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2006.08.03
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「帰ってきたウルトラマンの歌」には、なんとなくチューインガムの匂いがある。それも、お口の恋人ロッテ・クールミントだとか今どきのキシリトール配合のヤツじゃなく、昔ハリスだかコリスだかカバヤだかコビトだかの、3枚10円で売ってたような、あの薄いヤツ。
といって、この歌が安っぽいとかいかがわしい、なんて言いたいんじゃない。私たち昭和40年前後に生まれた世代にとって、最初にリアルタイムで見た(記憶のある)ウルトラマンの主題歌なんである。つまりそれだけ身近かってことなんだよな、帰りマンって。

暖かく輝くクリスタルのような背景に、MATマークや隊員、怪獣のシルエットが浮かぶオープニング映像は、あきらかに初代ウルトラマンへのオマージュ。
そして、明るくしかしブルージーなイントロから、“私たちのウルトラマン”の歌が流れ出す。

♪君にも見えるウルトラの星♪

たったこのひと言に、いろいろな想いが駆け巡る。かつての初代ウルトラマンやセブンの時代、彼らのふるさと光の国は、遠いとおい遥かな星だった。言ってみれば、神の星?それだけ私たちにとって神秘のベールに包まれた謎の存在。
それが、このひと言でグッと近い星になったのだ。手を伸ばせば届きそうな、とは言いすぎだが、少なくとも謎というほどの距離感がなくなった。そしてウルトラマンの存在も、謎の人?から生身の人へと変貌したのだ。彼に変身する郷秀樹自体が、ダンやハヤタと違って親しみやすいお兄さん、だったし。
そんな旧作との差を端的に表す、これはすばらしいひと言だと思う。
また、オマージュという点ではここの部分(わずか1小節だが)にもそれがうかがえる。


♪とどろく叫びを耳にして 帰ってきたぞ 帰ってきたぞ ウルトラマン♪

この“帰ってきた”って言葉の使い方がいい。「新ウルトラマン」でも「続ウルトラマン」(準備稿ではこのタイトルだったが)でもなく、あのウルトラマンが帰ってきた!このワクワクする感じ。
と言って思い出すのは(余談になるけど)ベムスター登場の回でセブンからブレスレットを受け取り地球に戻ってきた帰りマンを見て、MATの加藤隊長が「ウルトラマンが、帰ってきた…」とつぶやくシーン。このときの隊長、すごくいい顔してんだもんなぁ。実に印象に残る場面だ。
ちょっと考えれば“帰ってきた”という表現は本来なら間違いで、“ふたたびやってきた”とすべきと誰もが気付く。しかし、この表現でいいのだ。何も間違っちゃいない。
だって、ウルトラ一族のみなさんにとって、地球は第二の故郷なんだから…(皮肉じゃないよ)。

この「帰ってきたウルトラマンのうた」って、他にも言葉の使い方に詩的なものを感じる部分がある。

♪十字を組んで狙った敵は 必殺技の贈りもの♪(二番の歌い出し)

「そんな贈りもの、いらんわ~」という怪獣たちの声が聞こえてきそうだ。こんな表現、なんかいいね。
で、私が特に好きなのは3番の詞。

♪炎の中に崩れる怪獣 戦い済んで朝が来る
 遥か彼方に輝く星は あれがあれが故郷だ


なんとも光景が目に浮かぶね。明け方、死闘の末ついに怪獣を倒したウルトラマンがふと見上げた空にウルトラの星が瞬く。平和を守った達成感と、故郷への想い。
新たな決意を胸に、ショワッとひと声、ウルトラマンが空に飛んでゆく…。
実に情緒ある詞で、好きだなぁ。
“炎の中に崩れる怪獣”このやさしい表現が円谷プロだ。某ヒーロー副主題歌の“憎い怪獣ぶっ殺せ”とはエラい違い。

団時郎のファルセットな歌声が、いい意味での軽さと清涼感を醸し出す。みすず児童合唱団のコーラスもさわやかだ。

団くんの歌声のひそかな魅力は、NG主題歌の「戦え!ウルトラマン」で全開となるが、そこから30年あまりの時を経て「勇者よ急げ」「この道わが旅」で復活するのであった。(あいかわらずのフル・ファルセットボイスが健在でうれしい!これらの曲もいずれ取り上げるつもりだ。しかし、くしくも二作品で一緒になった団くんとすぎやまこういち、なにか特別な縁でもあるんだろうか…?)

以前「やまだかつてないTV」だっただろうか?山田邦子と森高千里がトークしているとき、たしかハモリの話題になった際、「じゃあ私たちもちょっとハモってみようか?」なんて言いながら二人で歌いだしたのが♪帰ってきたぞ…ウルトラマン♪の部分。
ここでいきなりその歌が出るか~!と、見ていて驚いた覚えがある。
そうか、クニちゃんも私と同世代だもんなぁ。帰ってきたウルトラマンって、やっぱりウチらのウルトラマンだ…。





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Last updated  2006.08.03 12:22:56
コメント(6) | コメントを書く


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団次郎とすぎやまこういち。  
チャフィー  さん
なんかで読んだけど、すぎやまこういちたっての希望で「ダイ」の主題歌が決まったそうだ。とはいえ、疑問は尽きぬが。

「戦いすんで朝が来る」円谷に対し
「戦いすんで日がくれて」のピープロ。
希望の朝と落日の既に歌で両社の社運が暗示されていたんだなあ。
星を見上げるウルトラマン。
そっと目を瞑る蒲生譲二。
いいなあ。こんなところを多くの人にわかって欲しい物だね。わかってもなんにもならんところがピープロ的かもしれないが。 (2006.08.03 23:27:45)

お久しぶり!帰ってきた000マン登場  
macsato さん
マンも帰りマンも主題歌中のホルンが非常に効果的
エレキとブラスの絡んだ編曲が本当に涙物
マイティージャックはほとんど芸術の息
その後の曲は歌謡曲だからあまり興味も無いが、
これらの曲を手がけた方々に敬意を表したい。
これらを聞いて音楽の道を志す物が大勢いたことは
間違いないはずである。
自分もその一人
ホルンに憧れその道に進んだ者である。
この内容で私が誰か御気ずきになりましたか。
また登場します。

(2006.08.03 23:30:40)

Re:団次郎とすぎやまこういち。(08/03)  
ヤエモンジ  さん
チャフィーさん
>なんかで読んだけど、すぎやまこういちたっての希望で「ダイ」の主題歌が決まったそうだ。とはいえ、疑問は尽きぬが。


一体すぎやまこういち氏は、彼のどこに惹かれたんだろうね?帰りマンの歌がよほど自身のなかで好評だったのか…。

>「戦いすんで朝が来る」円谷に対し
>「戦いすんで日がくれて」のピープロ。
>希望の朝と落日の既に歌で両社の社運が暗示されていたんだなあ。
>星を見上げるウルトラマン。
>そっと目を瞑る蒲生譲二。
>いいなあ。こんなところを多くの人にわかって欲しい物だね。わかってもなんにもならんところがピープロ的かもしれないが。

ほぼ同時期に作製された2大ヒーローが、くしくも…ねぇ。
たしかに、そう思うとまさに「歌の中に予言されてた」…だね。
こんな光景がありありと目に浮かぶから、アニソン・特ソンっていいんだよな~。
(2006.08.04 22:22:12)

Re:お久しぶり!帰ってきた000マン登場(08/03)  
ヤエモンジ  さん
macsatoさん

もちろんお気づきですよぉ!(V)o¥o(V)
ご無沙汰してます。このところ、あの部屋でのディスカッションができなくてさみしいですよ(哀)

ホルンって、特ソンに不可欠な楽器のひとつですよね。これひとつで、すごく深みが出るというか、カッコよさ倍増!
指摘のあった、マン、帰りマン、MJ(←近々書きます)もたしかに魅力的な使い方をしていて、なんか作曲家のセンスがうかがえます。
で、たぶんあえて抜いたと思われますが、マンと帰りマンの間に放映された「あの作品」の「あの歌」もそうですね。これも列伝リストに挙げる予定です。

また是非いらっしゃってくださいね! (2006.08.04 22:30:53)

Re:「帰ってきたウルトラマンの歌」 列伝7(08/03)  
ウルトラシリーズの中で、一番音楽がいいのが「帰りマン」ですよね。(次がタロウかな)
歌の最後の「ウ~ルト~ラ~マ~ン」のところが見事にハモってますよね。
初映の1回目、あの歌でこの番組が始まったとき
「ゼットンにやられたウルトラマンが帰ってきたんだ~!」って思いましたもん。
ウルトラセブンがクール星人で始まったときよりワクワクしましたね。
このハモリ、「プロの歌手でやっても結構決まるよな」
と思っていたのですが、既にやっていたとは驚きです。
しかも、山田邦子と森高千里とは! (2006.08.05 00:45:17)

Re[1]:「帰ってきたウルトラマンの歌」 列伝7(08/03)  
ヤエモンジ  さん
土津井 太郎さん
>ウルトラシリーズの中で、一番音楽がいいのが「帰りマン」ですよね。(次がタロウかな)

ほぉ、帰りマンの次にタロウですか!音楽ってのは主題歌かな?BGMかな?

>歌の最後の「ウ~ルト~ラ~マ~ン」のところが見事にハモってますよね。

ここ、きれいですよね~。このさわやかさは初代ウルトラマンの歌を超えたものですね。

>初映の1回目、あの歌でこの番組が始まったとき
>「ゼットンにやられたウルトラマンが帰ってきたんだ~!」って思いましたもん。
>ウルトラセブンがクール星人で始まったときよりワクワクしましたね。

“ウルトラマン”って言葉の中には単純に好きなだけじゃなく、なにか特別な感情を抱きますね。
あくまでも結果論ですが、これが「帰ってきたウルトラセブン」だったら…やっぱりしっくりこないな。

>このハモリ、「プロの歌手でやっても結構決まるよな」
>と思っていたのですが、既にやっていたとは驚きです。
>しかも、山田邦子と森高千里とは!

ねぇ、スゴイ組み合わせなんですが、よもやこのふたりのハモリで帰りマンの歌が聴けるとは…。そりゃもう驚きましたよ。
(2006.08.05 21:43:03)

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