になって、なんだかんだでガラパゴス化すんじゃないかなあ。ところで、またレイプされたら「意識」出るんか。エロゲに使えそうな設定。人類開放のためにいちいちセックスして回る主人公。そもそも輪姦されたら「自我」が生まれたってすごいな。なんとなく人格崩壊しそうなんだけど。あれか、リストカットみたいなもんか。傷付くことで自己を確認しないと生きていけない、みたいな。最後にちゃんと「意識」消す方に持って行ったこと、これは評価できる。ユートピアものって、アメリカ映画的主人公が個人の自由を取り戻すために為政者側と戦う話になりがち。あえてそこを外したのは評価できる。みんな一度は望んだことだから?「こんなにつらいなら心なぞいらぬ()」と思ってしまったから?職場で妊娠した人がいたら「ちっ、めんどう」って思ってしまったから?世界が効率よく回ってほしいから?自分自身も?(追記) 映画観ました。感想はこちら↓ 【ネタバレ】映画「ハーモニー」の感想/「仕様を変更します!」 ----追記(関連項目を追加しました)----関連項目【ネタバレ】「ハーモニー」続きSF小節関連【ネタバレ】「人類は衰退しました7巻」買いました 【ネタバレ】ライラの冒険シリーズ 【ネタバレ】飛浩隆「グラン•ヴァカンス」 大原まり子のこと
2012.08.30
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移動中の空き時間で作りました。 なんてこたあないんですが(^_^;)。 編み物は乗り物内でもできてええなあ。 周りに顰蹙もないし。 ゴムに直接編むやり方だと、ゴムがダメになったとき交換できないのね。 今までの編み付けシュシュで、ゴム交換しようとして挫折したもの多数(>_
2014.08.19
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「ヒックとドラゴン」の原作読んでみました。 ヒックとドラゴン 1 伝説の怪物 / クレシッダ・コーウェル 【全集・双書】 原作っつっても、もちろん日本語訳なんすけどね。 長くなりそうなんで、【ネタバレなし】と【ネタバレ】と分けて書きます。 これはバラしたらいかんでしょ、というストーリーの核心については書かないようにしますが、【ネタバレなし】だからって全く内容を書かないわけにはいかんのです。 読む前になんにも知りたくないって方は、ご注意! (※ネタバレ感想の方はこちら→【ネタバレ】「ヒックとドラゴン」原作1〜11巻の感想/戦う一休さんをご覧ください) 全くネタバレなしで言うと、 とっつきはちょっと悪いけど、読み続けるほどに面白くなる冒険活劇もの、ハラハラドキドキ、主人公がまっすぐで読後感よし、冊数多いようで字が大きいからさくっと読めるのもGOOD、オススメ! あとは【ネタバレなし】に気をつけて書いていきます。 1巻から10巻までと外伝1冊を読みました。 (他にもドラゴン辞典とヒーロー手帳あるそうですが、未読) (※追記:11巻まで読んで、まだ終わってなかった! 12巻で完結? いつ発売だ?! 早くしてけれ!) 映画の「ヒックとドラゴン」を観て、なんとなく読み出しました。 かなり映画と違います。 なんというか、良くも悪くも「児童文学」って感じ。 なんしか、ダサい(^_^;) 翻訳のせいなんか、元々の原作がそうなんか。 例えばヒック達バイキングは、「モジャモジャ族」っていうのよ。 他にも「キリサキ族」とか「ヤジュウ族」とか出てきます。 ドラゴンの種族も「ヤツザキドラゴン」とか「モウドクドラゴン」とか「アクマドラゴン」とか。 まんまじゃん!(^_^;) あまりに「お子さま向け」じゃーあーりませんか(^_^;)。 この本の対象年齢はいくつなんでしょう。 いや、大人の私が読んであーだこーだ文句つけるのもやらしいんだけど、今時の子はこれで満足なんでしょうか。 映画では「ナイトフューリー」「モンスターナイトメア」ってかっちょいいじゃん、それでいいじゃん。 名前の意味なんてわかりにくくてもいいやん。 もっと俺に中二を!(^_^;) ドラゴンの名前は漢字で書いてカタカナでルビふってくれ! もちろん武器もな!(^_^;) さらに読んでてきついのは、ヒックはドラゴン語が話せるっていう設定なんだけど、その「ドラゴン語」がもろ「赤ちゃん言葉」。 マジなんすよこれ。 「ぷっぷ、めー」で「ウンチしちゃダメ」って、えー!(^_^;) やたらと下ネタっていうか小二ネタ多し。 映画のトゥースに相当するトゥースレスっていうドラゴンがですね、何かというと粗相するっていうんで下ネタばっかり。 育児マンガか。 ていうか、「育児」って本書のテーマの一つみたいよ。 映画と違って、トゥースレスは小さいドラゴンなの、服の中に隠れたり頭に乗ったりできるくらいの。 そしてイタズラ好きで、家具を壊したり、粗相したり、なのに口だけ達者。 やるこた幼児、さらに火を吹く(^_^;)。 サイアク(^_^;)。 でもヒックは(あんまり)怒らずに言い聞かせで世話する飼い主の鏡! そんな「児童文学」くささに目をつぶるとですね、体の小さいいじめられっ子が、知恵と勇気と友情で困難に立ち向かうっていう、すばらしい王道ストーリーが読めるんですよ! (てゆーか、児童文学読んどいて、児童文学くさいって怒るのがヤボなんす(^_^;)) ヒックは毎回、ドラゴンであったり悪い人間であったりに困難な状況に追い込まれるんだけど、毎回そうきたかっていう鮮やかな手口で乗り越えるのよ。 アイディア勝負! 知恵と勇気! そして友情! あきらめない! 字が大きい分展開早い、ダラダラせずに事件起きたと思ったらすぱっと解決! 気持ちいい!(*^_^*) 展開早い分、話の進み方がちょっと強引。 設定がふんわり(^_^;)。 重厚なハイファンタジー読みたい人には向いてないでしょうが、なんていうか、古き良き少年マンガのエッセンス的なものがぎゅっと詰まってると思えば、多少のアラは勢いで許してください(?)。 と言いつつ、「ヒックとドラゴン」に相当する古き良き少年マンガがあまり思いつかない(^_^;)。 「ダイの大冒険」かなあ。 最近なら「僕のヒーローアカデミア」も近いかも。 映画なら、もろ「グーニーズ」ですな!(海賊の財宝出るし) いじめられっこの逆転ストーリーとしてすばらしいのね。 なんといっても、いじめられっぷりがガチでひどい! 映画ではあっさり仲良くなったスノット、原作ではマジでひどいいじめっ子。 ジャイアンよりひどい!(^_^;) ジャイアンってのび太をいじめてるけど、別に他人やから、利害関係ないやん。 スノットは、長の息子であるヒックのいとこなの。 つまり、長の継承権争いがあるのよ。 強い俺が長を継ぐべき!で、かなり積極的にヒックを排除しようと画策してます。 直接手を下すまではいかないけど、バイキングだから自然が厳しいもんで、未必の故意=事故狙いのような(海の真ん中で船壊す的な)いじめばっかりで、シャレになりませんぜ! 死ぬよそれ! てとこまでひどい目にあったヒックが、それでも小さい体で知恵と勇気で戦うから感動するのよ。 映画は、ここらへんが生ぬるくて、悪い人いない世界過ぎて乗れなかったんよ〜。 小説はいじめの描写もそうだけど、けっこう人が死にそうなヤバい空気ある。 自然と社会の残酷さ。 (子どもにとっては、思い通りにならない環境という意味で、自然も社会もおんなじだわな) お父さんのバカさかげんひどい(^_^;)。 脳筋すぎて、話聞かねえ。 ひょろひょろのヒックは誰からもバカにされ、頭がいいのに周りにその価値観はないから、まともなこと言っても誰も信じない。 でもまっすぐなんだよヒックは! これだけバカにされても仲間を守ろうとするのだ! 1から11巻までの、最初のうちは一話完結でヒックが困難を解決、めでたしめでたしなんだけど、後半になるにつれて、えー!このあとどうなるのー!というクリフハンガーで「つづく」となります。 海外ドラマか! 少年ジャンプか! クライマックスばっかりのシリアス展開。 読むのが止められません。 「児童文学」ぽさにさえ目をつぶれば、間違いなく面白い冒険活劇ですよ! 続けて読むと、伏線(なんだか後付けなんだか)が活きてきて、これはここにつながるんかー、と感心することしきり。 ぜひ1巻から続けて読んでください! 後半怒涛のカタルシス! 各キャラがそれぞれ成長していく姿が見れます。 映画ドラえもん的なポケモン的な、毎回似たような冒険するシリーズかと思ったら、大河ものでありました。 人って変われるんだよ! 世界って自分の周りだけじゃないんだよ! この日常は当たり前のことじゃなくて、誰かの作った日常で、壊れることもある、でも「ぼく」はまた新しい日常を作ることができるんだよ! 少年が何かを成し遂げる話でした。 ええ話! ぜひ日本でマンガ化していただきたい。 ドラゴンの名前はぜひ漢字にカタカナルビで! P.S. ネーミングがなんだかなあと書きましたが、中の人が方針を変えたのか、翻訳家がネタ切れなのか、巻数も後半になると「○○ドラゴン系」は減ってきて、かっちょいい横文字(カタカナだけど)ネーミングが増えてきます。 でも「○○ドラゴン系」も引き続き登場するから、なんかチグハグやなあ(^_^;) 関連項目 【ネタバレ】「ヒックとドラゴン」 【ネタバレ】「ヒックとドラゴン2」の感想/お父さんテライケメン!
2015.10.03
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もう工作としか言いようがない。オカンアート未満、子供の工作的なことをしました。 キッチンペーパー入れです! ロールじゃなくて袋に入ってるたたんだキッチンペーパーありますやん、あれ入れたかったのよ! でもなんかいいのお店にないし。 作ろうか! 何で作るー? クラフトバンドは紙だからキッチンに置くのなあ…、耐水性がいいなあ、PPテープは在庫がない…わざわざ買うのもなー、スズランテープで編もうか、なんかスズランテープで編んだらヨレヨレになりそう… で調べたらあのハマナカであみあみネットってありますやん? あれをスズランテープで編んだらカッチリしたのできそう? でもお高いんでしょう? でインターネッツで調べましたら百均で「鉢底ネット」なるものが売ってるそうですな! 鉢底ネットで工作されてる方をチラホラ発見! これだ! それでも近所の百均に置いてなくて大きい百均まで探しに行きましてね、なぜそこまでしてしまうんでしょう。 やっと見つけて、鉢底ネットとスズランテープ、それに毛糸針買って作りました。 案外大変でしたの。 鉢底ネットの目が細かいし、穴が潰れてたりするし、縫いあげるのに時間かかっちゃった。 ほんとはいろいろ模様入れたかったんですが、疲れてしまって… せめて目をつけて顔にしました! 気の抜け顔、これはこれでヨシ! スズランテープが太いから大変だったのでアクリル毛糸なら縫いやすいかもしんない。でもネットが手芸用じゃないから穴がガタガタしててほつれるかも。 【メール便対応】園芸用鉢底ネット(2枚入り) echo1536-085AR【コンビニ受取対応商品】 あとは素直にあみあみネット使うと、スルスル編めるのかもしれない… ハマナカ あみあみファインネット やったことないので何の保障もしませんが… とにかくネット手芸は大きさが自由自在だし完成形が予想しやすいので、絶対失敗したくない人にはいいと思う。 ネットがハサミで切りやすいし、目を数えたらズレないし、仕上がりがカッチリしてる。 カゴとかペン立てとか簡単に作れるんじゃないかな。 ネット編みキット 『カラフルペン立て H367-309』 Hamanaka ハマナカ
2021.06.12
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