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親父が入院した。約2ヶ月あまり、原因、病名がはっきりしないまま週1回、痛み止めの薬をもらい、当てどない検査をくり返し…。本人はもちろん、私たち家族もやきもきする日々が続いたけれど、病院を替え、おまけに県内のがんセンターまで足を伸ばし、ようやく県立総合病院にドッグ入りした親父の体。依然として病名は不明、どうやら腫瘍らしいが、しかし結核菌の存在も完全には否定できないという、なんとも“やきもき”は変わらないものの、こうなりゃ徹底的に検査して、はっきり原因を突き止めてほしいもんだ。もしかするとその原因によって再び病院が替わる可能性もある。がしかし、とにかく治すための努力を続けていかにゃ。どれほどのこともできない私だが、それでもできる限りの力にはなりたいと思う。ところで、入院した病院というのが盟友チャフィーさんのお店のすぐ近く。帰りがけ、お袋と妹と私とで何か食べて帰ろうということになり、久しぶりに「橋亭」の暖簾をくぐった。いや、何が驚いたって、それまでの介護疲れ気疲れもハンパじゃなかったと思っていたお袋が、「美味い美味い」とかなりの量を食べたってこと。家でもあまり食が進まず、その日のお昼も一杯の蕎麦を半分近く残してしまったくらい(これにはもうひとつ理由もあるんだが…あえて書くまい)だったのに、いや~食べたねこのときは。もちろん、、当然、オブコース、私も妹も食べたたべた。実に美味かった。というか、心身ともに疲れ果ててたくせにきっちり料理を堪能した。うん、ホントに美味かったのだ。おかげでその後家に帰る車の中では、三人ともこの日一番明るいテンションでいられた。お袋など、目に見えて足取り軽くなってたもんなぁ。やはり食というもの、生きる上での基本だね。美味しいものの存在、それを美味しいと感じられる感情。これらによってどれほど心と体に活力気力がよみがえることかと改めて実感した次第。食の力って偉大だね。心残りだったのが、自分たちだけで美味しい思いをして親父に悪いなぁってことと、久しぶりの再会でもっとチャフィーさんと話がしたかったこと。まぁ前者は病気が完治したら快気祝いを開こう、後者についてはこの日が最後って訳じゃ無し、今度またゆっくりとお店で…ってね。(ちょっと私信:あのもらったCD、これも実にパワーみなぎる選曲だったね!)いずれにしても、その時の会話、そして料理に元気をもらえたのがうれしかったのだ。サンクス!チャフィーさん。また活力取り戻しに、お店に行くね!
2008.04.12
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♪赤い夕陽に燃え上がる 君と誓った地平線 ああ愛しても憎んでも ルルルー 帰らない君とふたり 遥か果てない地平線 赤い夕陽に燃え上がる 君と走った地平線 ああ笑っても怒っても ルルルー いつまでも君とふたり 遥か果てない地平線♪乱暴に言ってしまえば、「怪傑ズバット」ってドラマは宮内洋のプロモーションビデオなんである。イキでキザでかっこよくて強くてやさしくて情に深くて熱い魂を全身で体現する、日本でヒーローと言えばこの人しかいない!の宮内さん。どんなヒーロー番組に客演しようとも、彼が客演した瞬間ぜ~んぶその場をかっさらってしまう、すばらしき愛すべき役者だ。とにかく何をしてもキマってる。たとえ○○会のヘンテコリンな用心棒と、ゴルフやトランペットや釣りやテニスやナイフ投げetc…とケッタイな技比べをしようと、それが絵になってしまうのは驚嘆の域だ。「ズバットのマネは、危険ですから絶対にしないでね」毎回予告の最後に出てくる言葉だけど、いやいやそれを言うなら“早川健のマネは…”だろう?鞭ふりまわすことはたやすいけど(まぁこれも危険と言えば危険か)、居合い抜きでハート型に切られたシャツの切れ端の中に、さらにちいさなハート型をくり抜くなんて芸当、彼以外には間違っても出来やしない…。でも、ためしに挑戦してみたい(オイオイ)。やはりヒーローたるもの、女性ばかりでなく男性が惚れ、あこがれるところが無きゃイカンね。でなくて、ど~してヒーローを名乗れるものか、だ。悪の手下が狼藉を働くその場所へ、ブルドーザーの先端に立ち、ギターを弾きながら現れる早川健=宮内さん。いったいどういう経緯でそんなシチュエーションが生まれたのか(そもそも運転してるのは誰だ?)、しかしそんな正当なるツッコミも彼の前では野暮というもの。映像一発、考えるスキを与えない、いやその姿すらカッコイイ!と一瞬でも思わせてしまうなんざ、東映ヒーロー作品の魅力であると同時に宮内さんならではの芸当だ。その分宮内さん、子供にも分かるヒーロー像を確立すべく影でかなり努力していた、ってのはファンならご存知の通り。帽子の使い方、指先の角度、腰の高さに自前の衣装。外を歩く時はモラルに反することを自ら一切禁じ、どこまでも子供の手本として振舞う姿勢…。ここまで徹底していたからこそ、怪傑ズバットはヒーローとして成立する。ほとんどの回を脚本担当した長坂秀佳をして「早川健のキャラクターは宮内洋を想定して書いた」と述べているくらい。つまり、早川=宮内さん。この図式、絶対真理なんである。その早川健が事あるごとに劇中口ずさむのが「二人の地平線」。早川の親友、飛鳥五郎が作った歌。きっと飛鳥さんは、某マイトガイの映画を観て感化されたに違いない(笑)燃える夕陽に照らされた遥かなる地平線にかつての“きみ”へと想いを馳せる。素直に聴けば別れてしまった大切な人を振り返る切ない詞とも取れるが、早川さんがギターを手にして歌うと、亡き親友へ語りかけてるかのようにも思える。チト深いねこの辺。作品世界におけるこの歌、密かな名曲となっているらしく、ある回ではどこかのバンドがプロ野球界のスター、「石森選手(演じるはその名の通り、原作者でもある石ノ森章太郎本人。一見、とても野球選手に見えないところがムチャで面白い)を称える会」で演奏してた。これバンドのマスターが飛鳥さんと旧友だったからって理由付けがあるものの、よりによってプロ野球の名選手の記念テレビ番組でこんなマイナー調の曲を奏でるくらいだから、やはり名曲とされてるんだろう。まぁこれは特異な例だが、それにしてもアレンジBGMの多さ、使われ方と、主題歌以上に作品の顔としているところがある。それほど重きを置かれているこの歌、ひとつ指摘せねばならないのが、宮内さんの歌唱。はっきり言って、歌自体は上手くない。がしかし、表現力は並みじゃない。ここがポイント。いや、単なる劇中歌としてCDなどで耳にすれば、誰が聴いたって「こりゃ歌手がうたってるんじゃないな」とわかってしまうよ。けれど、第1話。親友を殺され、形見のギターを手にひとり涙ながらに歌う早川健。ついには感極まって「あすか~!!!」と叫ぶあのシーン。そのシーンに全霊を傾け演じた宮内さん。ファンとしてはここに惹かれるのだな。余談だが、勢い余ってか(?)東映版「スパイダーマン」で、さすらいの子連れ刑事として客演した時にはなんと杉田二郎の「ANAK-息子よ」まで歌ってる。少々無理やりな選曲、設定ではあったものの、宮内さんであるがゆえに許せる、いや名シーンとなっている。ファンなら必見だ。たとえネックを鷲掴みにしながらでも。たとえ手袋はめたまま弾き語っても。たとえそのボデーにズバットスーツを収納していても。早川さん、あなたがギターを抱えた姿はイカしてたぜ!!Viva 早川健! Viva 宮内洋!
2008.04.07
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♪※ズバット参上 ズバット解決 ズバット参上 ズバット解決※ 地獄が見えたあの日から 俺の体を吹く風は 復讐の風 熱い風 追って追って 追いつめて ズバット参上 ズバット解決 友よ友よ友よ 友よ見てくれうなるムチ おれは怪傑ズバットさ 地獄が見えたあの日から 俺の心に燃える火は 青い火赤い火 恨みの火 燃えて燃えて燃え上がり ズバット参上 ズバット解決 友よ友よ友よ 友よ見えるかこの火花 おれは怪傑ズバットさ ※~※ 地獄が見えたあの日からおれの弾く歌うたう歌 怒りのメロディ地獄節 吼えて吼えて吼えぬいて ズバット参上 ズバット解決 友よ友よ友よ 友よ聞いたか勝利歌 おれは怪傑ズバットさ♪いやはや、すさまじいフレーズの並ぶ歌である。なんたって、タイトルからして“地獄の”ズバットだ。“地獄が見えたあの日から…”復讐の風吹きまくり、恨みの炎が燃えさかる。口にするのは怒りのメロディにのせた地獄節。詞だけ見れば一体ズバット=早川健に何があったんだ?と思うのだが、実は悪の組織ダッカーに親友である飛鳥五郎を殺されてしまったのである。でもって、犯人探しの旅を続ける早川さん。相棒は、親友が宇宙開発用にと設計したズバットスーツと、形見となってしまったギター、そしてこれも親友の残した、歌ひとつ(←次回列伝にて)。ってなわけでこの「怪傑ズバット」という作品、ダークでバイオレンスチックな水戸黄門なのであった…(って、ちがうか)「怪傑ズバット」の見どころって、早川健が繰り広げるまず多くのルーティーンワークのおもしろさが挙げられよう。○○会、○○組に襲われる罪もない人々の前に、突如現れ立ち回り。用心棒との技比べ(←これ最高!)人質などを楯に、反撃できず一方的にいたぶられる早川。ズバット登場!「○○を襲い、○○を手にかけ、あまつさえ(←この言い回しがいいね)○○○○までも苦しめた○○会、許さん!」の大見得。手下を蹴散らし用心棒も一蹴、ボスとのタイマン勝負の際に問い質すズバット。「2月2日、飛鳥五郎という男を殺したのはきさまか!?」ムチで打たれ、どつき回されながらの尋問にボスが答えて「し、知らん!おれはそのときナポリにいた」「おれはそのときパリにいたんだ」(よくもまぁ揃いも揃ってはっきり覚えてるよなぁみんな。ひとりくらい出まかせ言ってたヤツもいそうだが)ジャンプ一閃!決め技ズバットアタックを叩き込み、悶絶するボスに悪事を暴いた一枚のカードを残して去ってゆく早川。彼に救われた人たちの「早川さ~ん!」の声が遠くこだまする…。この手のヒーロー物には場面ごとの省略ってのが付き物だが、ズバットに関して言えば省略どころか無視!○○会の下っ端に銃で蜂の巣にされようが、高い崖から落とされようが(ちなみに早川さん、単なる私立探偵。生身の人間なんである。サイボーグや宇宙人なんかじゃない、ってことを付け加えておこう)、次の瞬間ズバッカーという、モデルチェンジしたマッハロッド(超人バロム1)のごとき大きなプロペラのついた専用カーでさっそうと現れ、高台に立ち名のりをあげる。「ズバット参上、ズバット解決!人呼んでさすらいのヒーロー!怪傑ズバ~ット!!」ルーティーンワークを守るためなら理屈も流れも超えてやる!って精神がすばらしすぎる。ストーリーとしては破綻もいいところなのだが、しかしズバットは頭で見るもんじゃない。感情のおもむくまま、魂で見る作品なのだよ、うん。この、波動砲かライダーダブルキック並の力技で作品を成立させている大きな要因は、やはり主演の宮内洋さんに尽きるところ。まったく、彼以外にこの役をこなせるヤツぁいないぜ。まぁ宮内さんの魅力は次回触れるとして、そろそろ本題の歌について語ろう。イントロでいきなり入る琵琶の音。そして渡辺宙明サウンドもかくやのうなるブラスと短いドラムロールが早川健の親友を殺された怒りを表現する。水木一郎のドスの利いたボーカルが加わり、完全なるズバットワールドが展開する!しかし、この先けっこうメロディアスな進行なんだよな。♪復讐の風~(←ここで早川になりきって「あすか~!!」と力の限り叫ぶこと。カラオケ時のポイントだ)熱い風~♪のところなんて不思議なほど心はずむメロディがある。詞や前後のアレンジに埋もれがちだが、この部分実は聴きどころだな。そう、すさまじきバイオレンス色(もはや藤圭子を超えた?)ときれいなメロディ、水木の決して品をこわさないドスの利かせ方とが奇妙なバランスを見せた、「ズバット」でしか巡りあえないオンリーワンな1曲なんである。作詞は石ノ森章太郎、作曲編曲が京健輔(そういや「科学戦隊ダイナマン」の主題歌でも琵琶が鳴り響いていたな)。いやしかし、よくぞこんな空前絶後のドラマ、主題歌をつくったもんだよなぁ…。先にもお伝えしたとおり、次回は「ズバットと言えばこの曲!」を…。
2008.04.05
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サザンの桑田と馬場さんとが路上リングでプロレスしたり(あのモーニン○ショットのCM、見ようによっちゃ桑田が冥界に迷い込んだようにも取れるぞ)、1.5リットルのペットボトルを買えずに左門豊作一家が号泣してみたり(な~んでキリンレ○ンのDMに左門と飛雄馬なのかよくわからんぞ。巨人の星ならオロナミンCでしょ?って~の)と、リバイバルキャラの活躍が未だに著しいテレビ界であるが。なんでも芸能ニュースによれば、今「およげ!たいやきくん」が再ブームでヒットチャートをじわじわと上昇中らしい。たいやきくんのキャラクターグッズもいくつか出てるんだって。子供の頃から子門真人の歌に心をうばわれ続けている私としては、再ブームったって、何を今さらってな話なのだが(笑)、報道の最中流れたあのチープな(それだけに味わい深い)映像には少々懐かしさを感じたな。それにしても、なんでたいやきくんが今頃再ブームなんだろう?考えてみると不思議だ。しばらく前にこの歌が『日本で一番売れた歌』としてギネスブックに登録された、ってなニュースもあり、これも今さらなぜ?の嵐だったんだけど(だいたい以前から事あるごとに『これまでの国内最大ヒット曲は…』なんてふれ込みでこの歌紹介されてたってのに)、そしてそんな報道から少ししての、今回の再ブームニュース…。フジサンケイグループよ、何か企んじゃいないだろうな?いや、企んだっていいけどさ。これに乗じてまた全国でたいやき屋さんがどっと増え、美味しいたいやきがいっぱい食べられれば、それはそれでうれしい。餡子物に目がない私としては、ウエルカム大歓迎だ。ちなみに、くれぐれも「たいやきを水槽に浮かべても泳がなかった」なんて、お店と歌にクレームをつけ訴訟など起こさないように。昔と違って今はマジで訴えそうな、いや~な空気があるから怖いやね。お店で売ってるたいやきは、泳ぎません。あっ!どうせキャラクターグッズを発売するならホントに電池なんかで動くたいやきくんなんて商品はどうだ?かつてのわんぱくフリッパーみたいなやつ。その名も「およぐ!たいやきくん」なんてな。あとテレビゲームやDSなんかのソフトで、多くの釣り糸からたいやきくんを守る(十字キーで上から伸びてくる釣り糸を避けまくる、スーパーマリオの水中ステージがずっと続くようなヤツ)、「救え!たいやきくん」ってのもどうだ?いや逆に、プレイヤーがおじさんとなって、海を泳ぐ無数のたいやきくんを時間内に数多く釣り上げるゲームなんてのも有りか。「残酷!食べろたいやきくん」 …買う人もいないわなぁ。ま、そんなことは置いといて、だ。一番言いたいのは、子門真人よこれを機会にまた復活してくれ~!!なのである。歌が話題になるたびに、たいやきくんには注目しても彼のことはほとんど触れられない。せいぜい「あの頃よく歌い方をマネしたものでした」と括られるくらいだ。イカン、イカン、断じてイカン!!今の荒廃しきったアニソン・特ソン界に風穴を開けるべく(?)、水木一郎もささきいさおも影山ヒロノブも串田アキラも、そして我が永遠のアイドル堀江美都子さんもがんばっている。が、もうひとつパワーが足りない。それどころか、水木なんぞバラエティ番組などに時々出て「ゼェェェェット!」と叫ぶヘンなおじさんと見られてしまう有様。あぁ、水木はそんなヘンなおじさんなんかじゃないってぇのに(哀)。こんな、混迷きわまる今のアニソン界を覆させられるのは、たいやきくんという超ウルトラスペシャルデラックスメガヒットを持つ、あなたしかいない!!どうかたいやきくんに負けず(いや負けてないって)、またあの超絶ボーカルをいっぱいいっぱい聴かせてほしいものだ。世界は、私は、あなたを待っている…。
2008.03.27
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♪星ひとつ流れて消えた きれいな夜空静かだなぁ こんな夜思い出す 戦いのなかった平和な日々を ※だからこそ負けられないのさ だからこそ命をかけて おれは守るぜ地球の平和※ 花一輪開いてゆれる 緑の野原のどかだなぁ こんなとき考えるしあわせに過ごした子供のときを ※~※ よせる波くだけて消えた まばゆい海辺いいもんだなぁ こんな日によみがえる 争いのなかった楽しい日々が ※~※♪なんたって“もの思い”なんである。忙中閑あり、平和を守る戦いが続く日々の狭間で自然ののどかさに触れ、おだやかだった昔を思い出す…。ヒーローだって人間。いや、時には宇宙人だったり異次元人だったりサイボーグだったりもするけどさ、でも根っからのバトルマシンでない限り、地球の美しい自然に心をゆだねてホッと一息つくときだってあるわさ。戦いの動機がなんであれ(個人的な復讐、私怨であっても)、ふと風に揺れるちいさな花に気をとめるだけの感性がなきゃ、ヒーローとは呼べんよな~。なんにせよ、それが結果的に平和を守る戦いとなっているのがヒーローなんだから。「超電磁ロボ コン・バトラーV」の挿入歌「豹馬もの思い」は、そんなヒーローの心情を端的に語った名曲だ。コン・バトラーの歌といえばこの人、ってことで、当然ながらこの曲も水木一郎がメインボーカルを担当。で、また水木の歌い方が良いのだな。OTAKEBIもSASAYAKIも無いけれど、彼の本当の魅力ってのが確かな歌唱力と豊かな表現力であることを思い知らされる。そう、マンガ「はじめの一歩」の、対唐沢戦で一歩クンが見せたデンプシーロールの封印のように。唐沢の「得意技を引き出せずに負けてしまった」と自分の不甲斐なさを嘆く言葉を受け、セコンドを務めたあの真田さんをして「おまえは幕の内(一歩)くんの一番厳しい部分と戦ったんだ」と言わしめたように(マンガを知らない人には不親切極まりない例えで申し訳ない)。前回列伝の「ちいさな愛のうた」同様、前半の情景描写とそれに対する“もの思い”。後半の“だからこそ”命をかけて平和を守るぜという決意の2ブロックで構成されているこの歌。前半での“静かだなぁ”を、これほど見事に歌いこなせる男性アニソンボーカリストを私は他に知らない(女性では、やはり我が永遠のアイドル堀江美都子さんであろうか)。“だなぁ”という言葉の使い方、そして歌い方。ここ、絶対ポイント。教科書で言えばアンダーライン必須!のところだ。そして、秘めやかなる闘志がみなぎる後半のパート。こおろぎ73のコーラスと相まって、力強さだけでなく一種の清涼感も備えている部分。これも、水木の歌声あったればこそ、だ。で、その結果リスナーも、日常の忙しい日々を過ごしている最中、ふと自然のもたらすステキな風景に身と心を置きたくなってしまう(ただし!それは単に癒しというだけでなく、先へ進む活力を得るために!)、そんなパワーを持つに至ったのである。副作用の無い活力剤だなこれ…。
2008.03.26
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私にとって3月ってのは、我が永遠のアイドル堀江美都子さんの月、なんである。彼女の誕生日が3月(ついでに私の誕生日も3月!ってこりゃ関係ないか)、そして3月21日はMyメモリアル堀江さんデー(なにがあったかは2年前のブログを参照されたし)。ということで、今回の列伝はその堀江さんアニソンの中からとっておき珠玉の1曲を。♪白樺の緑の葉 ゆれる牧場に あの人の声だけが遠くこだまする 果てしない空を見て 誰のこと思い出すのかな そよ風に若草に 頬よせて今日も歌おう 平和の日々がいつもいつも続くように 夕焼けの空の果て ともるひとつ星 あの人のやさしさが胸に灯をともす 涙ぐむあの瞳 誰のこと見つめてるのかな ※名も知れぬ野の花に口づけて明日も歌おう 希望の日々がいつもいつも続くように※ ※~※♪菊池俊輔さんの作曲作品には、時折りハッと息を呑みそしてふうわりと心を包みこむ叙情的なメロディがある。それは洗練された日本絵画と言おうか、胸の奥底に眠る琴線をやさしく響かせるような。楽しくて物悲しくて、それらが混在しやがて静かな深い感動へと変わっていくメロディが。「UFOロボ グレンダイザー」というスーパーロボットアニメの挿入歌であるこの「ちいさな愛のうた」は、そんな静かな感動を与えてくれる傑作アニソンなのである。フレーズと、堀江さんのボーカルもまた、心を捉えて離さない魅力に挙げられよう。“白樺の緑の葉ゆれる牧場に あの人の声だけが遠くこだまする”歌い出しのこの部分だけで、新緑まぶしい牧場の風景が脳裏に浮かんでくる。堀江さんの清々しくも澄み切った歌声は、その緑を揺らす爽やかな風のよう。思わず深呼吸したくなること請け合いだ。“夕焼けの空の果てともるひとつ星 あの人のやさしさが胸に灯をともす”遠くに見える、日暮れてシルエットだけになった山間の上に明るく光る一番星。周囲は見事なまでの夕映え。その光景の中にひとり佇むやさしい“あの人”。瞳に涙を浮かべながら。…なんてしっとり。なんてしんみり。いちばん星を輝かせているのは、あの人の涙か優しさか…。ここまでの情景的な描写とあの人に馳せる思いで綴られたAパートに対し、後半はささやかな願いを込めたフレーズが続く。“そよ風に若草に頬よせて今日も歌おう”“名も知れぬ野の花に口づけて明日も歌おう”あぁもう、私も一緒にお祈りするぞ。ずっとずっと平和で希望に満ちあふれた日々が続きますように…!ロボットアニメには不釣合いとすら思われるポエムチックな詞も、堀江さんが歌うことでグッと男性諸氏の心を惹きつける名曲と化した。実際、聴いてて気持ちいいことこの上ないのだ。そう、ヘタなヒーリングソングなど歯牙にもかけないほどに。まさに堀江さんの声が無かりせば、その魅力も大幅ダウンとなったであろうこの曲。メロディとボーカルと美しい詞が一体となった、“爽やかさを歌にしたらこうなった”ソング。聴けば聴くほどα波が出るような、私にとって無くてはならない1曲、それがこの「ちいさな愛のうた」なのである。追記:これとまったく同じメロディで、ささきいさおの歌う「燃える愛の星」って歌がある。その昔東映マンガ祭りで上映された「円盤大戦争」のエンディングテーマだ。これはこれでムード溢れる佳曲なのであるが、まぁいずれ取り上げるつもり。で、次回の列伝はこの珠玉の堀江さんソング、そのテーマを別な視点から水木一郎が熱唱した、密かな名曲を…。
2008.03.25
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その期限があと1週間に迫った暫定税率。いったいどう決着つけるんでしょうねぇ。与党の継続、野党の廃止。これを書いてる今現在、んまぁ半ば泥仕合的済崩しになりそう(いつものことか?)で、しかもニュースではガソリン税25円のことばっかり前面に押し出してるもんだから、暫定税率=ガソリン税みたいな認識ができちゃってる感もあるな。油ついでに言えば経由だって引取税として32円かかってるってのに。廃止されればこれだって半分以下になる(元々は15円だ)。自動車関連でいえば、取得税、重量税も影響してくるぞ。けっしてガソリンだけじゃないからね(えっ?みんな知ってるって?)さらに言えば、これもご存知かもしれないが、仮に今月末でこの制度が廃止されても4月1日から即ガソリンの値下げにはなるとは限らないのでご注意を。今スタンドのタンクに在庫されてる分(つまり今月中に仕入れた分)が無くならない限り、25円の税負担はスタンドか我々消費者のどっちかが負うことになるのだ。それでなくても昨年末からの原油高で経営に苦しむスタンドが増大していると聞く。で、その上での“どうなる暫定税率くん!?”問題。まだまったく行方がつかめないだけに、在庫確保を迷っている店も多いだろう。極端なことを言えば月が変わるまで休業ってところも出てくるかもしれない。現時点で愛車の燃料計が半分以下になってる人は、むしろ今のうちに入れといた方がいいかもよ?しかし、昭和48年のオイルショック時に設立されたこの暫定税率。成り行き上とはいえ、名前が悪いやね。「あくまでも“暫定”なんだから、もういい加減に無くしてしまえ!」なんて意見もテレビで何度となく聞いた。30年以上も続く“暫定”ってのも、考えてみりゃケッタイな話で、これじゃもはや“確定”“恒久”“不変”etcと言ってもおかしくない。延長々々で解決を先延ばしにしたツケじゃん。道路工事の財源確保ウンヌンってのもある意味詭弁だな。都市開発計画で予定されながら何十年もほったらかしにしている幹線道路、いったい全国にいくつあることか。私の家の近所でも2、3本はあるぞ。いつ着工するんだ?ゼニ金の問題ばかりじゃないって理屈もあろうが、それにしたって悠長なこった。それに、暫定税率撤廃でガソリンが安くなれば、今まで買い控えしていた人たちだって少しは燃料も買いやすくなるだろう(あくまでも少しは、ね)。そして休日などに出かけもしよう。そんな、人が動くことで別な方からの税の徴収ってのも考えないのかな?(額が違いすぎるか)思うに、撤廃・継続のオール・オア・ナッシングでなく、税率を下げるってな案は出ないんかい?これ、安易な折衷案と取られてもいい。どうせこのままいけば某野党の“代案無しからめ手総選挙に持ち込んじゃうぞ”攻撃がまかり通っちゃうだろうしな。自動車総連から何人かの議員を送り出している某野党だが、こーゆーところでどうも好きになれんのだな。たまにゃきっちり納得できる代案くらい出せや!なんにせよ、これだけ連日ニュースのネタになっているこの問題、少なくともうやむやのうちに気がついたらこうなってた、ってな決着だけは避けてほしいもんだ。別に綺麗で華麗な決着などしなくていい。無理だからきっと。これまでの、なんだかなぁとしか思えないプロセスが少しでも払拭されるような、そんなニュースを私は聞きたいのだ…。
2008.03.24
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何年ぶりかで週刊少年マガジンと、そしてこちらはもっと久しぶり(ヘタすりゃ20年30年くらい)に週刊少年サンデーを買った。今朝のめざましテレビでそれぞれ創刊50周年とのニュースを聞いて、メモリアルかつその表紙にグッときたのがその理由。栄えある50周年記念号の表紙に一歩クン(はじめの一歩)が選ばれた、ってのがうれしいね。コナンくんはともかく(失礼!しかし、そうか今のサンデーの顔は彼なんだなぁ)。50周年というと、年間52号、まぁ合併号もあるから乱暴に50冊として、これまでに2500冊もの発刊。すごいよなぁ。ってことは、それぞれが2500回分の表紙もあるわけで…。初号からこれまでの表紙コレクションなんてのも発売されるといいなぁ。今でも強烈に覚えてるのが、少年マガジンでゲゲゲ鬼太郎と仲間たちが、ビートルズかタイガースよろしくミリタリールックに身を包んでバンドを組んでる絵。鬼太郎とビートルズ…水木しげる、すごいセンスをしてるもんだ。もう、確固たる歴史。半世紀にわたって刊行されるマンガ雑誌。こんなの、日本ならではだろうな。小学生のころ、ある日曜日に売れ残った1冊を買って安倍川の河川敷で読んだ少年マガジン。「デビルマン」で不動明や美樹ちゃん、取り巻き連中が校庭でクモの化け物に襲われる話が載っていたっけ。同じころ、通っていたそろばん塾で席が空くのを待ちながら読みまくった少年サンデー。「漂流教室」で翔くんたちが謎の怪虫に襲撃されてるあたりの話を夢中で読んだっけ。私の中で、マガジンとサンデーに対する印象を植え付けられたのがこのころだった。以前このブログで、少年ジャンプ=トヨタ、マガジン=ホンダ、チャンピオン=日産、サンデー=三菱…などと、マンガ雑誌=自動車メーカー説を披露したことがあったけど、その昔、ジャンプやチャンピオンが台頭するまでは、マガジン=トヨタ、サンデー=日産…ってなイメージがあったのだ。それで。50周年にあたり、いちマンガファンの私が望むのは、やはり面白いマンガを数多く連載してほしいってことだな。アニメ化されそのノベライズと化したようなものじゃなく、オリジナリティに溢れ(今これだけマンガが氾濫している時代には難しいことだろうけど)、血湧き肉踊る少年マンガの王道を突き進むようなヤツを。ズンと胸に響き、何年何十年先でも再読できる、賞味期限の長い作品をもっともっと読みたいのだ。ヘンに青年誌を意識したマンガなどいらない。巻頭のアイドルグラビアもいらない(あ、たまにはあってもいいか。しかし毎週々々なんて、購買意欲には一役かってるのかもしれんがそれじゃ週刊プレイボーイと変わらんって)。とにかく、おぉっ!と思わせる作品を、それが連載できる漫画家を、世に生み出してほしいものだ。子供のマンガ離れが唱えられている今、少年マンガ誌の原点に立ち返った、一歩クンばりの傑作をぜひ主流に…。それが、私の切なる願いなのである。
2008.03.19
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その基準が男性でウエスト85センチとも86センチとも言われてるメタボリックシンドローム=メタボ。なにやらニュースで見たが、今年(ってか来月?)からそのメタボ検診がはじまるとか。つい笑ってしまった私は非国民なのだろうか?それとも健康管理に無頓着な愚か者であろうか?いや、だってあまりにアホくさく思えたのだよ。語感から何から。例によって前提を述べておくと、健康管理は誰にも必要なことである。こりゃ間違いない。ただ、それがあまり神経質になりすぎると逆に体に害となるので注意すべし、だ。しかしこれってさ、国の政策でどうこうって問題じゃないだろうになぁ。少子化、高齢化社会に向けて医療費負担がうんぬん、ってな、ある面で台所事情があったにせよだ。もしそれが目的の検診なら、いっそ一切の食料品を国が完全配給したらどうだ?それ以外は食べちゃダメ、ってね。ついでに罰則も作っちゃえ!1日○○○○カロリー以上摂取した者は1万円の罰金とか、ウエスト85センチ以上になったものは強制連行→3日間の絶食監禁なんてさ…あ~アホくさ。なんかヘンな空気が漂ってるよな~。タスポ(自販機でタバコを買う際成人かどうかをカードで判別するシステム →ショッカーの作戦並みに穴だらけな政策だ)だとか、成人年齢の引き下げも、そう。目的はともかくとして、同じニオイがするぞ。過保護というか余計なお世話というか。食べたきゃなんでも食べればいいじゃん。それでウエストや脂肪が気になるなら運動すりゃいいじゃん。でもって、その気がなきゃ太りゃいいじゃん。誰に教わらなくてもみんな知ってる道理だ。いちいち国がこんなことであれこれ検診だのどうのとクチ出すこともない。もっと大きな問題の解決に時間を割きなさいって。ってか、国がそこまで政策打たにゃいかんのか?って思いが湧いてくるのだ。この手のニュースを聞くたびに。タスポ?カードの使い回しが目に見えるぜ。成人年齢の引き下げ?その前に何を持って成人とするのか基準をハッキリ決めるのが先だろって。メタボ?そんなもの基本的に自己管理責任では?(でもって、その上に♪分かっちゃいるけど止められない♪と続けるとなお良し!って、なんの話だ?)とにかく、大人に対する幼児扱いのような風潮、やっぱりおかしいと思うんだがなぁ…。
2008.03.14
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年が明けてから梅が咲き、桜が蕾をつけはじめるこの時期にかけ、テレビでは新入学、新社会人向けのCMがよく流れる。ランドセルだったり学習机だったり引越し、スーツ○点セットの超お買い得ものだったり。学生服もまた然り。こないだ「学生服のヤ○ダ」のCMを久しぶりに見た。♪俺たちにゃ~明日がある~ 俺たちにゃ~夢がある~ 俺たちにゃ~掟がある~♪ちびまる子ちゃんでも取り上げられたことのある、そう静岡市民(県民?)には定番のローカルCMだ。う~むいつ聞いてもイヤハヤナントモな歌だよなぁ。“掟”って言葉遣いでつくられた年代もわかるってもので、いったい誰が歌ってるんだかすばらしいボーカルとシンプルなギターサウンドが確実に新入生気分を萎えさせる稀有な1曲。これを知らずして静岡市民は語れない、実に類まれなる怪作と言えよう(大ゲサな!)学生服のCMといえば。昔むかし、山口百恵と桜田淳子がカンコー、トンボ学生服のCMに出てたっけ。ふたりとも男物の詰襟を着て。考えてみりゃ、よほどのことがない限り現実には女の子が詰襟に袖を通すことはないし、とてもとても倒錯した世界なんだね。でまた、けっこう二人とも似合ってたんだよなぁ。宝塚?男装の麗人?そこはかとなく漂う色気。少なくともアイドルとして人気を落とすような事態にはならなかった。もしかして、今の「洋服の○○○○」が、あややだの上戸彩をCMキャラに起用してるっていうこの流れ、ルーツをたどれば百恵ちゃんと桜田淳子(←なぜかフルネーム呼び捨て)が源流か?逆に、男性アイドルが男物の学生服のCMに出たのを見た覚えがない。いやきっとそういうのもあったんだろうけど、まぁあたりまえの光景としてしか目に映らなかったに違いない。かつての青春ドラマ、20歳を過ぎた役者が学生役で詰襟着て出演してたって、な~んにもヘンに感じなかったくらいだしね。さらにもうひとつ逆転の考えで、男性アイドルがセーラー服のCMに(もちろん本人が着て)登場…ってヤツもないよなぁ。ありえない。たとえば同じ年代の男性アイドル、野口五郎やヒロミGOがスカート翻して「さぁ、新しい世界へ飛び出そう!」…見たかぁないわ。あ、そういえば、今で言えば桜坂やっくんならおかしくはないか。今ってそ~ゆ~時代でしょ?オール電化(←意味ナシ)してみると、やはりすごい発想だね女性アイドルの詰襟CM起用。潜在需要ったって何にたいしてだかよくわからんけど(笑)、よくぞ彼女らを抜擢したもんだ。男心をくすぐるのにももってこいのシチュエーション。つくづくCMっておもしろいもんだ。ちなみに、百恵ちゃんVS桜田淳子の“ライバル会社対抗キャラ起用”は、「中○時代」と「中○コース」ってな中学生向け雑誌でも見られた図式。思えば1970年代映画の怪作中の怪作「テンタクルズ」をはじめて知ったのがこの中1コースの映画紹介覧だったな…。ところで、今どきのアイドルで詰襟が似合いそうな女性って誰がいるんだろう?個人的には相武紗希ちゃんと堀北真希ちゃんがバッチリと思うのだが…(あれ?もしかしてふたりともそんなCMやってたっけ?)
2008.03.12
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しばらく前のことになるが、初めて確定申告なるものに立ち会った。私自身は会社勤めでなので、その手のことはずっと総務部へおまかせ。案件は実家。それまで毎年親父が行っていたのを、折からの体調不良で代わりにお袋が、ってことになり、運転手を兼ねて私も同行したのである。確定申告、なんであんなに面倒なんだよぉ~!そりゃ親父みたいに毎年経験している人なら要領も分かってバカハナ(“バカが鼻をなめるようなもの”の略で、それほど造作もないって意味。ホントにおバカさんがたやすく自分の鼻をなめられるかどうかはともかく、こんな略語になっているのを最近知ったのだ。へぇ、これメジャーな言葉だったのか、と少々驚いた。ちなみに我が家のヨロタルはおバカさんではないがしょっちゅう自分の鼻をなめてるぞ。ついでに私の鼻まで…余談終わり)なんだろうけどさ、初めて申告する人、特に年取ってから初めて経験する人にとっちゃ未知の世界もいいところ。どこの会場でもそうだろうか、静岡では申告の仕方が手書きとパソコンの2種類あって、それでもパソコンの方が簡単と聞いていたので15分ほど並んで待ち、そちらへGo!…いや、ひとつの画面の項目を入力するのはわかるのよ。仕事がら、10キーを打つのはお手のもの。たとえ後付けテンキーでもまかせとき!桁まちがいなど皆無だぜ。って、間違っちゃ困るか。しかし、その画面の入力が終わり、次にどの画面へ移ったらいいのかさっぱりわからんじゃんよ。マニュアル冊子が脇に置かれてあっても、どのページを見りゃいいんだ?ふと周囲を見回せば、係員に質問しまくってる人がいっぱい。そりゃそうだよな。毎日毎週のことならまだしも、年に一度のお仕事。んなもん覚えてられないっての。かくして私とお袋のそばを通りかかる係員をとっ捕まえて、次はどの画面?それを開くにはどこをクリックする?と聞きまくったのである。くそう、正味入力しているより聞いている時間の方が何倍も掛かっちまったぜ。会場内に時折りアナウンスが入る。「ご家庭のパソコンからでも申告することができます。場内の混雑を防ぐためにも、ぜひご利用ください…」聞けば、自宅のPCで申告すると5千円の援助金が出るんだとか。ようやくすべてを入力し終えた私は、近くの係員に訪ねてみた。「なんで自宅からの申告では援助金が出て、会場では出ないんだ?」説明を受けて納得。家のPCでそれをするには有料で機材をそろえる必要があり(ひととおりそろえるのに1万円以上掛かるんだそうだ)、5千円はそれに対する援助だって。なんじゃそりゃ?援助なら全額しろって~の。ということで、来年も会場に足を運ぶことを即刻決めた。やれやれ。しかしなぁ。進化するハイテク技術に対して「もうついていけないよ」なんてことを年輩の人が言っているのをこれまでどこか遠目に見ていたけど、ちょっとばかり現実味を帯びてきたぞ?今はまだパソコンレベルならついて行けるとは思うものの、この先新しいソフトやシステムなんてのが出てくるようになったら(たぶん出るだろうけど)ちょいと不安だね。いやいやその前に、確定申告の仕方をもっとわかりやすく簡単にせぇや!年金暮らしの人の申告でもあれだけ面倒だったのだ、自営の人なんてさらにさらに…だろう。でもって、申告にきた人を待たせるな~!ディズニーランドじゃないんだぞ~!会場をいくつかに分散すればもっと待ち並ぶ人の列も短くなるだろうって~の!係員の数も増やせ~!PCのディスプレイをもっと大きくしろ~!お疲れさまでした、と、申告が終わった人にはお茶の1杯でも出せ~!会場に娯楽コーナーも設けろ~!ったく、お役所って~のは…(ブツブツ)
2008.03.10
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コロコロ変わる親父の診察結果に眠りの浅い日々が続き、不安を抱えながら過ごしてきたこの2週間あまり。一番胸に染みたのは、何人もの人から言われた「大丈夫だよ」のひと言だった。思い込みやら心配やらで凝り固まった心が、その言葉に触れるたび、たとえ一瞬でもほぐれるのを実感。ありがたいひと言だなとしみじみ思った。と同時に、自分が当の本人にそれを言ってないことに気付き、反省。一番不安だったってのになぁ。ゴメンよ父ちゃん。背中が痛い、から始まって、寝返りを打てないほどになり、実家の近くの総合病院へ駆け込んで、レントゲンだのMRIだのCTだのPET検査だのと検査漬けの日々を過ごしてきた親父。結局といって良いかどうか、現時点での病名はカリエス。背骨に結核菌が入り込み組織を破壊するというもの。多くは肺結核からの二次感染ってケースがほとんどらしいけれど、親父の場合レントゲンその他の様子から肺にも異常は認められず、したがって隔離病棟にも入らずに済むと聞いてまずは安心した。ついでに、検査の途中で何度か疑いをかけられた腫瘍も見当たらないとのことで、やれやれだ。もっとも治療を始めるにあたっての最終検査結果が来週出るので、100%安心するのはその後だけど。加えて言えば、結核菌に対する治療日数が、短くて半年、長ければ1年以上ということもあり、背中の痛みも続くんだよなぁと思うと、やはり切なくなるね。病院の対応モロモロのことについて、実は書きたい事が山ほどあるのだが、あえて今は止めとこう。とにかくひとまずなによりも親父の完治を願うのみ。そしてそのために私ができることを、できる限りやるだけだ。完治したらまた飲みに行こうな、父ちゃん。
2008.03.08
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近所のビデオレンタルショップに行ったら、ワゴンセールで中古のビデオソフトが売られていた。値段を見たら、なんと驚きの、1本50円!ヒェ~!いくら中古ったって、いくら時代はDVD(いやブルーレイか)だからって、そんなに安くなっちゃうもんなのか?ある程度ネームバリューの高い作品はそれでも何百円かの値段が付いていたけどさ、んまぁ驚いたもんだ。で、そのワゴンの50円ビデオの山の中から「破邪大星ダンガイオー」の最終巻を発見!こんなの、私が買わなきゃ誰が買う、と、即座にレジへ持っていったのである…。ダンガイオー。スーパーロボット物のOVA。作品のどこに惹かれてるかといえば、宇宙刑事シリーズを髣髴とさせる渡辺宙明さんのBGMと、なんたって主題歌に尽きる。これだ!♪CROSS FIGHT CROSS FIGHT JUST CROSS FOR LOVE 熱く 熱く 熱く 戦え ダンガイオー ひとつの魂結んだ 四人の戦士よ燃えつくせ 真心さまようプラネット 炎の色に染めて 謎めいた悲しみを 焼き砕け十文字に ※CROSS FIGHT CROSS FIGHT JUST CROSS FOR DREAM まばたく光のダンガイオー CROSS FIGHT CROSS FIGHT JUST CROSS FOR LOVE 熱く 熱く 熱く 戦え ダンガイオー※ 黄金の命に目覚めた 秘密の戦士よ舞い踊れ 飛び散る勇気のエネルギー きらめく星のために そびえ立つその勇姿で 駆け抜けろ愛の宇宙(そら)を ※~※ 謎めいた悲しみを 焼き砕け十文字に ※~※♪他の音楽ジャンル同様、アニソン・特ソンにもデュエットソングが多く存在する。その中で、我が永遠のアイドル堀江美都子さん、いろんな人とタッグを組んで数々のアニソンを発表しているが、彼女のベストパートナーといえば、水木一郎にとどめを刺す。たとえば、ささきいさおと組んだ秘密戦隊ゴレンジャーOPや「明日夢みて」(科学忍者隊ガッチャマン2)は、ささきと堀江さんが主と従といったムード。子門真人と組んだ「行こうよ洸」(勇者ライディーン)やNG版「今日も戦う仮面ライダーストロンガー」は異種格闘技戦の様相。それが、水木一郎とのタッグでは、ライダー1号と2号、宇宙刑事ギャバンとシャリバン、ウルトラマンとセブン、ランとバード(紅の牙)、Zとグレートマジンガー、キカイダーと01、悟空とベジータ…とにかく、“ダブルライダーキックは天下無敵だぜ”状態なんである。これ、一にも二にも、堀江さんの歌声がストロングスタイル的パワフルさを持つゆえに、だな。よって、お互いがお互いの更なる魅力を引き出せる、最強タッグと成り得てるのである。で、その集大成とも言える歌が、この「CROSS FIGHT!」だ。いやもう、聴いているだけで体温が0.5度は上昇するだろうほど、熱い。渡辺宙明さん特有の、伸びやかで力強いメロディ&アレンジも後押しして、全編クライマックスと化した怒涛の1曲となっているのだ。特筆すべきは堀江さんのボーカル。なんと、水木一郎以上に凄みを効かせているんである。♪熱く(×3)戦え ダンガイオ~~~!!♪ここが顕著、ってか、この部分の歌唱が曲の雰囲気を決定させてると言っていい。けっしてイヤ味にはならないリキみ(堀江さんの上手さだな)が、震えるほどにカッコイイ!対する水木一郎、OTAKEBIも控えめで、どちらかといえば彼女のサポート役的な歌い方をしている。これ、「せめてキーがもうひとつ高かったら…」(水木:談)とのことだが、それが返っていいバランスになってる気もするな。ダンガイオーは4つのメカが合体してロボットに…ってシステムで、そのうちの3つ、つまり搭乗者のうち3人が女性!このビデオの発売は昭和の終わりから平成初頭にかけて(全3巻)。美少女アニメが台頭し始める頃だ。この手のアニメでもかつての熱血野郎(←ホメ言葉)が主人公になりにくい、そんな時代だったのか…ってな嘆きは置いといて、水木の抑えめなボーカルは結果的に作品の雰囲気をも表すことになっているんじゃないかな?穿った見方をすれば、その目的で曲のキーを下げたとも考えられる。まぁ抑えめといっても、途中に入る“CROSS FIGHT!”の叫びは水木独自の香り。けっしてサポートに回るだけでなくしっかり存在感を醸し出してるところがすばらしいのだ。うねるブラスと小技の効いたパーカッション、心の奥底に植えつけられたおなじみの渡辺メロディに最強タッグのデュエットと、まさに無敵な1曲。それがこの「CROSS FIGHT!」なのだ。
2008.02.24
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♪カゲスター カゲスター カゲスター 「カゲッ!」 星のマントをビュビュッとふれば 出たぞベルカー カゲローカー 光と影の雲越えて 行くぞ魔力のカゲボーシー ※スター スター ベルスター スター スター 我らのカゲスター カゲスター カゲスター カゲスター※ 星のマントをビュビュッとふれば 敵がふっ飛ぶカゲ車輪 影から影へひとっ飛び 見たか魔力の影ジャンプ ※~※ カゲスター カゲスター カゲスター 「カゲッ!」 星のマントをビュビュッとふれば 銃だバズーカ ミサイルだ 影から武器を生み出して 行くぞ魔力の影合戦 ※~※♪アニメや特撮ドラマには、どこかにトラウマとなる要素が含まれているものが多い。特にテレビの倫理規制が緩かった昭和40~50年代にかけての作品ときたら、そりゃもうふんだんに。あの頃に子供時代をすごしたテレビ好きの人たち、なにかしらのショッキングシーンに影響を受けてるんじゃないだろうか?怪人○○男が人を襲い血を吸うシーンとか、悪の組織に捕らわれた一般市民への拷問場面、あるいは天変地異によって地割れに足をすべらせ人が落ちていくシーンとか、はたまたやるせないバッドエンディングのストーリーなど…。ま、その多くが私たちの生活を脅かす相手(怪人にしろ組織にしろカタストロフにしろ)の所業だろうけど、ここにれっきとした特撮ヒーローでありながらいたいけな視聴者を恐怖のどん底に落とし込むヤツがいる。それが、カゲスターだ!赤をベースに胸板のみ黒の、妙なマッチョボディ(手袋は白)。そいつが羽織るマントは、なぜか星条旗のごとき派手さ。しかしなんといってもその顔こそトラウマの根源!鼻も口も耳も無く、ただ赤い頬に深い隈取のような(見様によっちゃギターのピックガードも連想させる)黒いふちと、その上部についた、でかい目ン玉!頭は競泳用の帽子を被ってるかのようなツルツルで、しかもなぜか水色の渦巻きが左右にひとつずつ…。おい、誰だこんなデザイン考えたの!?とてもヒーローにゃ見えんじゃないか!いやその前に、ハッキリ恐怖だその顔は!!カゲスターの顔の怖さを充分堪能(?)できるのが、エンディング映像。せっかく、せっかく水木一郎のボーカルが鳴り響く中だってのに、どこかのスタジオ(背景もセットもない!)で邪魔にしか見えないマントを翻し殺陣をこなすカゲスター。途中々々にストップモーションで彼のアクション中のバストアップが映し出される、その時の顔の怖さといったら…。特にあの目!水揚げされた巨大な魚のごとき死んだ黒目(ロジック的には誤りだが、こう表現する以外にない!)は、放送当時、視聴者のうち何パーセントかの人には確実にトラウマを植え付けたであろう。私がエンディングテーマを見てヒーローにビビらされたのは、このカゲスターと、アニメ「超人戦隊バラタック」だけだ!ったく、あの黒目をなんとかしろよ~。水木の熱唱がぶち壊しだ。いや歌はカッコイイんだよ。アレンジも、ドスの利いたボーカルも。♪ババッバッババ ババッバッババ…ピョーン タタンタタン ジャン!ジャジャジャージャッ ジャッジャジャジャジャー♪小気味いいイントロが、スーパーウルトラ気持ちいい!主題歌以上に味があって好きなくらいだ。しかし、映像が、よりによってカゲスター自身が、それらすべてをぶっ飛ばしてしまう。これ、歌にとっては不幸だよなぁ。昨年久しぶりに再放送されたという栃木のみなさん、被害のほどはどうだったんだろうか?今どきのユルくて優しいヒーローを見慣れた目にはあの顔、毒が強すぎるって~の!!
2008.02.22
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♪※カゲ カゲ カゲ ギュッギューン カゲスター※ かがやく太陽昇るとき ギュルルーギュルルー光の中にカゲスター ズバッと影が バキッと影が 悪いヤツラをぶちのめす ギュッギューン ギュッギューン影の技 アタック!魔力の影車輪 ※~※ 影の魔神だカゲスター 怒りの太陽受けて立つ ギュルルーギュルルー光の中にカゲスター ガキッと影が バリッと影が 悪いヤツラを打ち倒す ギュッギューン ギュッギューン影の技 パンチだ魔力の影ハンマー ※~※ 影の魔神だカゲスター 真っ赤な太陽背に受けて ギュルルーギュルルー光の中にカゲスター ダダッと影が ドドッと影が 悪いヤツラを打ちすえる ギュッギューン ギュッギューン影の技 シュートだ魔力の影縛り ※~※ 影の魔神だカゲスター 影の魔神だカゲスター♪ふと思うのだが、そのアレンジにドラムとティンパニを共存させ、しかもそれぞれが際立っている…ってな歌が存在するジャンルって、アニソン・特ソンをおいて他には無いよなぁ。ティンパニの“力強さ”とドラムの“ビート感”、考えてみりゃどちらもヒーローのアクションに欠かせない要素であり、その意味でふたつの楽器のコラボってまさに正鵠を射ている。「ザ・カゲスター」(しかし、思い切りのいい番組タイトルだね)の主題歌「かがやく太陽カゲスター」も、そんな魅力が堪能できる1曲だ。効果音のごとき“ビュワーン”と響くシンセサイザーに突如!怒りに満ちたかのようなティンパニがリズム良く挿入される。そこにドラムが追従すると、水木一郎のドスの利いた♪カゲッカゲッカゲッギュッギューンカゲスター♪が。いやもう、このイントロには彼のボーカルしか考えられないでしょうってくらいにキマってるんだよな。曲が始まってわずか10秒。まさにつかみはOK(古っ!)ってところだ。水木らしさといえばOTAKEBI ということで、この曲にもしっかり入ってるんですよ、しかも意味不明なヤツがいっぱい(笑)ズバッとバキッとぶちのめすのは分かる。ガキッとバリッと打ち倒すのも、う~んどうでしょう?と首傾げながらまだ分かる。“ダダッとドドッと影が悪いヤツラを打ち据える”…打ち据える?なんじゃこれ?しかも影なのにギュルルだのギュッギューンだの、まぁにぎやかなこと。こんなナンノコッチャな効果音OTAKEBIを、それでもカッコよく歌いこなせるのはやはり水木のアニキしかいないよなぁ。先のドラムとティンパニも合わせて、ややもすると暴力的な雰囲気漂うこの歌を作曲したのは渡辺岳夫先生。あの巨人の星の、あのキャンディキャンディの、あの天才バカボンの、あのアルプスの少女ハイジの、あのキューティー・ハニーの、あの魔女っ子メグちゃんの、あのサンダーマスクの(ってしつこい!)主題歌を作曲した渡辺先生である。いやしかし、こうしてみると渡辺先生、アップテンポな曲には独特の乱暴さが感じられるね。一方では名作・スポ根などの親しみやすいメロディを書きながら、もう一方では…。う~む、幅が広い。さて、本作品の主役、カゲスターについては次回予定のエンディングテーマで綴ってみよう。こいつ、とんでもないヤツなんだ実は…(怖!)
2008.02.20
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今や冷凍餃子に取って代わられた感のある“商品信用問題”ニュース。いや実は前々から、それこそ今年初めにニュースで報道される前から不思議に思ってたのさ。「このハガキは再生紙を使用しております」の表示。ま、ハガキに限らず封筒、便箋、コピー用紙その他モロモロなんでもいいや、それ自体あるいは包装紙の片すみによく見られた一文。これ、何のための表示なんだろう?普通に紙一枚つくるより、同じサイズなら再生紙の方が何倍もコストがかかる、ってのはワリとよく知られた話。とすると、少なくてもそれを使用する企業の経費節減にはまったく役に立たない、むしろコストアップだよな?では、それを推してなお再生紙を使用し、わざわざ一文を刻み付ける理由は?企業PRか?環境にやさしいウンヌンを「これだけうちの会社は努力してます」と世間に“お伝え”するため?(たしかに森林伐採の軽減という意味では効果もいくらかあるだろうけど)それとも、再生紙使用不可のコピー機や読み取り機や…を使っている人たちへの注意書き?なんだかクイズ雑学王ならぬ、難癖王みたいになってきたが、ホントに、皮肉抜きに疑問なのだ。でもって、あの表記偽装事件は、そんな再生紙を(規定以下しか)使ってないのに堂々と「この紙は…」と明示しちゃったわけで…。なんだか訳分からんなぁ。マッチポンプというか、根本的な問題がぼやけちゃってるようで、しかも決着は付いたんだかどうかもよく分からんし。結局、環境問題ってのもネタでしかないのかなぁ?地球に優しい、なんてお題目のように謳いながら、みんなで滅びの宴を繰り返してんのかなぁ…?(さて次回は久々のアニソン・特ソン列伝を。テケヤスさん、お待たせ致しました!)
2008.02.19
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前回ショッカーのラブリーな幹部、地獄大使を取り上げたが、それにしても“大使”だぜ?地獄とこの世の親善大使か?いやこれ、ライダーファン、特に大きなお兄さんたちの中でたぶん一度は話題に上がってると思うことなんだが、シリーズに登場した悪の組織の幹部、けっこうデタラメな呼称がついてんのな。1号からV3までに登場したのが、ゾル“大佐”、死神“博士”、ブラック“将軍”、“ドクトル”G(ゲー)、キバ“男爵”、ツバサ“大僧正”、ヨロイ“元帥”…。先の地獄大使と合わせ、階級もカテゴリーもバラバラ。それでいてボスが悪の“首領”だもんなぁ。仮面ライダーXは「アポロガイスト」と、まぁいいでしょう。しかし次の仮面ライダーアマゾンではゼロ“大帝”。そして仮面ライダーストロンガー(デルザー軍団)に至っては百花繚乱状態。鋼鉄“参謀”、荒ワシ“師団長”、岩石“男爵”(ってか、男爵ダブってるし)、オオカミ“長官”、“ドクター”ケイト(医者もダブってる)、磁石“団長”にヨロイ“騎士”にマシン“大元帥”そして横文字にしただけの“ゼネラル”(提督)シャドウ…。スカイライダー、スーパー1にも提督や将軍が登場。ゼクロスには地獄大使の従兄弟、暗闇大使ってのも出たな(扮するはもちろん潮健児その人!)こうなると本来の地位、階級面ではなく名乗ったもん勝ちにしか思えんなぁ。「ボク将軍」「アタシはドクター」「じゃオレは男爵にしとくか」みたいな(笑)まぁ字面と語感、そして“なんとなく凄そう”な呼称ということで、決してダメ出しでなく、ルーズなネーミングが時代のゆとり(←言いすぎか)を感じさせて良いんである。ライダーに限らずかつてのヒーロー番組、こんな傾向が強かったよなぁ。男爵に伯爵に子爵に侯爵に…。やっぱりね、あんまり理詰めにすぎると余裕もなくて面白くないよ。ってことで、話はいきなり最新ライダーに飛ぶのだが、こないだから放送してる「仮面ライダーキバ」。前に「仮面ライダーアギト」ってあったじゃん?微妙にネーミングが被ってないか?振り返れば平成ライダーの名前…。クウガ、アギト、龍騎、ブレイド、555(ファイズ)、響鬼、カブトに電王…。なんかソツがないってか、似通ってないかなぁ?いや別にいいけどさ、先にも挙げたけど昭和のライダーたちを改めて並べてみよう。ライダー(1号2号)、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー、スカイライダー、スーパー1、ゼクロス、ブラック、ブラックRX…。どこか悪の幹部に通じる統一性の無さ。ライダーマンって、ライダー+ウルトラマンか?アマゾン…他にも仮面ライダーイスタンブールだの、ライダーアンデスだの、地名国名ワールドワイドも有りか?ブラック…ライダー戦隊か?レッド、ブルーその他もつくらにゃいかんね。…これね、この統一感の無さが良くも悪くも個性になってると思うのだな。まぁもっとも、単純に私が最近のライダーに個性を見出せなくなっただけってことなのかもしれないが…。それにしても、キバである。そのストーリー展開、もはや完全に子供を相手にしてないな?前作(思えば、モモタロスはいいキャラだった)が電車ライダー…ロジック的にヘンだけど…で、今度はドラキュラライダーか?せっかくストロンガー以来のマッチョライダーだってのにな。黄色い目玉を除けばバイオレンスチックでけっこうイケてるデザインと思う。がしかし、ライダーがマッチョなのに変身前の主人公はまたも線の細いヤツだしなぁ。しかも、2週続けてそいつの入浴シーンを流すとこなんざ、お母さん狙いにしてもあざとすぎない?とにかく、もっと単純明快、子供が手に汗握って画面をドライアイになるまで見つめるようなライダーが出ないものかなぁ…。
2008.02.16
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仮面ライダー1号2号が戦ったショッカー&ゲルショッカー。その幹部たちは、どれもこれも恐ろしいヤツらばっかりだった。日本支部に就任早々、戦闘員の服装の乱れを指摘したゾル大佐(規律にうるさいっていう点で子供心にヤなヤツ!と思っていた)。その風貌が、ライトアップの加減でさらに怖さ倍増!の死神博士(本郷と対峙したとき大きな鎌を持っていたその様相はまさに死神)。目の下の痙攣がいかにも神経質そう、ショッカー戦闘員を皆殺しにして強さと冷酷さを観る者に植えつけた、ゲルショッカーの幹部ブラック将軍。しかし!ヤツだけはちがった!ジャイアントロボをかすかに連想させるその被り物は、恐怖というよりユーモラス。Pプロ作品の悪ボスのごとく、図に乗って高らかに笑ったかと思えば、すぐ癇癪を起こしムキになる、人間くさい性格。ライダーを罠に落とし入れ、心の底からご満悦な顔がなぜか愛らしい、そう、ヤツの名は地獄大使。子供のころ以上に、今観るとなんともラブリーな悪の幹部に思えるのである。その魅力が爆発するエピソードといえば、怪人モスキラスが登場する第72話「吸血モスキラス対二人のライダー」。南紀勝浦にバカンスに来た立花藤兵衛とナオキ、ミツル、ライダーガールズのご一行。バスから降りて歩いていく彼らが通り過ぎると、ドラム缶の後ろから戦闘員を従えニュニュッと姿を現す地獄大使。おぉ、おやっさんピンチ!現地に到着した直後にもう襲われるのか!しかし、何するでもなく彼らを観察し、また地獄大使と戦闘員二人はドラム缶の影に身を潜める…。おい、襲えよ!(何度観てもこのシーン、笑えて仕方ない。おやっさん達が到着するまでずっとドラム缶のうしろで隠れてたんだろうなぁ。子供のかくれんぼか?しかも、通路からは身を隠せても、うしろの海からは丸見えだっての)その後いろいろあって、ご一行を捕らえ、本郷猛と滝和也に降伏を迫るショッカー一味。「見ろ!」地獄大使の示す方に二人が目を向けると、洞窟の温泉に肩まで浸かっているご一行たち…。地獄大使、なんか温泉の番頭に見えるぞ?(まぁ、温泉に見えて実は熱湯らしいってのが、滝たちのセリフでわかるんだけどね)怪人モスキラスとダブルライダーの戦い。「ショッカー最強の怪人」なんてふれ込みもなく、従って健闘するも当然のごとくやられてしまい、あわれモスキラスは那智の滝上流にて爆死。すると…。またもヤツが現れるんだな。小さな舟に乗って。かわいい自分の部下がやられたってのに、余裕かまして「フッフッフッ」と笑ってらぁ。しかもまた、何するでもなくその舟で戦いの場を通りすぎるだけ。…おい、戦えよ!いや、彼も本気で世界制服を狙っていたんだろうけどさ、行動があまりにもマト外れ。あなたの周りにもいるでしょ?熱血かまして思いっきり筋違いなことするような輩。そういう、ハタで見てると微笑ましくなってしまうところが彼の魅力。東映の名バイプレイヤー、潮健児の名演とあいまって、さらにキャラが立ったと言える。思えば潮健児、その昔「悪魔くん」の二代目メフィストや「河童の三平」のイタチ男を皮切りに、“気がつけば出ている”特撮役者のひとりだな。がしかし、いくら崇高な目的を持っていても、やることがマヌケなら上司も対策を考えるのが理。首領がせっかくつくったショッカーをゲルダム団と合併させ、新たにゲルショッカーを設立させるに至ったのも、地獄大使がしでかした数々のおバカな所業がきっかけだったに違いない。で、彼の最後の活躍(?)が描かれる、ショッカー篇ラストエピソードが第79話「地獄大使!!恐怖の正体」。ショッカー首領に問答無用で処刑されようとしている地獄大使。公開処刑の案内状をもらった本郷猛が指定の場所へ行くと、今まさにギロチンにかけられようとしている彼の姿があった(しかし、あの被り物でギロチンってのもスゴイよなぁ発想が)。ここで本郷くん、何を思ったのか彼を処刑から救出してしまう。彼も本郷と共闘を誓い、少年ライダー隊本部にかくまわれる(本部の事務用椅子にちょこんと腰掛け、周りの様子を見回す地獄大使がなんともラブリー)。…結局これ、またしてもショッカーが仕組んだ罠で、このあと藤兵衛さんご一行が例によってさらわれ、中田島砂丘に首まで埋められてしまうのだが、けれどもここで、ふと本当にここまでの流れ、“罠”とひとことで言い切れちゃうものだったのか?と思ってしまうんだな。もしかしたら地獄大使、本当にライダーと共闘したかった気持ちも、あったんじゃないかな?いや、これがもし死神博士やブラック将軍だったら、もう最初から明らかに罠だと(視聴者は)気付くと思う。ドリフターズのコントばりの細かな仕込み(わざわざギロチンや案内状を準備するなんてなぁ)も、あぁショッカーらしいやと合点がいく。地獄大使の場合は、おやっ?もしかして本当に(ライダー側に)寝返った?と一瞬でも思わせてしまうんだな。この最終エピソードの1話前から、幹部である彼の知らないところで新たな作戦が動き出していたり(彼が首領に問い質しても、首領はにべもなく「おまえは知らんでもよい!」と一蹴されてしまうのだ)、と、なんとなく組織における彼の立場が悪くなっていた。そんな伏線もあっただけに、余計ホントにショッカーと袂を分かったのでは?とこの最終エピソードでは思ってしまう。これも、彼の愛すべきキャラクター性によるところが大きいよなぁ…。そう思うと、ライダーに倒されその断末魔の叫び「ショッカー軍団、バンザーイ!!」。多くの思いが詰まった切ない叫びであったんだな。首領に騙されたショックと恨み、それでも愛するショッカー。仇敵に倒されたことへの思いと志半ばで命を落とすことになった無念さと…。仮面ライダーの続編、「仮面ライダーV3」のあるエピソードで復活したショッカーの幹部たち。他の幹部がワリと没個性で描かれていたのに対し、ここでも地獄大使だけは変わりないヤンチャぶりが光っていた。あげくにはV3の人質にまでなってしまうオチまでついて…。あぁどこまでも愛すべき悪の幹部、その名は地獄大使…。
2008.02.13
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地獄大使クン、スマヌ、君のことを書きたかったが、次回にするよ。というわけで、ここんとこ報道されてるニュースから。まぁね、しごきが行き過ぎてリンチ=殺人ってのはどう言い訳したって許されるもんじゃないとは思うよ。ドラマならともかく、現実にそこまでいっちゃったらやりすぎもいいとこ。惨い事件と言わざるを得ない。ご両親の胸中、想像もつかないほど辛く悲しいものだろう。でも、でも、でも、だ。先にスタンスを述べておくと、親方と一派を擁護する気はない。現実世界におけるいきすぎた体育会系のノリは、はっきり言ってよう好かん。しかし、このところの一連の報道、あんたら角界をどーしたいの?元からして力士のみなさん、あの体型だ。他のスポーツとちがい、科学的なトレーニングとは無縁、とまでいかなくても、同じようには括れないわけで。そしたら力士が強くなるためには、しごきと根性しかないじゃん。意識不明の彼に水をぶっかけたからって、わざわざ世間様に声高く知らせるべきものか?「ここまで非道なことをしていた!」とでも訴求するつもりか?そんなこと、細心の注意を払いながら必要に応じてご家族の方に報告するだけでいいじゃん。なにも全国区にまで伝えるこたぁない。それに、似たようなしごきは他の相撲部屋でもやってるんだろ?でもって、極論すればそれもいくらか知ったうえで、なお、観客・視聴者のみなさんは感染を楽しんでるでしょ?(取り組みの最中にそれを意識しないにせよ、だ)見殺しにしてしまった親方&一派はたしかに悪い。人を殺しちゃったんだから。だけど、あの角界って、そういうしごきが存在する世界なんだよきっと。だから、もしもリンチまがいのしごきを非難するなら、親方や時津風部屋だけでなく、ずーっとこれまでそんな体制で通してきた角界そのものを、じゃないのか?そういや朝○龍のときと違って、相撲協会もやけにトーンダウンしてないか?(してなきゃいいけど)親方を擁護するなり制裁をくわえるなり、もっと激しい動きがあって良さそうなもんなのに…。それこそ、協会にとってもイタい事件だった証拠では?と勘ぐってしまうな。とにかく、この一連の報道スタンス、切り口、どーも気に入らんぞ。ひとり(ひと部屋)を槍玉にあげるだけで、それでいいのか…?
2008.02.11
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前回に引き続きこのテーマ。特筆すべきは少年ジャンプの2作品ということで、まず「ダイの大冒険」。いやもうこの漫画、良い意味で“ライバルが手を結ぶ”ことの見本市みたいな作品である(イコール、♪燃えて 燃えて 燃え上がり~♪なのだ)。尾崎豊ばりの名言も多いヒュンケルを筆頭に、彼の男気に惚れたヒムちゃん、ラーハルト、クロコダインのおっさん、ハドラー(←泣かせるヤツなんだこれが)、そして、ダイの父バラン…。一度はダイやアバンの使徒たちと一戦交えながら、やがて大魔王バーンを倒すべくみんな彼らと共に歩みはじめる。常々「ダイの大冒険」に登場したキャラには無駄なキャラがひとりもいないと思っていたが、改めて振り返るとさらにその思いが強くなるな。そしてそれは、「るろうに剣心」にも言えること。相楽左之助、四乃森蒼紫、元・新撰組のヘビースモーカー(笑)斉藤一…。志の異なる彼らがそれぞれのスタンスを崩さぬまま、剣心に力を貸していく。そこにはルパン三世と次元、五右衛門のような(あ、ルパンも初期の頃ね)大人のニオイとカッコよさがある。縁篇のクライマックス、孤島での決戦は(もうひとりのナイスガイ、弥彦の活躍も含め)もう読んでいて気持ち良いことこの上ない…。どちらの作品にも言えることだが、主人公側につくまでの動機づけがしっかりできている!決してご都合主義で寝返るなんて不届きなキャラは皆無なんだな。それでいて、というか、だからこそ、というか、みんな初登場からの気高さは失わない。ここがいいのだ。中にはヒムちゃんのように“そんなオチャラケ顔もできるヤツだったのかー!”的キャラもいるが、彼とてまったく性格破綻してしまったわけでなく、どちらかと言えばキャラの幅が広がったと受け取れる。あ、こうしてみると、やはりドラゴンボールも取り上げねばなるまいな。悟空とベジータ。ナメック星篇の前までのべジータはまったくもってニクたらしいヤツでしかなかったが、そのナメック星篇、そして最後の魔神ブゥ篇まで、実に良いスタンスを保ったまま魅力あふれるキャラで通した。そう、最後までヤムチャや天津飯のようにならなかったのがいいんだな(ヒデェ言い方だね)。時代が時代なら、アニメでの彼の声、きっと市川治氏がアテていただろう、ってことで、べジータってプリンスハイネル(ボルテスV)の雰囲気があるんだな…。まぁこういう展開が燃えるってのも、まずなにより主人公に魅力がなければならんことは大前提。その意味ではダイも剣心も悟空も及第点、いや満点を差し上げたい。やはり♪正義と愛と友情♪を謳う少年ジャンプの代表作だ。で、そのフレーズを用いればおのずと登場させたくなるのが我らがマジンガーシリーズの、今回はグレートマジンガーのパイロット、剣鉄也くんだ。孤児だった彼を拾い、育て、活躍の場を提供してくれた、まさに父親みたいな存在の兜博士。しかし博士の実の息子、そう、いわずと知れた兜甲児くんがアメリカから帰ってきたときの、鉄也くんの胸中は如何ほどか。ついでに言えば、前作マジンガーZの最終回で、鉄也くんは甲児くんの命を救っている…。まぁなぁ、鉄也くんならずとも、面白くないわなぁ。それまで親子のように接していた兜博士を、ひょっこり帰ってきた(実際にはそうではないが)実の息子に取られてしまったみたいだもんなぁ。で、その親子のご対面にジェラシーを抱き、Zとの連携を悪くさせ、あげく、彼の家とも言うべき科学要塞研究所を危機に陥れてしまう。仮にもスーパーロボットアニメの主人公がそんなことでいいのか!?と思う半面、その主役にそこまでさせるかー!と、いう想いも抱く。鉄也くんがもう少し大人だったら研究所の危機も、またそれがきっかけで兜博士を死なせてしまうことも(おそらく)なかったわけで、後に甲児くんとは分かり合えたものの、彼の心には重い十字架が刻まれたに違いない。それゆえ、鉄也くんにとって甲児くんは力を合わせて戦うライバルとなったんだなぁ。あぁ罪深きは昭和40年代アニメの業の深さか…。反目し合っていた相手と理解し合えたり、ライバルと思っていたあいつと共通目的を持って協力し合う…ってなとき、そこには他に得がたい感情の高まりがある。人類みな兄弟!と、どこかの♪戸締まり用心 火の用心♪かぶれではないが、現実社会におけるそうした認め合い、分かり合うことの良さを、アニメや特撮や(しまった!地獄大使のことを書き忘れてた!)漫画の王道たちはわかりやすく教えてくれてるんだよな。無論、単純な等式で括れるほど安易に“手を結ぶ”ことはない(できない)けれど、そして手を結んだからといって何もかもすべて順風満帆にことが進むわけでもないけれど、それを踏まえたうえで人が学び取れるものを、王道たちはたくさん持っている。だから、燃える!感動!そしていつまでも心に残るのだな…。馴れ合うんじゃなく、理解することが大切なんだよね。そうだろ?鉄也くん…。
2008.02.08
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大葉健二が父親役で(往年の特撮ファンには赴き深いものがあるな)から再び観はじめた「激獣戦隊ゲキレンジャー」。なんだい、今どきの特撮にしちゃ熱いじゃん!なんて軽い興奮を覚えながら(あいかわらずゾワゾワワキワキうるさいんだが)、ここ静岡ではあと2週でクライマックスを迎えるに至った。そこで懐かしい展開。悪の組織のボスとその側近、と思われていた(すごく単純に括ってしまったが、まぁ良しとしよう)リオ様とメレちゃん(←けっこう好み)が、ゲキレンジャーの仲間入りを果たし本当の悪のボス、ロンと戦う…。いいねぇ~。こんな展開は大好きだ。それまで敵対していたキャラ、あるいはライバルが主人公側に付き、ラスボスや大きな目標に向かって力を合わせるっての、王道中の王道だよなぁ。しかもそのライバルが強ければ強いほど、味方にまわったときのカタルシスはまさに比類ないものとなっていく。ま、逆に言えば力無き者が味方についても解説者の立ち位置にまわってしまうのがオチ、とも言える(例・ヤムチャ)。私が最初にこのカタルシスと出くわしたのはアニメ「国松さまのお通りだい」のワンエピソードだった。それまで様々なスポーツで競い合い戦い合ってきたライバルたちが、サッカーの試合に向け石田国松(主人公ね)と同じチームに入り練習を重ねる…ってなシーン。うぉ~!あいつもこいつも国松くんと同じボールを追いかけている!スッゲー興奮した!考えてみりゃスポーツ物にこの手のパターンって案外あるもんだ。「柔道一直線」しかり、「キャプテン翼」しかり、玉井慎吾はヘンなヤツ…の「赤き血のイレブン」しかり。「はじめの一歩」での、かつて拳を交えた相手とスパーリング、なんてシーンもこれに通じるものがある。そうだ!プロ野球のオールスター戦がまさにこれじゃん!(今さら気付くなよ~)が、しかし、最高に燃えるのはやはりヒーロー物におけるこのパターンだ。アニメ・特撮・漫画作品で思いつくまま挙げてみよう。・悟空-べジータ・悟空-ピッコロさん(べジータが出る前まで)・流全次郎-神竜剛次(男組)・メタルダー-トップガンダー・古代進-デスラー総統(ただし!「さらば宇宙戦艦ヤマト」のみ)・ライオン丸-タイガージョー(←近々ブログに推参!)・ガメラ-自衛隊(ガメラ2レギオン襲来)・仮面ライダーアマゾン-モグラ獣人(決して強くはなかったモグラだが、味のあるヤツだった)・仮面ライダーV3-ライダーマン(決して強くはなかったライダーマンだが…以下略)・ルパン三世-五右衛門(初期の頃ね)・魔女っ子メグちゃん-ノンちゃん・のび太-ジャイアン(映画版に限る)・剛健一-プリンスハイネル(ボルテスV。今際の際にいい演技するんだハイネルが…)…例によってキリがないからこの辺で。あ、週刊少年ジャンプの漫画にはこの手のパターンが目白押しだな。星闘士星矢、北斗の拳、キン肉マン、男塾に幽遊白書に変化球でシティハンターに…etc、etc。中でも特筆すべきはこの2作品。「ダイの大冒険」と「るろうに剣心」だ!(このテーマ、長くなりそうなので次回に続く)
2008.02.07
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ずっと前このブログで、ノベルティカタログ雑誌の裏表紙に載っていた、7月~10月までの「○○の日」の多さと奇抜さに驚嘆したことを書いたが、このたび1~4月編を発見!1年半の時を経て、ふたたび○○の日のなんだかな~加減をみなさんに味わっていただきたく、抜粋してここにご紹介いたそう。前回に倣って以下の記念日、カタログ雑誌の独自調べによるもので日本記念日協会設定のものとは異なる場合があるのでご注意を。1月3日 駆け落ちの日(正月からいいのか?こんな記念日作って)4日 金の鯱の日 5日 囲碁の日 シンデレラの日(しかしこの二つの記念日が同じっての、違和感あるな)8日 ロックの日(6月9日じゃないの?) 勝負の日(一か八か、か…)10日 明太子の日13日 タバコの日(…今のご時勢、いいのかな~)18日 振袖火事の日(ぶ、ぶっそうな。夜桜お七?)19日 喉自慢の日(歌え、歌うのだ~!)20日 玉の輿の日(なんだこりゃ~!)21日 ライバルが手を結ぶ日(なんだこりゃ~!パート2)26日 有料駐車場の日(なんだこりゃ~!パート3)27日 求婚の日28日 衣類乾燥機の日 コピーライターの日31日 愛妻家の日 生命保険の日(この二つが同じ日…意味深だね) 2月 2日 バスガールの日 4日 西の日(語呂合わせ以外の何物でもないな。南北+東の日は?) 8日 郵便マークの日 12日 ボブスレーの日 13日 銀行強盗の日(誰がなんのために作ったんだこんな記念日!) 15日 春一番名付けの日(語呂悪いなぁ。ところで春一番は完全にあんときのイノキに喰われたね) 17日 天使の日 ノアの箱舟の日(この二つがならぶのも意味深だ) 19日 プロレスの日(あれっ?また出てきた!?) 22日 世界友情の日(え~日やなぁ) 24日 地震を考える日(だから毎日考えなさいって) 27日 新撰組の日 29日 跳躍の日(1日中跳ね回れって?)3月 2日 遠山の金さんの日(紋次郎や主水さんの日もつくれ~) 4日 円の日(えん?まる?) 7日 花粉症記念日(ヤな記念日だ) 9日 記念切手記念日(上から読んでも山○山、みたいな日だな) 11日 パンダ発見の日 17日 マンガ週刊誌の日 18日 精霊の日(…なにこれ?) 19日 ミュージックの日(奏でろ!奏でるのだ~!) 21日 催眠術の日(これは有名かも。3、2、1、ハイあなたは眠くなる…) 24日 マネキン記念日 26日 カチューシャの日 29日 マリモの日 30日 マフィアの日(これまたぶっそうな…) 31日 エッフェル塔の日 オーケストラの日(う~む、二つ合わせてヨーロッパの香り)4月 2日 国際こども本の日(アダルト雑誌の日なんてのもあるのか?) 3日 インゲン豆の日 5日 ヘアカットの日(愛羅さんの日だね) 8日 タイヤの日 9日 大仏の日 11日 ガッツポーズの日(これも意味不明。設定した意図を疑うぞ) 12日 世界宇宙飛行の日(世界か宇宙かどっちやねん!?) 13日 決闘の日(OK牧場か?) 15日 よいこの日(浜口か?獲ったど~!) 16日 ボーイズビーアンビシャスデー 19日 最初の一歩の日(だから何に対しての1歩?それとも幕の内君の誕生日か?) 22日 よい夫婦の日 25日 初任給の日(まぁ、入社して初めての給料日だからねぇ、って、だからなんなんだ?) 26日 よい風呂の日(ハ○ヤの日か?) 27日 婦人警官の日(婦人警官って言葉、ある意味差別用語じゃない?) 28日 シニアの日(これも語呂合わせ) 30日 図書館記念日まぁね、前にも思ったけど、なんとなく理解できるものもあれば、なんだそりゃ~!な記念日もいっぱい。どうせならさ、1年を12ヶ月から24ヶ月に増やしちゃえば(1年に四季が二度回ってくる)もっともっと記念日も増えるってのにね。い~じゃん、いろんな記念日があったって。食べ残しの日、係長の日、定年の日に昇格、減給の日、処女作の日、携帯ストラップの日に充電の日に給油の日、あばら骨の日にノド仏の日、スキャナーの日、イヤホンの日、ドライヤーの日、ビーフジャーキーの日、やかんの水の日、襟の日、ふたの日、テーブルの日…(以下、延々と続く…)
2008.02.05
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昨年暮れだったか、円谷プロが身売りされた、ってなニュースを聞いた。赤字が膨らみ経営破たんで手の施しようが無い状態での、苦渋の決断だったそうで。日本を代表するヒーローキャラクター、ウルトラマンを抱えながら、否、それゆえの制作費的プレッシャー(ま、ネームバリューから考えてヘタなものは創れんってことか?)も大きかったんだろう。実際のところはわからんものの、そういう括りで経済ニュースに語られる円谷プロ。やはりさみしかった。ちょうど母校が他校と合併し、新しい学校となってしまうかのような寂寥感があったな。で、それに関連してさみしかったニュースがもうひとつ。今後のウルトラシリーズはCGを多用し、着ぐるみ特撮は極力無くしていくんだそうな。なんかやだなぁ。「ウルトラマンメビウス」までを見る限り、必ずしもCG映像が成功していたとは思えん。とにかく軽い、軽すぎるのだその動き。ポイント的に使われるならまだしも、メインであの動きを延々とやられたら、それこそテレビゲームなんかと変わらんだろうってのになぁ。ムック本などを読めば記されているように、かつてのウルトラは特撮に生命を賭けていた。CGなど夢物語だった昭和40年代、知恵と工夫でいかに迫力ある場面、イマジネーションに満ちた映像を生み出すか、職人の技がそこに光っていた。機体の下部にピアノ線を付け上下反転させて撮影する(見る側は、吊りものゆえ上部ばかり探してしまうが見えないって寸法)。大爆発のきのこ雲は水槽の中で。戦い終わったウルトラマンが空へ飛び立つ時には板の上に立たせてマンパワーで一気に持ち上げて…。もちろん今の目で見ればチャチさ、ローテクさを感じるシーンもあるものの、いわゆる“特撮物”が持つ、テレビ画面の向こうに漂う空気、空間がたしかに存在していた。そしてsの空気を嗅ぐのがたまらなく好きだったのである、この私は。これも昨年末に観た「続・三丁目の夕日」の冒頭。東宝最大の名キャラクター、ゴジラが暴れまくるシーンは意表を突かれ大ウケだった。(ふと思ったが、ゴジラって昭和の街並みにこそ映えるヤツだな。と、これはいつか日を改めて書きたいテーマ)役者と、ちょっとしたセット以外はみんなCG。瓦礫とゴジラが襲い来るなかをありえないスピードで爆走するオート三輪がむちゃくちゃイカしてた。いやマジに、オート三輪があんなにカッコよく見えたのって生まれて初めてだ。いっそこんな調子で三丁目&ゴジラの映画を創ればいいのに、なんて一瞬思ったが、でも万一観たら観たで文句を言ってるに違いない。ある意味お遊び的なワンシーンだったからこその興奮だったと思うし、全編あの調子でゴジラとカタストロフを描かれたらひたすら疲れるだけだろうしなぁ(数年前のリメイク版「日本沈没」なんて最たるもんだ)。今の子供たちは知らんけど、円谷職人のミニチュアワークを観て育ってきた私としては、ジュラシックパークの一瞬の驚きより、たとえ背中のチャックやアナログチックな街並みで繰り広げられる異形同士のバトルに心を揺さぶられるのである。もちろん、前提としてストーリー展開や充実した役者陣、子供にもわかりやすいテーマと魅力ある主題歌etcがあればだが…。そこで、今年の秋公開予定の「大決戦、ウルトラ8兄弟」。ウルトラマンティガ~ガイアの三人+メビウス(おーい、コスモスとマックスはどこ行った?ネクサスは…まぁ無理だな)の平成ウルトラ一族4人と、元祖ウルトラ兄弟の中の有名どころ4人との共演ってことで、ま~一体どんな映画になっちまうんだ?と思う半面、一昨年のメビウス映画の完成度を思うとこれは期待しても良さそうな気もする。少なくともウルトラセブンXみたいにはならんだろう(なってもらっちゃ困るって)。あの頃から変わり果てた、つるの剛士くんをマトモに見られるかどうかは一抹の不安材料だけど(笑)あ、ティガが主役ってことは、GUTS(ティガ作品におけるウルトラ警備隊)の隊員たちも出演するのかな?個人的にはレナちゃん(ハヤタの娘、吉本多賀美ちゃん)が観られればいいな。それはともかく、できれば優れたミニチュアワークと手作りの特撮、そして出しゃばらず且つ効果的なCGをちょこっとだけ用いて観客を(私を)魅了してほしいと思う。ウルトラの集大成となるらしいこの映画、CGオンリーにならないことを願って。そして願わくばヒットしその資金をもって、ウルトラらしい新作ウルトラがまた観られますように!(なんて言いながら本当は全開のメビウス映画の続編が一番観たかったりするんだけどね)
2008.02.03
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昨年からその存在は知っていたものの、ようやくCSで観ることができた「ウルトラセブンX」。いやこれ、どうにもこうにも、なのだ。記憶を失った青年が謎の女性からウルトラアイを受け取ってセブンに変身。地球侵略を企てる宇宙人と戦う…。あーもう、いい加減自分探しのドラマにゃうんざりだってーの!!しかも、オレは一体誰なんだとつぶやきながら、そのくせ割とあっさり敵の宇宙人と戦っちゃう。自分の正体が知りたいなら宇宙人と対峙する前に病院の先生と対峙しろ!画面の暗いタッチと伏線撒き散らして大人のドラマのムードを出すくらいなら、もっとヒーロー像を突き詰めて描け!いやその前に、主役のヤツ(芸名知らんが興味もないぞ)もっとセリフを勉強しろ!いやいや大前提として、セブン、うんにゃウルトラの名をつける必要、どこにも無し!テーマソングは、ウルトラよおまえもか!の、ハードロック風J-POP。誰が歌えるんだあんな歌!!んも~気取りすぎ。狙いすぎ。ウルトラっぽく無さすぎ!ホントにさ、これ、ウルトラ以前に特撮番組である必要性がまったく感じられないのだ。一部で打ち切りウルトラマンと悪名高い、ウルトラマンネクサスの路線を思いっきり極めちゃったね(ネクサスは、ブーブー言いながらそれでも毎回観てたけどなぁ)。マッチョで性悪顔にアレンジされたセブンの造形が、さらに拍車をかけて私の心を萎えさせる。ということで、1~2話を観ただけで関心を無くしてしまった私であった。こうなったら今年の秋に公開予定のウルトラ映画に期待だな。てなわけで、次回はこのテーマで。
2008.02.01
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いや~しかし、寒い夜が続きますな~。「この寒さが本当の冬だよ」などと口にしても、なにか負け惜しみのように聞こえてしまうほどだ。それにしても、よくテレビなどで「極寒の地(アラスカとかね)ではマイナス30度を記録しました」なんてニュースで報道されるより、その後の天気予報で「現在北海道では気温がマイナス1度…」のひと言に、より寒さを感じてしまうのが不思議だね。さて寒い夜、といえば、最近またその名を耳にするようになったTRFの♪さーむーいー夜だけはー♪を思い出す。元々小室ソングにそれほど思い入れが少ない私だが、TRFはちょっと別。特にこの歌のビデオグリップで観られるボーカルのYU-KIちゃんは他曲の何倍もカワイイ。はっきり言ってファンである。(そのYU-KIちゃんを含め、TRFのメンバーって歳取らないのな~。あのダンスにしても、衰えないどころかいっそう磨きがかかってる気すらする。お~いダンガー、あっ違ったDJ-COO、ひとりだけ老けてるぞ~。ありゃ元からか)YU-KI=ユキ、といえば、アニメ、特撮にもいいキャラがいるんだよなぁ。まず、「雪ちゃん」「あたしは雪子姫!」でおなじみ、「ドロロンえん魔くん」の“ユキちゃん”。妖怪ものの雄「ゲゲゲの鬼太郎」には無くてえん魔くんにあるものがこの雪ちゃんキャラだ。さやかさん(マジンガーZ)、美樹ちゃん(デビルマン)、マリアちゃん(UFOロボグレンダイザー)の流れを汲む、勝気な中にフッとしっとりかよわい面を見せる、ある意味最強の女性キャラ。しかもこの雪ちゃん、けっこう実力者なんだよな。単なる刺身のツマじゃない。そこがシビれるんだよなぁ。もしも雪ちゃんなかりせば、えん魔くんもあれほど当時の少年の心をつかんだかどうか、だ(もちろん私を含めてね)。物語後半の、少し大人びた風貌の雪ちゃんは、無敵の可愛らしさ。ユキちゃんといえば忘れちゃならないのが、「宇宙戦艦ヤマト」のマドンナ、森雪。まぁ、ね。途中から古代くんと完全にくっついちゃったんだけどさ、(ケッ!だから「新たなる旅立ち」以降のヤマトは好かんのだ。おまいらベタベタしすぎやぞ~!)それでも松本零士独特の繊細なタッチで描かれる女性キャラ。麻上洋子さんの声と相まって、強く強く印象付けられたもんだった。「だって、古代くんが死んじゃう!」あぁ、この頃の雪ちゃんはよかったな~。もしも彼女の存在なかりせば、ヤマトも…(以下、略)余談だけど、松本アニメの女性美形キャラって、みんな胃下垂っぽいと感じてしまうのは私だけ?いや、あの胴の細さ、長さが…(失礼!)お次は特撮から。ウルトラマン第30話「まぼろしの雪山」に登場した、そのものずばり雪ん子のユキ。いいキャラと言うには少々切ないものがある。村人から「雪女の娘」と忌み嫌われ、あげく無実の罪を着せられ追い立てられる。雪まみれになりながら、伝説の怪獣ウーを呼び続けるユキ。彼女はウーに、自分を守って亡くなった母親の姿を見ていたんだろうか…?なんだこれ、「フランダースの犬」の図式に似てるじゃん。いやこれ決してパクリだのマネっこだのと蔑んでるわけじゃない。むしろ、ネロとパトラッシュの最後に涙する輩はこのユキちゃんにも…だ。ネロにとってのルーベンスの絵が、ユキにとってのウーだったのか。そして、この回のテーマは微妙にシフトしながら、ウルトラセブンの真市くん(第42話「ノンマルトの使者」)、帰ってきたウルトラマンの良くん(第33話「怪獣使いと少年」)へと続いていくわけだ。迫害する者とされる者。いずれのエピソードも観ていて辛いが、子供には必要なテーマだろう。とりわけ、「まぼろしの雪山」はバッドエンドとは言い切れない、民話のような香りを持つややソフトタッチ(ストーリー自体はけっこうハードだが)な作品。ついでに言えば、この回の次に放送されたのはあのケロケロ、ケロニアの話。あぁこの辺、初代ウルトラマンの懐の深さだね。あ、“ユキ”キャラといえば子ヤギのユキちゃんもいたな。「アルプスの少女ハイジ」のユキちゃん。何話かで、行方不明になったユキちゃんをハイジが必死に探し回る、ってな話があった。あのときのハイジの心境、ヨロタルがいる今の私には実にわかる。もしこいつらが行方不明になんぞなったら…(そう書きながらヨロタルを見る…。タルはソファの上で寝そべり、ヨロはそのタルになにがうれしいのかガウガウちょっかい出してる。う~む平和なヤツらだ。しかしおまえら、どこにも行くなよ…)あと、「侍ジャイアンツ」の番場蛮の妹がユキちゃんだったな。他にアニメ・特撮ドラマで“ユキちゃん”、誰がいたっけ?…し、しまった~!TRFのボーカルはユキちゃんでなく“ユーキ”ちゃんだった~!!(んっ?ってことは、ドリームボールの水原勇気ちゃんも仲間入りか…)
2008.01.30
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こないだ、盟友チャフィーさんのブログを読んで思ったことだけど…。最近、オカルトチックな現象の解明を大真面目に取り組む(と、読者に思わせる)マンガってないよなぁ。昭和40年代後半、五島勉・著の「ノストラダムスの大予言」がベストセラーになった。それまでの高度経済成長から一転、オイルショックなどの影響で巷に不況と不安が押し寄せたあの時代、とどめを刺すように出版されたこの本、“ノストラダムス”の名前と「諸世紀」を一気に有名にしたもんだった。で、読者、特に子供たちに恐怖と虚無感を植え付けた。あ~オレは37歳で死んじゃうのか~、ってね。がしかし。そんな虚無感漂うなかではあるが、同時にカタストロフに対する妖しく甘美な香りってやつもおぼろげながら感じてた気がする。“空から恐怖の大王が降ってくる”ことにより世界が破滅する…。考えようによっちゃ有史以来最大の天地スペクタクルを見られるのか、と、心のどこかでワクワクしていた部分って、なかったと言えばウソになる。で、これを踏まえて。たとえば、かつて週刊少年マガジンに不定期掲載(よく不定期ながら13巻まで続いたもんだ)されていた「MMR マガジンミステリー調査班」。先のワクワク感が、「MMR」にはしっかりと息づいていたんだな。ノストラダムスの名を借りて、あらゆる超常現象(天災、人災問わず)を自らが予言者のように説いていく、MMRのリーダー、キバヤシ。リーダーのくせにどこまでも怪しいワンマン行動は、しかし各回の結論を導き出すのに無くてはならないものだった。とにかく、巻の後半になればなるほど結論=「諸世紀」(の詩)になる率、高し。そしてゴゴゴゴゴ…とSE付きでおもむろに描かれる恐怖の大王ならぬ、ノストラダムスの姿!「ま、またしても俺たちの前に立ちはだかるのかノストラダムス!!」勝手な仮説で結びつけ、勝手に結論を出してるのにそのセリフはなんだかな~、なのだが、イヤイヤそこが「君はウナギイヌのように胴の長い猫を見たことがあるか?」ってなもんで、おもしろいのだ。またたとえば、“恐竜には毛が生えていた!”“太陽系第12番惑星ヤハウェは実在する!”“地球の水は、月からもたらされたものだ!”(←それじゃ「宇宙戦艦ヤマト・完結編」だって)など、「んな、バカな!」説をハッタリかましてくどいまでに力説する(もちろんこれ、ホメ言葉だよ)、あすかあきおのマンガ群。彼のマンガ、いやそれを含む彼の著書はどれも「トンデモ本」と称されているが、自らを“サイキック・エンタティナー”と名乗っていることからも、その手の話が好きな人にとっては彼の仮説、けっこうツボをくすぐられることが多いんだな(ちなみに、私はトンデモ本ってけっこう好きなんである)。ことにコロコロコミックに連載していた(らしい)「~の謎」シリーズは白眉(ホメ過ぎ?)。普通ならもっとイケメンに描けばいいのに、伊集院かカンニング竹山かといった丸っこいキャラで自分自身を登場させ(サングラスはせめてものオシャレか)、弟子(だから何の弟子なんだ?)のサイクローくんを引き連れキャトルミューティレーション-牛のどてっ腹にまぁるく穴が開いてるって、あれ-や恐竜の謎を追い世界を駆けめぐる。そして、恒例となった感もある「この○○の秘密は○年以内にNASAより公式発表されるであろうことをここに断言しておく」と結びのひと言。これだよ、これ!ここまでハッタリ効かせられたら、ハハーッとかしずくしかないって(笑)MMRもあすかあきおも、ロマンというにはちと仰々しいかもしれない。が、どちらも未知なる物への恐れと関心を抱かせる、言い換えれば想像力をかき立て広げるパワーがあったことは間違いない。特にMMRなんて、一応結論付けながらもカウント2.5で試合を放り出してしまうことも多かったしなぁ。あまり気合入れまくりで読みすぎると、自分自身がトンデモさんになってしまう危険性はあるけれど、仮説を楽しむにはまったくもって申し分ない。いや、ヘタにひたすらルーティーンワークで物語を消化させるだけのマンガや、青年マンガに傾倒したかのような作品にハマるより、よっぽど知的興奮を得られることは断言しておく。まぁつまるところ、1999年7の月に恐怖の大王が降ってこなかったのがこれらのマンガの衰退につながったんだろう(もっとも、実際に降ってこられても困っちゃうけどね)。しかしあれから10年近くを経て、よりいっそう複雑怪奇な社会と、ありえね~的事件が数多く勃発する今、あんがいタイムリーな新作発表の時期なんじゃないかな?やっぱり読みたいぜ、妙に気取ったキバヤシくんやナワヤ、イケダくんが活躍する(考えてみりゃ「怪奇大作戦」のSRIに雰囲気似てるな)MMRと、余裕でとんでもない説をドドンと発表してしまうあすかマンガ…。
2008.01.28
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ゴアの策略で笛の音を録音されてしまったマグマ大使。あ、マモルくんが呼んでいると火山島を飛び立ち、とある海岸に降り立った。しかし周囲に彼の姿は無い。海女さんを驚かせながらも、マモルく~ん、マモルく~んと呼びかけるが返事もない。マグマがふと見ると、波打ち際にテープレコーダーが回っていた。すると別な報告からまた笛の音が。急いでロケット体形にチェンジし飛んでいくと、次に降り立ったところはどこかの墓地。必死にマモルくんを呼ぶマグマ。だがここにも彼の姿は見えない。と、足元に(本当に足元に。はじめから気付けよマグマ)またしてもテープレコーダーが。そしてその正面、どこかの家の墓石には、ご丁寧にヘタうまな筆文字で書かれた“マグマ大使の墓”の張り紙が。基地に戻ったマグマ。アース様の「(略)…それで、ニセの笛の音にだまされたことに怒っているのじゃな?」の問いかけに、「私が怒っていると?」と最初は知らんフリをしていたものの、とうとう「はい、ついカーッとなって」と認めてしまう(ホントに“カーッとなって”と言うのだ、マグマが)。それを受けて、アース様の言葉。「そんな短気なことで人類が守れると思うか!(略)…おまえはまだ若い。短気は失っても、その若さだけは失わずにおれよ」うなだれるマグマ大使…。いや、さぁ。実にいろんな思いが交錯するな。まずマグマ大使って、普段はマモルくんをはじめとする人類に対し温和な立ち振る舞いをしてはいるものの、心の中では「おのれ~、また呼び出しやがって」とかなりストレス溜まってたんだなぁ。でもなきゃ、たった2回ニセの笛の音にだまされたからって、正義の味方が我を失うほど(テープレコーダーを放り出すほど)怒りゃしないもんなぁ。火山島のマグマ基地。マモルくんの笛にマグマ大使もハラハラしてたんじゃないだろうか?あっ1回鳴った。ガムか?んっ、2回鳴った。モルか私か?ゲッ、3回鳴った!私が呼ばれたのか、ハァ~(ため息)。な~んてね。だけど、そのストレスもわかるよなぁ。いつも呼び出されるのは人間の都合。自主的に基地を飛び立ち「やぁ、逢いに来たよ」なんていう訳にもいかないし(ガムやモルはたまに勝手に現れたりしたけど)、マグマファミリーでたまには団欒のひと時を…と思っても、そんな事情をマモルくんが知る由もなく、ピコピコピー!と呼び出しちゃう。あのずんぐりむっくりの巨体でアース様に説教されしょんぼりしている姿、妙に愛らしかったゾ。で、そのアース様の言ってること。なんか青春ドラマのワンシーンみたいなセリフだな。正義の味方を見守る立場のキャラで、こんな言葉を言えるってのもそうそういない。い~な~“若さだけは失わずにおれよ”。マグマが何歳かは知らんけど、宇宙も創造したとされるアース様から見れば、例えガムくんの父とはいってもまだまだ若造の域なんだろうなぁ。そして、ゴア様。それまで地球侵略に向けた数々の作戦ってけっこうエゲツないものが多かった。特に、青血病やツチラ菌などのバイオハザードを狙った戦法や、有名な人間モドキ作戦など、どこかの秘密結社のように“そこにアジトや秘密工場を造って何の意味があるんだ~?”的計画を企てるよりは、よっぽど侵略に対する本気度は高い。ある程度成功もしてたし。が、その反面…。墓石に張り紙だよ?別に、その紙に液体爆弾その他の罠があるわけでなし、単にマグマに対する嫌がらせにしかすぎない。半紙に筆に墨汁。ゴアか手下かわからんが、きっとどこかの文房具屋で調達したんだろう。そして、筆遣いを懸命に練習し、やっと書いてテープレコーダーも片手に張りに出かけて…。せこい!すばらしい!その無意味さ!ゴア様、よっぽど地球の、いや日本の文化に精通してんだね。ヘタな外国人よりよっぽど理解してるよ。あ、後に幾多の“悪の組織”も(あのショッカーとその系譜集団も)ヒーローに対して似たようなことしてたけど、ゴア様を見習ったな?ちなみに、笛の音を録音したゴアの手下を、若かりし頃の石橋雅史-「ジャッカー電撃隊」でのアイアンクロー役は最高!-が演じている。その仰々しい演技がここでも垣間見れる。その手柄をゴア様に絶賛されながら、最後はマモルくんに殴られガムくんの熱線砲であっさり消滅。いとあわれなり。てなわけで、こんな趣深いエピソードが観られるマグマ大使第43話「マグネット怪獣ジギラ現る!」第44話「マグマの使命」。マグマ大使怪獣の中でもマイナー極まりない怪獣が登場しながら密かな見所満載(ゴアのヒステリック度もこの2話が最高だ!)の、隠れた名作(&迷作)だった。機会があれば、ぜひ…!
2008.01.25
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ストーブを買ったぜぃ。今まで使ってたファンヒーターが、熱風出さずに不完全燃焼白煙を大量排出するようになったため、しばらくエアコンで暖を取っていたが、ダメなんだよな~暖まらん。で、電気店へGo!はじめは壊れたヤツと同じカラータイマー付きの新モデル(ちゃんと梱包箱にウルトラマンメビウスが載ってるヤツ)にしようと思ったが、ふと見ると同じ暖房機コーナーの一角に懐かしの石油ストーブが。しかも、同等の暖房能力を持ちながら、こっちの方が安い!妻と相談。で、即決!こうして、何年ぶりかで我が家にストーブ君がお目見えしたんである。電池と灯油をセットし、点火。すかさず燃焼塔(中央の、赤くあかく燃えさかるウルトラタワーみたいな、あれのこと)のつまみをガシャガシャと左右に振る。この、つまみを持って左右に振るっていうの、今の今まで火の回りを早くするためかと思ってたが、ちゃんと燃焼塔が芯の真ん中に乗ってるかどうかを確かめるためだったのか~、と、説明書を読んで初めて知ったよ(んっ?これ常識?)ボッボッボッと、懐かしい燃焼音が聞こえる。あ~ストーブの音だよなぁこれ…。改めて考えると、ストーブっての優れものだよなぁ。ファンヒーターやエアコンのようにデジタルチックな温度調節はできない。また今のご時勢、原油価格の高騰から電気式暖房器具への買い替えが進むなか、完全に時代と逆行してるのかもしれん。が、しかしだ。多少重いのをガマンすれば持ち運び自由。コンセントのない所でも平気で使える。地震などの被災時、これはありがたいね(といっても、震災で壊れちゃったらそれまでだけど)。万一セットした着火用の電池が切れても、灯油さえ入っていればマッチやライターで点火OK(火の取り扱いには気をつけて)。天板に水の入ったやかんを置いておけば空気の乾燥対策も万全だ。また、やかんの代わりにおでんや鍋物を乗せればずっと熱々のまま。ってことは、ガス代の節約にもなる。餅も焼けるぞスルメもあぶれる。ついでに手のひらだって焼けるぜ(経験者は語る。くれぐれもヤケドに注意だ)。焼き芋も…できるのかな?それになんといっても部屋を暖める速さがエアコンの比じゃない。火の暖かさって、特に今のような寒い時期には格別だね。あとは燃費がどうかってところだけど、まぁ今までのファンヒーターより極端に悪いこともないだろう。♪驚くほどに強いんだ~♪はゼンダマンのOPだけど、電気式の同器具に比べ驚くほどにシンプルだ~、な、その構造。い~んだい~んだ、温度調節のリモコンなどなくたって。手でダイヤルをひねればそれで充分。文明の利器という言葉は、今どきの電化製品にはチト似合わない。むしろこうした、少々アナログチックなものにこそしっくりくるんだな。だからどーした?と言われるとどうもこうもないんだが。というわけでストーブ君、これからよろしく頼むよ。我が家に暖かさという安らぎをプレゼントしてくれたまえ。あ、ひとつだけ難点が。ヨロタルがストーブ君を見て吠える。火を付けようとダイヤルを回すガシャガシャという音にまたいっそう吠える。反射板のおかげでこいつらの声が響く響く!あ~うるせ~!早くストーブ君に、慣れろ~!
2008.01.24
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ヤッターマン第1話を観た。といっても今回は旧作の方。最近CSのアニメ専門チャンネルで、あのリメイク版にタイミングを合わせたかのように始まったんである。う~む、スゴイ!どこが?といえば、リメイク版に比べ遥かに洗練されてるんだな、ストーリー運びが。うま~く約分された感のある展開と、それによって生み出された心地よいテンポが絶妙。おかげで30分間ダレない。残念ながらリメイク版、ここ負けてるね。「説明しよう」の富山敬さん、声が若い!アイちゃんはやっぱり岡本茉莉さんがベスト。ガンちゃんも、太田淑子さんの声は馴染むねぇ。そして、歌。世良ちんスマヌ!オリジナルはスゴイわ。久しぶりに聴いて、つくづく思った。「ヤッターマンの歌」♪ウーワンワンワン ウージンジンジン ワンと吠えりゃ(ワン!)ツースリー サイレンの音(ウー!)高らかに 地球の裏表(ビュン!)ひとっ飛び ただいま出動(オー!)ヤッターマン 仮面に隠した正義の心 ドロンボーたちをぶっとばせ エンジンブルブル絶好調 足を上げてチンチン 勝利のポーズだハイ!(アチョー!) 驚くほどに強いんだ ヤッター ヤッター ヤッター ヤッター ヤッターマン!♪「ヤッターマンの歌」って、ムダにカッコいいアレンジと演歌系節回しが入るメロディ、山本正之の、ちょっと高田純次エッセンスの入った軽さとうっすらした力強さが渾然となって、ヤッターマンでしかありえない奇特な1曲だよなぁ。なんかこう、腹の底から力が湧いてくるんじゃなく、「そんなにリキまなくてもいいじゃん」と、マジメくさってるのがアホらしく思えてくる、そんな感じ。まぁ毎日聴くには疲れちゃうクドイ灰汁があり(ってか、毎日聴くもんでもないだろうが)、Zやライダー、ギャバンetcの正調王道ソングとは一線を画すものの、アニソンらしさという点では負けていない。勝ってもいないけどね。あ、ちなみに♪勝利のポーズだハイ!(アチョー!)♪の“アチョー”は、今は亡き稀代のアクションスター、ブルース・リーの“アチョー”(怪鳥音)を指す。私たちの世代では共通認識なれど、今はわからん人もいると思うので、いちおう…。余談ついでに、その昔、強い男のマネというとみんなアチョーだった。思えばヤッターマンの前作、「タイムボカン」の挿入歌「チュク・チュク・チャン」から“アチョー”が登場してたっけ。さらに、ヤッターマンの後期主題歌「ヤッターキング」にも受け継がれてる。ヤッターマンまでのタイムボカンソング、けっこうアチョー率、高しなのだ。さてエンディングテーマは、今のリメイク版、なぜこの歌じゃなかったんだ~!と未だに思っている「天才ドロンボー」。「天才ドロンボー」♪スッタモンダ コッタモンダ ヤッタモンダ ヤッタモンダ コッタモンダ スッタモンダ 頭はさえてるよヘイヘヘイ アイデアバッチリよヘイヘヘイ 欲しいよ 欲しいよ ドクロストン 絶対もらうと決めちゃった ドロンジョ トンズラー ボヤッキー やられてもやられてもなんでもないない おれたちゃ天才だヘイヘヘイ ドンドンドロンボー スッタモンダ コッタモンダ ヤッタモンダ…♪山本正之、作曲にあたり「山賊の歌」でも参考にしたんだろうか?前作のエンディング「それゆけガイコッツ」の流れを組む(というより、イントロがほとんど同じ!)ダークでクライムチックな曲調に乗せ、なんともコメディ然としたフレーズが並ぶ怪作。だいたい、冒頭の♪スッタモンダ コッタモンダ ヤッタモンダ♪って、どんな意味だっての?しかしなぁ、これ、ドロンボー一味の雰囲気をうま~く表してるんだよなぁ。どこまでマジメかわからん(いや、やってるこたぁオチャラケながらもけっこう悪いことしてるけどさ)ながら、「ど~れおしおきだべぇ」と毎回のルーティーンワーク、ドクロベエ様からの不条理な仕打ちを食らってしまう悲哀も感じられて(それでいて♪おれたちゃ天才だ♪と自己PRしているところがなお、おかしくもあり悲しくもあり)、やっぱりドロンボーといえばこれでしょ!的な魅力に満ちあふれている。でまた、歌っているドロンボー三人がねぇ、良いんだよなぁ。そのボーカルの弾け方は後期エンディングの「ドロンボーのシラーケッ」でさらに爆発全開するんだが、この「天才ドロンボー」も捨てがたい味があるってもんで。彼らの悲哀は突き詰めたコメディの中からこそにじみ出てくるんだよな。ヘンに小洒落たしっとり系J-POPでは表現しきれない(いや、しちゃいけない)もんなんである…。とにかく、タイムボカンシリーズの歌はクドイ。続けて聴けば胸焼け必至。がしかし、たまにそのクドさに触れたくなるときがある。実際、そんじょそこらのアニソンには持ち得ないカラーがしっかり見えるから。結論。あ~今の小奇麗な絵でいいから、そのままオリジナルの歌が流れるオープニング、エンディング映像を観てみたい。せっかくあのクオリティでリメイクしながら、実にもったいないんである…。
2008.01.23
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以前にもこのブログで取り上げた人物、元日本コロムビアのディレクター木村英俊さんは、そりゃぁそりゃぁアニソンに対して心血を注いだ方だった。アルプスの少女ハイジや一休さん、キャンディキャンディにマジンガーZにガッチャマン…誰もが知っている、そして誰もが口ずさめる、昭和40年~50年代にかけての主だったアニソン・特ソンは、大半が彼の手によるもの(コロムビア販売のものに限るけどね)彼の著による「アニメソング-ヒットはこうして作られた」(角川書店・刊)を読むとわかるんだけど、どの歌もはっきりアニメソングとして認識し、アニメソングとして作ろう、という姿勢がうかがえる。無論その中には、アニソンボーカリストの発掘・育成も目的には含まれていよう。しかしあくまでも作成の中心には、番組の顔たるアニメ主題歌の、確固たる位置づけが間違いなくあった。そして、決して勘違いしてはいけないのが、アニメ=子供向き(特にあの当時の風潮として)だからと、その歌を軽んじる、手抜き作業、などといったものとは無縁であったということ。いやむしろ子供に聴かせるからこそ、本物志向に徹していたのである。歌とて商品。売らなきゃいけない。その、売るためのポイントを、木村さんはボーカリストの知名度や安易なタイアップにではなく、歌い手の表現力も含めた楽曲のクオリティに求めた。「おしえて」(ハイジOP)のヨーデル、アルペンホルンの音色。「原始少年リュウがゆく」で水木一郎を採用したプロセスと、彼の才能を信じて使い続け、アニソンの第一人者に育てたこと。「よあけのみち」(フランダースの犬OP)の製作苦労…。(イントロのフランドル語♪ラララ ラララ ジングンジングン クレーヌ ブリンダース…♪は、“歌ってちょうだいかわいい蝶々たちよ…”という意味。本編が悲しいストーリー展開なので、せめて歌だけは明るくしてあげたい、ってな意向だったんだそうだ)ご自身の娘さんの授業参観日、先生の「好きな歌をお父さんお母さんに歌って聞かせましょう」の言葉に、男子が秘密戦隊ゴレンジャーを、女子がキャンディキャンディを大合唱したのを見て“歌が子供に愛されるのは製作者冥利に尽きる思いだった”と著書で綴っている。いかにアニソンに、自身の仕事に情熱を燃やしていたのがわかるエピソードだ。だからこそ、ともすりゃ生まれる前の歌なのに今の若い人たちでも知ってる、歌えるなどといった、息の長いアニソン群が数多く生まれたんだと思う。そして、今でも私を含め、多くのファンを魅了し続けているんだよなぁ。今のアニソンに、そんな情熱が感じられるか?アニソンの、アニソン故のこだわりが、感じられるか?“主題歌”“副主題歌”として、番組の顔になっているのか?予算の面もあるだろう。タイアップその他の事情もあるだろう。それらを含めて、今どきのアニソンがどう検討され、作られているのか私は知らない。ただ、少なくても。かつてのアニソンを知り、それらを心の糧とし愛している私の耳には、アニソン故の情熱もこだわりも感じられない。主題歌という顔にも見えない。挿げ替えても違和感のまったくない主題歌なんて、主題化じゃない。現存のネームバリューに頼った(とした思えない)歌手が歌うアニソンなど、アニソンと呼びたくない。今のアニソンが、この先10年賞味期限を保っていられるのか?使い捨てのように、番組終了と共に鮮度が落ちやしないか?このドラマにはどうしてもこの歌じゃなきゃダメ、と、自他共に認められる曲がどれほどあるか?一部のマニアと話題性に凝り固まってることはないか?過去の資産を、宝を、功績を安易に喰い散らかしちゃいないか?求む!木村さん魂! 求む!アニソンらしいアニソン!
2008.01.21
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前回からの続き。献血で私がひとつだけ苦手なもの。それは…あの針を刺される瞬間。そう、私は注射の類が苦手なんである。まぁ打つ人はともかく、打たれる側でこれを得意としている人もそうはいないよなぁ。昔むかし、小学1年の夏休み直前。近所の友だちと学校のプールへ泳ぎに(いや、まだあの頃は泳げなかったから-はじめて50m泳げたのは小6の時-水浴びだな)行った私は、横っ腹にイヤな痛みを覚えた。プールサイドで横たわっていても直らず、すぐに帰宅。痛みがひどくなってきたため親に学校近くの病院へ連れて行かれた。診察の結果は、虫垂炎。盲腸だ。直ちに入院。麻酔を打たれてそれでも睡眠。で、目が覚めたら。そこは手術室だった!スッポンポンで手術台の上、横向けに寝かされてたんである。見えるのは医者と看護婦たちだけ。見知った顔は皆無。当然親もそこにはいない。で、背中に激痛!何かが刺さる感覚!まぁ後から聞けば、それは麻酔薬の注射だったらしいんだが、とにかく痛いイタイ!ショックと痛みで泣き叫んでも、容赦なく背中へのアタックは続く。なおも泣きわめき暴れる私(実際、夏だというのにやたらヒンヤリとした手術室の感じや背中にブツブツ刺さるあの感覚、今でもはっきり覚えてるぞ。忘れたいのに…)結局、これも後で聞いた話だけど、あまり暴れる私に手を焼いたのか、手術は中止。私はと言えば、麻酔効果でなく泣き疲れて寝てしまった…らしい。次に目が覚めたら、病室のベッドにいた。浦島太郎の絵の枕を頭に。両親と、たしか婆ちゃんも枕元にいた気がする。こうして私の恐怖の一夜が終わった。窓から見える運動場には、先生と児童の整列している様子があった。この光景もしっかり覚えてるぞ。生涯初めての小学校の終業式には参加できなかったんだよなぁこのおかげで。ちなみに、今も私のお腹の中には盲腸くん、しっかり居座ってる。長い付き合いだぜ。しかし、手術室で目覚めたのが腹を切られてる最中でなくて、つくづくよかったぜ…。でもって、この時の恐怖のせいか、やたら注射にビビる体になってしまった(哀)風邪引いて熱が出たときには、「帰りに本買ってくれなきゃ絶対病院には行かない!」という、おまえ何様だ!的主張を毎回母親に突きつけたし(この癖?実は今でも残ってる。何かの拍子に病院へ行ったその帰りには、どれだけ熱があろうと悪寒がしようとも、本屋に駆け込んでしまうのだ。そして、絶対手ぶらじゃ帰らない。最低1冊、本でもマンガでもなにかしら買っていかないと気がすまないのだ…成長しないヤツだな私も)、学校でインフルエンザの予防接種のプリントが配られたりしたら、注射の1週間も前からドキドキしてたもんな。『あぁ、次に仮面ライダーを観られるのは予防注射が終わってからなんだよなぁ』なんて、仰々しくため息ついたり。だいたい、人に針を刺すなんざ、狂気の沙汰だっての!何がうれしくてあんなヤバイものぶっ刺されにゃイカンのだ!薬の投入ったって、飲むなり塗るなり他に方法はあるだろってーの!…なんて思いが、40歳を過ぎた今でもなお、心の片すみに存在している。献血ったってさぁ、どこかのロボットアニメみたいに、胸のふたをパカッと開けて、さぁどうぞ好きなだけ~、なんて具合にできたらいいのになぁ。もちろん、無論、あったりまえの話、子供の頃みたいにビビる様なことはないけどさ、でも“注射”と聞くだけで1mmくらいは密かにファイティングポーズをとってしまう(むっ、殺気…、みたいなね)こんな私が、情けないやら恥ずかしいやらだ。と言いながら、半年後にはまた献血するつもりだけどね。くそう、注射なんかに負けてたまるか。おのれ~、いつか倒してやるぜデストロンの怪人ドクバリグモめ~(なんだそりゃ)
2008.01.19
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会社で献血をした。ここ数年、半年ごと定期的にやっていて、今回も400ccを献上仕った。普段の生活でまとまった量の自分の血を見ることもない(紙などで小さな切り傷を負う、なんてことはよくあるけどさ)ため、毎回いつも袋に送り込まれる赤い液体を不思議な気分で見つめてしまう。パンパンに入ったあの袋、もしも頭からかぶっちゃったら「キャリー」かプロレスラーだな、なんて思いながら(アブネーやつだね)。人の血液って、ひとり平均4リットルも5リットルもあるそうな。で、たかだかその10%弱を抜いただけなのに、その時々で終わったあとの体調がけっこう違うのな。いつだったか、採血の途中からどうも妙な感覚(貧血っぽいというか、のぼせてきたというか)になって、献血バスから降りたときにはフラフラしたこともあった。あのときは寝不足だったか疲れがたまっていたのか…。というと、思い出すのがマジンガーZの熱血パイロット、兜甲児くん。マジンガー映画の中でも最高傑作「マジンガーZ対暗黒大将軍」のワンシーンだ。戦闘獣の襲撃によって光子力研究所が壊滅的ダメージを受け、その瓦礫で重傷を負ってしまった彼の弟シローくん。輸血が必要となり、甲児くんが戦いの傷と疲労を抱えたまま病室のベッドに横たわる。そして昏睡状態が続くシローくんにつぶやく。「シロー、早く良くなるんだ」←この言い方が何気に甲児くんらしくていいね。で、そこから先はもう名シーン名セリフの続出なんだけど、大量の輸血でさらに体力ダウンの甲児くん、修理半ばのマジンガーZで戦闘獣軍団に立ち向かうため、決戦の地へおもむく際、昇る朝日に目がくらんで…。あぁ、どこまでも体を張って戦い抜いた甲児くん。キミこそ正真正銘のヒーローだぜ!Zも、彼がパイロットだったからあれほど光り輝いたってもんだ。もしこの映画、未見の人がいたら何を差し置いても観るべし。いや、活目して観るべし。これを観ずにスーパーロボットは語れない。真のヒーローの姿がここにある!!おっと、つい脱線が過ぎたかな。あ、輸血と言えば、よくショッカーが血液交換だの怪人が生き血を吸うだの改造手術をするだののシーンのとき、血液が管を通る際プォーォーなんて音がしていたな。ありゃなんの音だったんだ?輸血マシン(?)の機械音?それともまさに血液が流れる音?もしそうなら、あのライダーワールドにおける献血車の中はプォープォーうるさくてたまらんだろうなぁ(血の濃さなどによって音色が変わったりしてね)話を戻そう。ま、今回は体調不良にもならず、無事に終了。ジュース2本と携帯歯ブラシをもらって献血バスを降りた。よかったよかった。しかし改めて思うが、この献血、いやさ輸血ってものを考えた人って、スゴイよなぁ。だって手術なんかで血が足りないときに、他人の血を入れちゃうんだよ?どっからその発想が浮かんだんだろう。A型の人にB型の血はあげられない。今でこそ常識になってるこの互換図も、血液(ってか人体)のしくみが解析されるまではなかっただろうし。とにかく、今は慢性的に血液のストックが足りないようで、献血によって集められた分も数日を待たずしてすぐ必要となってしまうほどだそうだ。ボランティア、助け合いなんて盛んに言われながらこの血が足りない状況ってのもなんだか不思議なのだけど、みなさん機会があったらぜひ、ってところだね。やらずぼったくりの訳わからん税金と違って、お金のかからない助け合いだから。…ただ、ねぇ。ひとつだけこの献血に対して苦手なこと(ってか、もの)があるんだな私には。それは…(以下、次回!)
2008.01.18
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それは、とある家具センターに行ったときのこと。妻と「ソファはやっぱり背もたれの高いヤツがいいよなぁ」などと話しながら、色とりどりに並んだそれらの座り心地を確かめながら店内を歩いていると、ひとりの店員が何の前触れもなくスッと近づいてきて、「このソファはデザインが売りで…」などと語りだした。一瞬、誰に向かって言ってんだ?とあたりを見回したが他にお客さんは見当たらず、あぁ私たちに言ってきたのかと合点。別にその日は買うわけでもなく、単に値段や大きさなんかを見に、まぁ冷やかし半分で来たってこともあり、適当にフーンとかヘェーとか相槌打ちながら、さらに妻と見て回った。と、その店員(男)がずっとついてくる。ひとつ腰掛けるたびに「こちらのソファは…」と懇切丁寧な解説を。なんかウザいなぁ。こちらは好きに見たいんだが。で、店員に言った。「今日は買うつもりで来たんじゃないから好きに見させてくれよ」はい、どうぞごゆっくり、との応え。あぁやっと解放されると思い、店の奥に足を運んだ。が、そいつは相変わらず後をつけてくる。そして今度は、私たちが座るまでもなくその商品に近づいただけで「こちらの商品は先ほどのものとちがって…」と、頼んでもいないのにまた説明。人感センサーつきのおもちゃみたいだ。そのうちそいつ、「新築ですか?ご結婚ですか?」「お部屋の広さはどのくらい?」「ご予算は如何ほど?」「どの辺に建てられるのですか?」なんて訊ねてくる始末。な~んでおまえにそこまで教えにゃならんのよ。少々憮然。それでも私はできるだけおだやかに言った。「親切な説明ありがとう。けどさっきも言ったとおり今日は買わないよ。ただ見に来ただけだから。まぁ検討もするけど今日は好きに見させてくれ」はい、わかりました。表情ひとつ変えずに店員の返事。なおもその場に佇むそいつを後に、いつのまにか姿を消していた妻を捜すために私はその場を立ち去った。そして合流。しつこかったな~今の店員、なんて言いながら、まぁもう少し見てから帰ろうと、さらに店の奥、輸入品のソファが置かれたコーナーへと移動。こんなに高価なソファじゃウチにはもったいないよなぁ、ってか、ここまでソファにお金は掛けられないって。それでもしつこいしつこい説明地獄から逃れられやっと一息つけてやれやれと思った瞬間。「そちらのイタリア製のソファは…」ゲッ!その声は!!まさかと思いながらも声のする方をちらりと見ると…いたのである。さっきの店員が。お、おまえいつのまに!完全に巻いたと思ったってぇのに。なんで私たちの居場所がわかった!?(いや、わかるだろうけどさ)よくホラー映画なんかで、悪者やゾンビや妖怪から命からがら逃れ、ため息ひとつついて横を見るとそいつがニタニタ笑ってた、なんてショッキングシーンが出てくるけど、リアルにその気分。ゾッとしたね、正直。もういいっての。うんざりと恐怖。店員を無視し、私と妻はベッドの展示してある上の階へ…。さすがに結界がはられていたのか(んなバカな)、そこまでゾンビ店員は追いかけてこなかった。が、そのベッド売り場をテリトリーに持つ別なゾンビ店員から同じ攻撃を受けるハメになろうとは、私も妻も予想だにしなかった…。手軽にホラーな気分を味わいたかったら、ぜひ藤枝市の某所にあるその家具センターへ行かれたし。私たちは二度と行かんけどね。…それとも、あの家具センターに行った私たち、よっぽど不審者に見えたんだろうか…?最後に、ぜ~んぜん関係ない話。今日の「クイズヘキサゴン2」意外なゲストがふたり登場。ひとりは、あら珍しい、ささきいさお。たった1問回答しただけで、この日のセリフ(違うって)は終わり。なんだかなぁ(笑)そしてもうひとり。さらに珍しや、フィンガー5の晃くん。マジに紳介が言うまでわからなかったほど、変わり果てた姿に…。そして、彼もけっこう…(以下略)しかしこのヘキサゴン、段々おバカキャラのイジリ倒しに特化してきたなぁ…。
2008.01.16
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我ながら不思議だったんだが、ひそかに放送前ワクワクしてたんだよなぁ、ヤッターマン。旧作(というか初代というか、70年代に放送していた、あれね)を観ていたときは、そしてその後もずっと、タイムボカンシリーズ、周りで言うほどおもしろいとは思ってなかったのになぁ。いや、つまらなかったわけじゃないよ。楽しめたし、シリーズもヤットデタマンあたりまで観てたし。ただ、伝説の、とか、あの名作が、なんて括られるほどかなぁ?って感覚があったのだ。とにかく、ひとまず、なにより、すなわち、午後7時、テレビの前に座り、そして、観た。けっこうおもしろいじゃん。やっぱりさぁ、ドロンボー一味はあの声でなきゃね。アイちゃんガンちゃん、オモッチャマ、ヤッターワン、そしてナレーションと、神起用された声優陣も違和感なく観られてよかったヨカッタ。旧作にくらべ、ちょっとPOPになったかな?それもOK!悪ノリテンションの高さ(←これ、ヤッターマン最大の魅力のひとつじゃないかな?)も昔のまま。しっかりオダテブタも出たしなぁ。ビックリドッキリメカ登場前のファンファーレもあったしなぁ。ヘェ、今回はドクロストーンじゃなくドクロリングなのか。商品化をにらんでる?主題歌はなんと、アコースティック&ブルージーな「ヤッターマンの歌」。♪ワンと吠えりゃ(ワン)ツースリー♪を、世良ちんんが渋くキメている。これ、気に入った!劇中ドロンボー一味が活躍(?)するシーンでは、あの♪ドンドンドロンボォ~♪モチーフのBGMもかかって、これもマル。あぁそれなのに…エンディングテーマ、やっぱり今どきのJ-POPに成り下がっていた~!これ、唯一のペケ。エンディング映像は旧作の最終回ラストシーンその後…ってな感じと言えばそうなんだけど、やはりここはあのドロンボーソングで締めてほしかったぞ。とはいえ、ウマくリメイクしたなぁ、ってのがとりあえず総括的感想。今風な演出もそこはかとなくあったけど、な~んにも考えずに観られるアニメってのがいい感じだ。あ、そうそうスタッフのお遊びだろう、ハクション大魔王(&アクビちゃん)とグズラ(おらぁグズラだ)がワンカットだけチョロっと出てたっけ。魔王はともかくグズラってのが少々マニアックだったな(他にもタツノコキャラのカメオ出演、あったのかな?)ということで、リメイク版ヤッターマン、好印象。今後ゾロゾロとヤッターメカも増えていくんだろうな。新しいヤッター○○ってのも登場するのかなぁ。旧作同様、息の長いシリーズとなりますように。ところで、一緒に観ていた妻が私に言った。「このアニメって、あなたテイストだよねぇ」ギャグやノリやヘンテコな言葉(スカポンタンだのアラホラサッサーのたぐい)が、私ヤエモンジっぽいんだと。う~む、これって光栄なことなのか、それとも血相変えて否定すべきなのか…(うれしくないといえばウソだけどね)
2008.01.15
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やたっ!やっとGETできたぜ愛しのプリズ魔くん。ウルトラ怪獣が続々と食玩になっていくなか、一日千秋の想いでこの日を待ち望んでいたぜ。ウルトラマンのフィギュアがちと邪魔なんだが(できれば単体が欲しかったのダ)、まぁ贅沢は言うめぇ。とにかくウレシイったら!思わず携帯で写真撮っちまっただよ。確かこんなショット、劇中にあったよなぁ。どうだいこの氷砂糖のオブジェみたいなフォルム。宇宙戦艦ヤマトの第一艦橋を髣髴とさせる頭部(?)のシルエット。新マン(帰ってきたウルトラマン)を一度は撃退させ、さらに今は無き後楽園球場での再戦では新マンに一か八かの賭けまでさせた、その強さ。こんな顔も手足もないスタイルをしていながら、時々甲高い声で“オーローラー”と鳴く(注:このフィギュアは鳴きません)、まさにセンスオブワンダー、神秘・驚異に満ちあふれた、我がウルトラ怪獣ベスト1に輝く(もっとも光怪獣だから黙っていても輝いているヤツなんだが)プリズ魔くんなのであった。…まぁ、こいつをベスト1に挙げる人っていうのも他にはいないだろうなぁ。新マン怪獣の中でも案外マイナーなヤツだしなぁ。いや~しかし、ここまで造形化されるなんざ、食玩界もやるもんだねぇ。いい時代になったもんだ…。
2008.01.13
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においって、瞬時に昔の記憶を蘇らせる力がある。石油ストーブに点火した瞬間のそれは、小学1年生の冬に手のひらを天板につけ(つまずいてよろけたとき手をジュッとね)ヤケドした時を。仕事前の自動車工場の、オイルやグリスのニオイは中1の時知り合った友人の家にはじめて遊びに行ったときのことを(その友人の家はモータースだった)、夏の草いきれのそれは安倍川の花火大会を…。バスクリンのニオイ、石鹸のニオイ、餅の焼けるニオイ、たき火のニオイ、古本屋のニオイ、畳のニオイ、消しゴムのニオイ、ニベアのニオイ、まぁ挙げればいくらでも…ってところだけど、案外、けっこう、とりあえず、記憶・思い出に直結するニオイってあるもんだ。もちろん、記憶呼び覚まし装置ってのを抜きにしてもニオイって大切なもので。鼻をつまんで食べればどんな贅沢な料理でもまったく美味しくないし、ビロウな話で申し訳ない、ウンチやオシッコのニオイで健康状態がわかるってのも、ある。昨今のアロマテラピーを挙げるまでもなく、ある種のニオイは気持ちを落ち着かせる効果があり、いやそれどころか人の感情すらも時に操ることができるほど。ま、できれば自然のニオイが人には一番いいんだろうけど(どれだけ高価な芳香剤も、本物のキンモクセイの香りにゃかなわないってね)、とにかくニオイってのは生きてくうえで大切なもん、なんである。でもって、ニオイが大切ならそれを嗅ぎ分ける力もまた重要。目の前の危険を察知し回避するためには、目や耳と同じくらい鼻も…だ。さて。自然回帰だか“○○にやさしい”だか、“無臭”って発想がある。臭わない快適空間ってやつだ。そりゃまぁさ、一度嗅いだだけでオエッてなっちゃうニオイや頭痛くなっちゃうような香水の残り香は確かに困りものだ。昔会社にいたなぁ、深夜の夜汽車以上に長いながい余韻を残す、ベッタベタに“あんた明らかにつけすぎだよそりゃ”的に香水のニオイを振りまいていた女子社員。あそこまでいくと“匂い”より“臭い”だった。物理的暴力すら感じるほど…。でも、それも程度の問題。徹底的に無臭にこだわるよりも、少しは良い匂いも悪い臭いも残しておいた方がいいと思うのだが?以前、チャフィーさんがブログに書いていた“ニオワ納豆”。そこまでして臭いを取っちゃうのって、やっぱりどう考えたって不自然だもんなぁ。穿った見方だけど、あんまりニオイを消していっちゃうと、嗅覚の能力も衰えて、危険を嗅ぎ分ける力までなくなっちゃうぞ?…いや、今の世の中、どうも昔にはなかったいろんな面での“親切さ”“便利さ”“快適さ”ってやつが、人が本来持っている能力を低下させてる気がして…。
2008.01.11
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ウルトラマンタロウを観ていたら、ある回でこんなシーンが流れた。ヤプール人(前作ウルトラマンAの宿敵だ)の残党に操られた怪獣ベムスター(ヤプールが操るのは超獣だろっての!ったく、製作スタッフのいい加減さったら)が、ZATの宇宙ステーションを壊滅させ地球に飛来した。で、ZATの作戦室。副隊長をはじめ隊員たちがベムスターについて話し合ってる。「ベムスターといえば、かつてウルトラマンを倒したほどの強敵じゃないですか!?」「そうだ。ウルトラセブンの力を借りてやっと倒せたほどの恐るべきヤツだ」そしてモニターにはかつての映像が流れていた…。あ、ここで注釈を入れると、セリフにもあるとおりベムスターって怪獣は「帰ってきたウルトラマン」(新マン)に登場した、ファンならおなじみのメモリアルモンスターである。何がメモリアルかと言えば、初めて既存のウルトラ兄弟(セブン)がゲスト出演した、ということだ。それまでは、初代ウルトラマンにしろセブンにしろ、作品での共演が一度として無かったんである。ゾフィーも初代ウルトラマンの最終回で初登場したときにはまだ「だれだこいつ?」的キャラ。いわば単なるウルトラマンに似たひとり、ってな扱いだったしね。それがこのベムスターが初登場した新マン第18話、タイトルも「ウルトラセブン参上!」でセブンが客演したのを皮切りに、同番組屈指のヒール宇宙人ナックル星人のエピソードでの、初代マン、セブンの新マンとの共演(この三人、どうしてもライダー1号2号&V3とダブるんだよなぁ)、そして次回作ウルトラマンA第1話を経て、“ウルトラ兄弟”という概念が確立されていったのである。で、話を戻すと。ZATのモニターにはベムスターに翻弄され苦戦を強いられる新マンの様子が。そして次の場面では…。なんと、セブンが新マンにウルトラブレスレットを渡すシーンが流れたのである。ZATのモニターで!(このブレスレットで新マンはベムスターに勝利した)じっとその様子を見つめるZAT隊員たち…。いや、さ。ZATの諸君がその様子をモニター越しに見てるってことは、あの作品世界の誰かが新マンとセブンの邂逅を撮影してたってことだよなぁ?カメラマンはいったい誰?当然ながら東光太郎くん(言わずと知れたウルトラマンタロウ)も仲間と一緒にそのシーンを見ていたのだが、彼の胸中は如何ほどか。さらに一連の映像を観終わって、隊員のひとりが言った。「ウルトラマンのブレスレットのエネルギーはすでに解析済みです!」…あの~、新マンのブレスレットといえば、そりゃ~そりゃ~スゴイ武器だったんだぞ!?多くの怪獣を倒した万能アイテムだったんだぞ!?相手がZATだから平気でイチャモンつけてやる。そんなブレスレットを解析できるほどの科学力を持っていながら、おまえら自ら怪獣を倒したことなんてないじゃんよ!それだけ優れた科学力があるなら、とっとと強力兵器の開発に応用しろ~!!宝の持ち腐れとはまさにこのこと。あ~あ、これだからZATってぇのは…。※まぁ、先回のブログではないけれど、あの当時再放送でもない限り昔の映像も観られなかったし、再生怪獣が出るってこともあり子供たちへのサービスシーンって意味があったんだろうけどね…。
2008.01.09
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そういや“カラーテレビ”って言葉を使わなくなったのはいつ頃からだろう?しかし今思えばスゴイ言葉だよな、カラーテレビ。ただの“テレビ”じゃないんだぜ?なんたって“カラー”な“テレビ”なんだぜ?…もちろん1960年代の産物的言葉だってのは承知。今じゃ(いや、けっこう昔から)テレビはカラーがノーマル。ワンセグなる携帯で見られるテレビでさえ映像でさえカラーがあたりまえだもんなぁ。いやはや改めて科学の進歩、技術の革新を感じざるを得ない。我が家にはじめて“カラーテレビ”がやってきたのは小学5年生のころ、だったと思う。遅い方だね。それまでは白黒テレビのブラウン管(←この言葉も今はほとんど死語と化してるな)の前に、ちょうどサングラスをかける要領でラベンダー色のアクリルスクリーンをたらし、発色のどぎつさから目を守っていた。よって、ウルトラマンも仮面ライダーもマジンガーZも、薄紫がかったモノクロ映像で見てたっけ。ついでに言えば、そのころの画面サイズは16か18インチ。20型なら小金持ち、それ以上のサイズがある家は大金持ちって認識が、少なくても当時私が住んでいた町内半径3km以内にはあったような…。いや~カラーテレビ、あこがれだったな。初めてカラーで見たデビルマン、興奮したもんだ。ステレオにしても、そう。ウチにはじめて外部端子の使用やスピーカーに内蔵マイクをくっつけて、という荒業ぬきに、そのままレコードから録音できるカセットデッキ(ま、ふつうに言えばオーディオコンポってやつですな。ステレオにして、立つ!)が来たのは私が高校1年の春。入学祝に買ってもらったときだ。これもまた感動した。録音中しゃべったりテレビをつけていても関係なく、しかもモノラルでなくステレオ録音ができる。いやもう狂喜乱舞の域だった。CD、MD、ましてやi-podなど、まだま~ったく影も形もなかったころのこと…。カセットデッキが手に入ったら次はビデオデッキ。中学の時に友人の家でその存在を知ってから欲しくてたまらなかった(なんたってカセットテープにじゃなく、ってことは音源だけでなく映像までレコーディングでき、好きなときにいつでも何回でも見られる…まさに夢のマシンだった)このビデオデッキ。「コ・マ・オ・ク・リ・モ・デ・キ・マ・ス・ヨ」と、めずらしくドリフの仲本工事がひとりでCM出演した、それでも廉価版とも言えるデッキ「マックロード」が発売されてもなお、まだまだ自前で買うには高嶺の花だった(まぁ廉価版ったって気安く買える値段ではなかったしなぁ)。欲しいほしいと思いながら、やむなくテレビからカセットで再放送のウルトラセブンだのジャッカー電撃隊だのを録音してたっけ。それが、ようやくそれが私の部屋に来てからは状況が激変。あれは20歳すぎのころ。120分のビデオテープが1本1280円だった時代。小遣いの大半がテープ代に消えたっけ。当時、私は社会人。そう、本とレコードとビデオテープに、青春とお金のほとんどを費やしたのさ…。…いやね、こないだ電気店に行って46型やら50型やら、プラズマだハイビジョンだのとバカでかいテレビを見ていたら。二束三文(は、言いすぎだけど)で売られているコンパクトサイズのCDMDデッキを見ていたら。ブルーレイだの○○○GBHD搭載のビデオデッキを見ていたら。急に昔のテレビが、カセットコンポが、ビデオデッキがいとおしく思えてきてさ。今度、昔に戻った気分でビデオのウルトラマン、白黒画面で観てみようか…。
2008.01.08
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何年ぶりかで今年の正月、「オールスターかくし芸大会」を見た。いや、ま、見たくて見たわけじゃなく、実家から帰ってテレビをつけたらたまたま放送していて、そのまま最後まで…っていうパターンだったんだが。それにしてもMrかくし芸と称されているマチャアキ、いつのまにあんな上等な格付けされるようになったんだ?なんかもう、彼の持ち上げられ方って他の演者とは別格。私がよく見ていたころ(まだハナ肇やドリフがハバをきかせていたころ、って、すんげ~昔だな)から出演しているんだから、そりゃ大御所といっても過言じゃないけどね、マチャアキって。しかしまぁ、あの雰囲気、昔とあんまり変わらないのな。どこがかくし芸だ!?とつっこみ入れながら、それでもスゲーなーとそれぞれの演目に感心しながら案外(失礼!)楽しめた。特に、私が昔、卓球部に所属していたこともあって、ホンジャマカの恵が演じた「ラリレオ」が気に入った。卓球の曲芸ラリーと思しき技で、いつか機会があったら私も挑戦してみたいと思ったゾ。んっ?そういえば高橋圭三さんや芳村マリが審査員からハズれたのっていつからだ?もうひとつ“そういえば”で、今って「○○語劇 『インディジューンズ』」のたぐいの寸劇、やんないのな。あれ、昔は楽しみだったのになぁ(考えてみればあの演目、“どこがかくし芸?”の最たるもんだったな。でも好きだった)さて昔むかし、かくし芸って、出演者のゴージャス感が楽しみだったってところもあった気がするな。あの人とこの人と、へぇ~こんな人まで共演すんの!みたいな、ね。もちろんそこで披露される技の数々にも目を奪われたけどさ、ドリフとクレージーキャッツの共演だとか、アイドル大集合的演目構成など、いや~さすが正月だね~といったきらびやかさが(まさに正月ならでは、というか、そうしたきらびやかさに正月を感じてたというか)よかったなぁ。ましてあのころはまだタレントと視聴者との距離が今ほど近くなかった時代。だから余計にスゲースゲーと見ることができた気がする。それが今は(あえて乱暴に括ってしまおう)普通のバラエティ番組とほとんど変わらない顔ぶれ。ゴージャス感も3割減ってとこ、あった。ま、その分技を見ることに集中できたってことも言えるかもしれんけど。今回は久しぶりっていうこともあって最後まで飽きずに見られたものの、来年また見たいか?といえば、ん~どうでしょう?だ。いやその前に、来年も放送されるかどうかだね。それでもやっぱり残って欲しい番組ではあるな。見る見ないは別として(って、それじゃ番組自体もフジテレビも困るだろっての)ただ正月の新聞のテレビ欄にそのタイトルが載ってるだけで、なんとなく正月っぽさを感じられるから。それと。時々BSで昔の紅白歌合戦を放送することがあるけれども。フジテレビでもCSチャンネルを持ってるんだから、昔むかしのかくし芸を放送すればいいのに。やったら、見るぞ!!玉川良一とマチャアキの本気さながらのケンカシーン!
2008.01.07
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今でこそ女性エンジニアも普通になり、つまり女の子が着ていても違和感ない時代になったけど、その昔ツナギってのは男の作業着だった。私もかつては仕事で袖を通したことがある。着慣れないうちは異様に肩こりがスゴイ。が、それを過ぎると…楽チンなんだよなぁ。他には何も着られなくなっちゃうほど。困るのはトイレだけ。今はYシャツにネクタイで仕事するようになったけど、できるもんならツナギのまま仕事したい、と未だに思っている。1970年代当時、ツナギを着た人と言って思い出されるのはダウンタウンブギウギバンドか早川光くん(漫画「750ライダー」)か。あ、レーサースーツもある種のツナギだね。と、まぁツナギ=男の制服。それを女の子が着るってのは、だから一種の倒錯した世界だったんだよな。そしてふと思うのだが。昔から私は帽子をかぶった女の子ってのに弱かった。それもハットでなくキャップ。長い髪の上にちょこんと乗っかった野球帽…い~な~かわいいな~、なんてね。考えてみりゃこのキャップってのも基本的には男の子のアイテム。それをあえてかぶってる女の子…。ぅおぅ!私ってヤツぁ。さらにアイマスク。その正体を隠すための、最小のアイテム。赤影やリボンの騎士、シモーヌ(ラ・セーヌの星。そういやシモーヌも帽子をかぶってたっけ)や美少女仮面ポワトリン。団時郎の怪人二十面相に、あ、ガンダムのシャアもそうだったか(アニメファンが真っ先に思いつくキャラって、普通はこいつなんだろうなぁきっと)。共通するイメージは、ムムッおぬしできるな!?ひそかな実力者というか、ワンランク上のレベルの強者というか。さて、賢明な読者の方ならここまで読まれてきて、あるアニメキャラを思い浮かべられたことだろう。チャームなツナギを身にまとい、アイマスクの上にはイカしたキャップが乗った女性キャラクター。そう、ヤッターマン2号にしてチャフィーさんのお気に入り、その名もアイちゃん12歳(12歳!?)実写やアニメでのリメイクが報道されているヤッターマン。あの大いなるワンパターンストーリーとタツノコ悪ノリベタベタギャグが今どれほど受け入れられるか定かでないが、せっかく復活するならドーンと人気も出てほしいもんだ。でもって、実写はともかく(あんまり関心や期待がわかないもんで)、アニメに関して是非!と熱望するのが、オリジナルと同じ声優の起用だ。残念なことにかつてナレーションを務めていた富山敬さんが鬼籍に入られているので完全オリジナルってわけにはいかんまでも、せめてドロンボー一味とアイちゃんは元のままでお願いしたいんである。アイちゃんってキャラ、先のツナギ&帽子&アイマスクに加え、月美ねえちゃん(byてんとう虫の歌)でおなじみ岡本茉莉さんの、清楚でリンとした声だからこそ魅力倍増、だったもんなぁ。もしもムリなら、せめて彼女に似た声の人が担当してほしいと切に願うものなり~。あ、そういやもうひとりヤッターマン1号ってのもいたな。なんてったっけ…あの…ほら…あぁ、ガンちゃん。ま、ガンちゃんはどーでもよろしい(ウソウソ、できればこちらも藤田淑子さんを希望、だ)とにかくドロンボー一味&アイちゃんはぜひぜひオリジナルで。あと山本正之の超脱力系主題歌もね(ヘタに今時のJ-POP風なやつにしないでくれ~)あぁ、こんなこと書いてたらヤッターワンの超合金(の類い)がちょっと欲しくなってしまった…。
2008.01.05
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あぁ、正月も三が日が終わってしまったなぁ。しかしこの3日間って、年々“正月らしさ”が薄らいでいくのはなぜだ?お年玉をもらえなくなったせいか?年末年始の正月番組に思い入れがもてなくなったからか?(←これ、また改めて書いてみたいぞ)ま、いずれにしてもこの年末年始の休みは掃除と家とでバタバタ&あれよあれよ&あっという間&いつのまにか過ぎ去っていってしまったな。良いことも悪いこともあったけど、どうか無事に1年過ぎますように。ところで。長編アニメ映画などへの声の起用でいわゆる“タレント”がよく抜擢されているが、それに対して本職の声優陣が「おれたちの仕事がなくなるじゃないか!」と苦情を言ってるそうな。わっはっはっは。スマン、必死に抗議している(と思われる)その声優諸氏には申し訳ないのだが、思わず笑ってしまったわ。そんなの、今に始まったことでもないってのになぁ。いやそれ以前の問題で、先に領域侵犯を冒し本来の声優業からタレント業界に進出してきたのはみなさんの方だろうに。誰がそういう苦情を言ってるのかそのニュースではわからなかったが(よもや日本アニメ黎明期から現在も活躍している方々ではなかろうけど)、なんかひっかるものがあるぞ?私が高校生のころ(だから20年以上も昔のことじゃ)、「第1次声優ブーム」なるものがあった。折からの宇宙戦艦ヤマト、あるいはガンダムに端を発するアニメブームからの流れでそうなった、ものだろう。とにかく凄かったのよ。アニメ雑誌には、今では大御所と呼ばれる(イコール、私たちの世代ではその声に馴染みの深い)ボイスアクター、アクトレス達のブロマイドが付録に付き(中には、誰とは言わぬがホントにあなたその顔でブロマイドになってもいいのか?的な人たちまでも。アイブレッサー・ライポゥ!)、レコード店にはその声優たちのイメージアルバムとも言うべきLPレコードが並び(無論アニメとは無関係な歌やレコード寸劇などが収録されていた)…。これらのことを悪く言うつもりはないよ。がしかし、これって領域侵犯以外の何物でもなかろう。その際タレント業界は声優陣に文句を言ったか?余談だが、我が永遠のアイドル堀江美都子さんのブロマイドなら何枚付録に付いてもウエルカム大歓迎!だったなぁ。どう贔屓目抜きに見てもルックス良かったもんなぁ。あのころよく雑誌の切抜きを下敷きにはさんでいたもんだった。その後のアニメ業界、特に女性声優のアイドル化は、アニメファンなら周知の通り。下手なアイドル顔負けの人気が出た方も、何人も登場。かように、声優諸君の活動の幅はン十年前からどんどん広がっていたんである。決して声の仕事だけに特化していたわけではないのだよ。半面、タレントの声優起用もあの当時からなかったわけじゃない。今では伝説と化した、スターウォーズの初テレビ放送の際、ルーク=渡辺徹、レイア姫=大場久美子、ハン・ソロ=松崎真、いやいや松崎しげるの抜擢は、神をも恐れぬ暴挙だったな。無論、単に話題づくりだけのタレント起用は私も好きじゃない。最近のジブリアニメなんか顕著だけどさ、あぁもしこのキャラをあの人がアテていたらもっと魅力的になったろうに…そう思ったことは何度となく、だ。がしかし、逆に見ればそういうことでしか話題が作れないアニメ作品が多い、とも言えるし、それははっきり作品のパワー不足に他ならない。そしてそのパワー不足の原因のひとつには、声優諸氏の魅力がうんぬん、ってのも挙げられるんじゃないだろうか?今、アニメ作品って、昔(それこそ第1次声優ブームのころ)に比べても決して少なくない。テレビ放映こそ減ったかなとは思うものの、BS、CS、あるいはOVAなど、むしろ多いくらいだろう。つまり声優さんたちにとって仕事の場、需要は増えているハズなんである。予算のかかった大作アニメ映画と販売本数もいかほどかのOVAとでは、そりゃギャランティにも差がつくとは思うよ。けれどもキレイに言ってしまえば実力が物言う世界。他の分野の人たちに仕事を獲られるから…などと嘆いてないで、自身のスキルアップに励んでいる方がよっぽど応援したくなるぞ?でもって、偉大なる声優界の大御所たちのように、10年経っても20年経っても「オッス!おら悟空!」「オイ、キタロー!」「マジーンゴォー!」「ふ~じこちゃ~ん」「海賊王に、おれは、なる!!!」「父ちゃん、おれはやるぜ!」「またつまらぬものを切ったか」「わ~い、クララが立った~!」「チェーーーンジゲッターーーワン!スィッチ、オン!!」(以下多すぎるので略)で需要を求められるくらいになりなさいって。どのみち話題性だけで起用されたタレントさんたち、ほとんど次回の出番はないだろうからさ。
2008.01.04
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時間の進むエネルギーの源はビッグバン以来未だに広がり続ける宇宙の膨張力だ、なんて話があるけど(…ってこたぁいつか膨張が止まり収縮しはじめたら時の歩みも逆流するんだろうか?)、とにかく小ワープの繰り返しといった感じであっという間に過ぎ去った2007年だった。そして、2008年のはじまり。単に一夜明けただけで普段の新しい1日が始まるだけじゃん、とクールにかまえることもできようが、ここはひとつ子供の頃に戻って気合充分で元旦の朝を迎えてみたいなぁと思う次第。さてそこで、今年最初のアニソン・特ソン列伝は、名曲中の名曲をば。「あしたがすき」♪あしたはどこから生まれてくるの 私は明日が 明日が好き すてきなことがありそうで 私は明日が 明日が好き キラキラ光る風の向こうで あの人が私を 私を呼んでいる キャンディ(×4) 明日のことを夢に見るの 私は明日が 明日が好き やさしい人に逢いそうで 私は明日が 明日が好き ※緑がゆれる丘の上で あの人が私を 私を待っている キャンディ(×4)※ ※~※♪これ、言わずと知れたアニメ「キャンディ・キャンディ」のエンディングテーマ。このアニメのオープニングテーマは、我が永遠のアイドル堀江美都子さんの(いや日本アニソン界の)代表曲と言って然るべき名曲なんであるが、個人的にはそれ以上に大好きな曲なのだな、「あしたがすき」は。フレーズに出てくる“あの人”は、作品の中でもキーワードとなる「丘の上の王子様」を容易に連想させるものではある。がしかし、リスナー自身の“あの人”を思い浮かべ聴いてみれば、ほ~らなんとなく“明日”に希望が見えてくるでしょ?いやいや、それは“人”でなくてもOK!自分が追いかけている夢でも願いでも、とにかくあなたの心の向こうにそびえる丘の上で、それが手を振り呼んでいる。誰を?あなたを。あの~大人になるとね、なかなか“明日”に希望を持ちにくくなるのよこれがまた。知識や経験が良くも悪くも影響して、そんな一夜明けたって変わるもんじゃないし、ヘタに期待を持ったって“明日”が終わった時の、「あぁ今日も何もなかった」「出会いがなかった」などと落胆してうんぬん、なんて、消極的に思いがちなんよ、実際の話が。そう、大人になると、なかなか「明日が好き」なんてクチに出せなくなるんである。でも、だから。夢、希望という名の“明日”は大切なんである。けっして現実逃避の手段なんかじゃない、心の支えとなる“明日”があるからこそ、その“明日”に向かって少しでも近づこうとする。様々な不安要素が渦巻くこんな時代だからこそ。“今日”を生きるのに精一杯、だからこそ。“あしたがすき”と、口に出さなくてもいい、でもそう思い続けていたいもんだ…。ギターのアルペジオではじまるこの曲。一見フォークソング調ではあるものの、そこはそれ懐深きアニメソング、堀江さんのボーカルが加わると単にフォークという垣根を易々と飛び越えてしまうところがすごいのだな。といって奇抜なわけでも技巧に走っているわけでもない。むしろいわゆる唱歌やクラッシックのスタンダードナンバーが持つ、普遍で時代に流されない風格を醸し出してるって感じなのだ。また堀江さんの歌い方が威風堂々。優雅に奏でられるバックミュージックとしっかり渡り合ってる。ここがすばらしいんである。特に♪私を呼んでいる~(待っている~)♪の歌唱は絶品!まったくもって堀江さん万歳!なのだ…。今年1年、みなさんの“あの人”に少しでも近づけますように。
2007.12.31
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みなさんご無沙汰しておりますヤエモンジです。ブログ開設以来二度目の長期休暇を取っておりました。予告無しの休暇、ホントに申し訳ないm(__)mこんな年の瀬も押し迫ったこの時期ですが、ボチボチと再開致します。もしよかったらまたお付き合いくださいませ。でもってこの4ヶ月間あまり、何をしていたかというと…家を探していたんであるよ。で、なんとか“歩き始める”ことができたんである…。この3ヶ月間迷いっぱなしだった。今この歳で家を建てて先々やっていけるんだろうか?ローンの返済に追われながらそれでもマイホームを持つのがホントに得策か?なんていう根幹的なことから、建売?注文住宅?中古物件?住宅雑誌の最新号が出るごとに隅々まで見て、少しでも気に入った物件が出たら休日のたび見に行ってその都度落胆し…のくり返し。そのうち金銭感覚はマヒ、自分たちの希望条件もあいまいになり、普通じゃ絶対目もくれないような家を見に行ったり、我ながら焦ってると自覚しつつもそんな物件すらも見に行くことが止められない、一種の中毒か依存症か?そんな状態がずっと続いてた。やっと目星をつけ、でまたそこを買うかやめるか、気持ちが考えが行ったり来たり。なにせ騙し騙されの話が多く飛び交う不動産業界、そこに動くお金の大きさから、日替わり時間替わりで揺れ動き、その土地にためらい傷が増えてゆく。ついに申し込みを決意。さぁ契約だという段取りになってもなお、欲しい気持ちと不安が交錯して頭の中がグチャグチャになってた。私も妻も。契約の前日深夜、私ひとりで頭を冷やすために車に乗り込んであっちこっち走り回った…。その時カーオーディオからのBGMで、私の気持ちを落ち着かせ、踏ん切りをつけさせ、そしてトンッと背中を押してくれた(いわば私と妻の運命を決めた)決定的な曲が、我が永遠のアイドル、堀江美都子さんが歌うアニメ「キャンディキャンディ」の挿入歌「幸せのとびら」だったのだ。♪やさしい風が流れてきました 今私は歩きはじめます あたたかなあの家もなつかしい人たちも すばらしい思い出よ 忘れはしないわ ※さぁ歩き出そうちょっぴり笑顔で 私の私の幸せ見つけに※ 明日のとびらを開けるのは私 まぶしい空が私を見つめてます 今私は歩きはじめます あこがれのあの人は明日へと羽ばたいた 輝いたそのひとみ 忘れはしないわ ※~※ 明日のとびらを開けるのは私 ※~※♪明るい三拍子のリズムに乗せた清涼感あふれるコーラスではじまるイントロが出てきた瞬間、グチャグチャな私の心がスッと静まった。いやホント、劇的と言って良いほど落ち着いてきたのだ。そして堀江さんのボーカルが私を包みこむ。心の中のエナジーメーターがグングン上昇。詞のメッセージ(ちなみにこの曲、作詞作曲とも堀江さん自身!)がその歌声が、力と勇気と夢を与えてくれた。♪さぁ歩き出そうちょっぴり笑顔で 私の私の幸せ見つけに 明日のとびらを明けるのは私♪そして…決断。契約に望んだのである…。歌の持つ力ってこれまでにも感じたことは多々あるが、今回ほどそれが大きかったのって久しぶりだった。まだこれからやっと上物の話も具体的にって段階で、いや本当に我が家が建つのか建てられるのか一抹の不安はあるんだけど、“迷わず行けよ 行けばわかるさ”(思えば今や猪木の代名詞になった感のあるこの言葉、深いよなぁ。これにも随分後押しされたっけ)というわけで、さ~て約半年後、このブログを新築で打っている自分を思い浮かべながら一歩ずつ進んでいこうと思う。あぁ、堀江さんのファンでよかった。この歌と巡りあえて良かった…。今回の結びに。このマイホーム取得計画、妻の存在がとても大きい。お金を貯めることにまったく無頓着だった私がこうして曲がりなりにも新築話を進められるほど元資金を確保できたのも、母はもちろんだが妻が結婚以来安い給料の中を上手くやりくりさせてちゃんと貯めてくれたおかげ。感謝!!
2007.12.29
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改めて述べるけど、普段は少しも気にならない静岡弁もふとしたときに「おぉ、やっぱりローカルな言い回し!」と思い知らされる瞬間って、ある。前回のように文章に起こすともう如実に、というかイヤってくらいに実感せざるを得ないんだけど、ほかの地方の人と話していてサクッと指摘された瞬間も…。昔、会社の研修で他県の人と一緒になったときのこと。はじめは知らないフリをしてても、2泊も泊り込みの研修なぞ受けてればそれなりに打ち解けてくるってもんで。で、休憩時間になったとき、何気なく言った「お茶でも飲みに行かざーやー」のひと言に、思いっきり反応されてしまったんだな。「静岡じゃ“ざー”って言うんだねぇ」って。言われてみりゃそうなんだよな、他にはあまり(いやほとんど)聞かない言い回しだもんなぁ。どの県からきた人だったかは忘れたが、何気に悔しかったのでその人に言ってやったよ。「この“ざー”は、『知らざぁ言って聞かせやしょう』と同じ語源なのだワッハッハ」ま、こりゃウソ八百だけどさ。あと、テレビで静岡弁を不意に聞いたときのこっ恥ずかしさときたら、もう…。いや、よくある街頭インタビュー(「このところの政界をどう思いますか?」「えぇ、もうちょっとしっかりしてくれないとねぇ」みたいなやりとり)だったらいいのだよ。たとえばローカルニュースの「○○町で農業を営む□□さん」へのインタビューなんかだとテキメンだ。「昨日もね、うちの畑がさぁ、あの雨ですごいことになっただけんさぁ…」うぉ~!ムズムズムズムズ。そこらかしこを掻きまくりたくなるこの瞬間!なぜに普段の会話では気にもならない静岡弁が、公共の電波を通して聞くとこうも“いてもたってもいられない”状態になっちゃうんだろう?テレビ画面が持ってる、ある種の客観性ってやつか?不思議だ。実に不思議だ(他県の人も生まれ育った街の言葉がテレビから聞こえてきたら、そういう感じ、するんだろうか?)しかしまぁ、ひと口に静岡弁と言ったって、東西に20km、南北に80km(あ、清水区を入れるの忘れてた)を持つ静岡市。たとえば山の方、海の方、安倍川を挟んで川向こうとこっちなど、微妙に言葉が違ってたりするんだよな。で、となりの市の焼津、藤枝に行けばまた独特な言い回しがあったり(清水もそう)するし、こんな狭いエリアでもいろんな方言があるっていうのも、“言葉はその土地の文化を表す一端”という証拠かもしれないな。でもさ、いくらテレビから流れてくる“ざー”や“らぁ”に赤面しても、生粋の静岡人としてはやっぱりどこか基本!って感じがするな。そうだら?他の静岡市民さんたち。あっ、くれぐれも「しっちらないそんなこたぁ」(そんなことはしらない)だの、「ま~ずしょんねぇこいつ」(もう仕方ないなぁこいつ)なんて言わないで…。
2007.09.10
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だけん昨日の台風はすごいっけなぁ。会社も昨日はほとんど定時でしまっちゃったっけ。いや、7月の台風4号ん時みたいに「これ、もしかして今日も3時っころに早じまいの指示でも出るじゃないだか」なんて社内で話してただけんね。んな、甘くなかったっけ(笑)だけんほとんどみんな定時で帰っただけんさ。やっぱ浜松や御殿場から通ってる人もいるし、電車通勤してる人も多いもんでさぁ、通行止めだの運行中止だのんなったらやばいらぁ、ってことでね。オラん家が海の近くにあるだけんね、普通ン時だったら台風が来ると波の音がけっこう聞こえるだけんさ、夕べはその波の音が風のゴーゴービュービューいう音に消されちゃうくらいだっけやぁ。しかも夜っぴてのこんだもんで、まったくごせっぽかったっけ。テレビでも台風情報ばっかり見てたけんさ、な~んでテレビリポーターってみんなあぶないとこばっかで中継するだかねぇ。絵的にゃおもしろいかもしれんけど、あぶねーったらありゃせん。あんなことしててでも突風とかでコケたりしたら労災扱いになるだか?なんて余計なこと思っちゃうさ。あとかならず出る絵ってのが、雨風はげしいとこをわざわざ、ってこともないだろうけど傘差して歩いていて、そんでその傘がぶっ壊れて…ってやつ。これもやばいっしょ?特に100均傘なんてモロいもんだもんで、壊れるのあったり前じゃん。風の強さを見るにゃわかりやすいだけんさ、みんなやりしゃんないね。それにあれだけ風が強きゃ、傘差しても差さんでもどっちこっち濡れるこんだもんで、壊しちゃうだけもったいないになぁ。そうだよ、差さなきゃえぇだに…。そういや今朝会社に行くとき、もう台風は行っちゃった後だったけん、やっぱ木の葉やら枝やらが路肩にとっ散らかってたっけやぁ。どっかの家じゃ、たぶん庭か軒先に置いてあっただらやぁ、洗濯機が倒れて道にまで転がってたのも見たっけ。なんか笑えたなぁ。でもさ、夕べのニュースじゃ電柱やら信号機やらもぶっ倒れてる映像まで出てたし、やっぱ自然の力ってすごいやね。ケガしちゃった人も出たっちゅうこんで、大変だぁねぇ。幸いなことに、身近なトコじゃ大きな被害にあった人もいなかったもんで良かったっけんさ、ほいでもこれから台風が向かう地域もあるだっちょーんて、充分気をつけるだよ。おだくって海岸や川岸なんかに近づかんように…。※最初はコテコテの静岡弁で書くつもりが、案外ふつうの文章になってしまったな(そうか?)いや、今読み返してみたけど静岡弁っていうより普段の私の話し言葉って言ったほうが正解かもしれない。一応解りづらいと思われる言葉の意味を書いておこう。「夜っぴて」…夜通し「ごせっぽい」…騒々しいとか、にぎやかとか。対語:ごぜっぽくない…清々してる ただ一説にはこれ、意味が逆と唱える人もいるらしい。正解はどっちだ?「やりしゃんない」…やるせない。しょうもない。「どっちこっち」…どっちにしても(こりゃわかるかな?)「あるだっちょーんて」…あるってことで(よく婆ちゃんが言ってたなぁこれ)「おだくって」…調子にのって俗に静岡弁の代名詞(ヘンな言葉)たる“ずら”も確かに言わないことはないけど、それよりもその発展バージョンと思われる“ざ~”“ら~”(←ゴリ様の手下じゃないよ)の方がよく使うかな?「今夜飲みに行かざ~(行かざ~や~、とも言う)」「明日はたぶん晴れるら~」なんてね。“飲みに行こう”“晴れるだろう”の語尾変化だ。あ、あと静岡弁で密かにポピュラーなのが“ご~”ってやつ。たとえば、「見てご~」「やってご~」と言うと、「見てごらん」「やってごらん」って意味になる。これ案外、静岡弁を語るにポイント高し、なのだ…。それにしても、普段私がしゃべってる言葉っての、文章に起こすとなんとも田舎っさ~(田舎もん)なんだねぇ(苦笑)
2007.09.07
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しかしここんとこの農水省って、なんだかなぁ。自殺した人がいるかと思えば何やら顔に絆創膏を貼りまくって「なんでもないです」と言い張りながら辞任した輩もいるし、何っ?今度は入閣8日間でまた辞任?しかも、三者ともお金がらみだもんなぁ。いやはや、いやはや。笑っちゃうのが公認の若林さん。3回とも辞任後のリリーフ選出だと。だったら新内閣の発足から選んでりゃよかったのに。リリーフ投手は先発にゃ向かんって?アホ。で思うのだけど、こんな不手際アンモラルな話が大問題として取り上げられるってのも、悪いことしかしてないから、なんだろうなぁ。たとえば、って、極めて安易な例えで申し訳ないのだが、消費税率のダウン、いや廃止だとか、国民一律○万円の、国からの臨時ボーナス支給だとか、固定資産に対する向こうン十年間の超優遇措置だとか、ま、なんでもいいや、ゼニカネに対する“日本に生まれてよかった”的お得感を覚えるような政策がひとつ、とは言わん、二つか三つでもやってりゃ、これだけバッシングも大問題への発展にもならなかっただろうになぁ。「○○センセイのおかげでこれだけ生活が楽になりました」の声がひとつでも出れば、そのセンセイが多少悪いことをしたって支持されるんだよな(かの田中角栄や宗男ちゃんの、地元の支持率を考えれば…って、これ悪しき日本の思想論にもなるかもしれんけど)。税率アップだのなんだのと、汗水流して稼いだお金をむしり取られ、あげく老後の頼りとしていた年金は自分の預かりしれないところで横領されたりうやむやにされたり。こんな仕打ちを受けてりゃそりゃ目の色変えて糾弾もされるだろっての。税金使った町おこし的「誰が使うんだこんな建物?」の建造だって、「そんなところに金使うならその分○○に充ててほしい」「ムダに予算とって使うくらいなら税金下げろ」はもう、平成ライダーを見て「こんなの仮面ライダーじゃないやい!」ってのと同じくらいに常套文句、だもんなぁ(しかし、なんちゅう例えだ)もはや品行方正なぞ求めん。そんなものは二の次でもいい(いや、良かぁないけどさ)。ただ、あえて言っちゃおう。良いことしてから悪いことしろって~の!
2007.09.04
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前回チャフィーさんから寄せられたコメントの一文がやたら気に入ってしまったのでタイトルに使わせてもらいました。いやホント、思い起こせば私の中学生時代、まったくもって「なんちゅう中学生や!」と当の本人もツッコミたくなることば~っかりしてたのだ。たとえば…。あなたは、土砂降りの雨のなか水中メガネにシュノーケル+海パン姿で必死に自転車をこぐ集団を見たことがあるか?あなたは、夜の9時過ぎにサイレン鳴らして現場に向かう消防車のあとを全力で追いかける集団を見たことがあるか?あなたは、かつてのフェスタ静岡で「○山ゲソ男さま、お連れさまがお待ちです。中央案内所までお越しください」と訴えるアナウンス嬢の“ご案内”を耳にした覚えがあるか?あなたは、いたいけな子供たちが楽しく遊ぶすべり台を占拠し、得意になってミニカーを走らせている集団を見て怪訝な顔をしたことはないか?あなたは、映画館でクロージングタイトルが流れるなか2階席から飛ぶ紙飛行機を目撃したことがあるか?…ひとつでも覚えのある方、それはかなりの高確率で私たち○田塾の塾生であり、私たちの仕業だ。ったく、我ながら書いててあまりの情けなさに思わず笑ってしまうな。しかし、どれも一応、大義名分はあったのである。“水中メガネにシュノーケル”は、川へ泳ぎに行ったその帰り夕立に遭い、どうせ濡れるなら海パンでいた方がいいだろう、ついでにシュノーケルも装着すれば備えは万全だ!消防車の追跡は、おもしろいもの、ハプニングに対するあくなき探究心から(いや、単なる野次馬だっての)。フェスタ静岡のアナウンスは、当の○山ゲソ男くん(もちろん仮名。だがその語感の情けなさが見事に本人を表している)のあまりに身勝手なふるまいに対する制裁(に、なってない!)加え、「アナウンス嬢はどんなヘンテコな名前でもちゃんとコールするのか?」という疑問への、いわば「ためしてガッテン」。すべり台の占拠は以前このブログでも書いたけど、自動車のコーナーリングに関する美しいドリフトを極め、愛でるため。映画館の紙飛行機は、どのみち捨てられる運命にある新作映画のチラシをせめて有効活用してあげようという親切心と、劇場にいるみなさんを少しでも楽しませたいという願いを込めた、夢と希望の飛行機だったのだ!!実際にはチトちがう動機だったかもしれないが、レベル的にはまぁこんな感じの理由から、昭和50年代前半に、我らの崇高なる行動が繰り広げられたのである…って、さらに情けなくなってきたな(苦笑)しかしひとつ言えることは、とにかく面白いことへの追求と行動力って猛烈にあったんだよなぁ。小学生ほど子供でなく、高校生ほどスレてない(そうか?)、思春期真っ只中な中学生ゆえの、集中力と勢い(プラス、同じことを同じようにしかも存分に楽しめた○田塾の仲間たちの存在ってのが何より大きい)が結集した結果ということか。おかげでこの時期たぶん誰もがなる反抗期ってやつ、私にはなかった(気がする)。いや、反抗はむしろ、社会への概念やモラルに対して向けられていたかもしれない(って、余計タチ悪いじゃん)。もちろん、上に挙げたばかりでなく仲間たちと仕出かしたモラルへの偉大なる反抗はこれだけに留まらないのであるが(今でも仲間内で語り草になっている○○邸襲撃事件は極めつけだな)、その行動原理はまさしく“中学生の(へ)理屈”だった。良い時代だったなぁあの頃は…。それを如実に表しているエピソードを紹介しよう。ある日、先生の都合で塾が自習時間になったとき、これ幸いと騒いでいた私たちを見かね、ひとりの女の子が注意してきた。当然私たちとしては面白くない。で、言い合いになった。まぁ多勢に無勢、結果的に女の子は泣きながら教室を飛び出し家に帰ってしまったんだな。あとから先生が、そんな私たちを強く叱責(当然だ)、やむなくみんなで雨の降る中をその子の家まで謝りに行った。その際の言い草。「こうして雨の中を(謝りに)来てるじゃん。なぁ、こんなに濡れてかわいそうだろ?だからさ、おまえも次からちゃんと塾へ来いよ」いや、雨に濡れてるのはたまたまその日の塾に傘を持ってきてなかっただけで、詫びのしるしでも懺悔の証でもないっての。ってか、この期に及んでまだエラそうだし…(爆)
2007.09.03
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羽ペン、というとムーミンパパの愛用品にしてトム&ジェリーのオープニングを思い出してしまうのであるが、家に向こう20年は買わなくてもいいほどシャープペン、ボールペンが転がっているのも、私がペン好き(あるのか?そんな言葉)だからだろう、と自己分析。そもそも昔から文房具屋に行くとなぜか異様に興奮してしまう性分なのだけど、中でもペン類のコーナー、ここがたまらない。といって、別にショーケースに陳列されてるような高価なものにはあんまり関心がない。たまに意味もなく高い万年筆が欲しくなってしまうものの、まぁ買わない。買っても使わんもんなぁ。それより1本100円200円の、よくあるノーマルイージースタンダード(しつこい!)なペンを見るのが好きなんである。今はさすがにやらないけど、その昔は一度に5~6本まとめ買いなんてよくやったもんだ。できるだけ握りの太いペンばっかり。細いヤツは書きにくくて…。しかし最近のペン。特にボールペンって、どれも書き味がいいね。安くても紙の上をすべるように書ける。昔のヤツはひどかった。何本に1本かは、頼みもしないのに最初の一文字からかすれたりして。あるいはインクも半分を使ったころ突然パタッと書けなくなったり。おかげであんまり1本をせいせい使い切った、という記憶がないんである。やれやれだ。中学生のころ、画期的なボールペンと出会った。たしかこれも100円だったと思うが(んっ?150円だったか?ま、安いヤツには違いない)、BOXYのノック式ボールペン。これ、当時としてはすんごく書きやすかったのだ。軽いし、ちょっと見も安っぽくなかったし、大好きだった。が、気に入ってたのは書き味やデザインばかりじゃない。ノック式なので、ペン軸を出すときは頭の部分を押す。これは他のノック式と同じ。そしてひっこめるときはボディの横に付いている小さなオレンジ色のボッチを押す…。この特製で…遊べたのだよ、いろいろと。要はこのボッチ、プラモデルや超合金のミサイル発射ボタンと同じと思いねぇ。スーパーカー消しゴムや針を抜いた画鋲、紙に書いたコースの上をレースよろしくピンッ!と跳ばして競い合ったりしたんだな。(余談だが、キミは模造紙1枚の全面を使ってコースを書き、その針を抜いた画鋲をはじいて-このときは指でだったけど-レースするという、高尚な遊びをしたことがあるか?私と盟友は、ある!←イバってど~する?)そう、このBOXYのボールペンは、時としてオモチャにも変身したのであった…って、まったく、中学生にもなって何やってんだか…なのだが、なんでも遊び道具にできる私(と友人たち)をホメたいもんだと居直ったりもする…。加えて言うなら、中3のときこのボールペンに関してムフフな想い出があるのだが…ま、これはいつの日か。ペンだけでなく、私の場合ノートや筆箱をいろいろ物色するってのも、文房具屋での楽しみ。けっこう店内をグルグル見て回ると飽きないんだよなぁ。あぁ、なんかこんなこと書いてたら、久しぶりにじっくり文房具屋へ行ってみたくなっちまったぜ…。
2007.08.28
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いや~、マグマ大使の身長が6mとは知らなかった(ゴアの手下調べによる)。あれっ?でもけっこう市街地で怪獣と戦ったときなど、団地以上の背丈をしていた気がするぞ?などとツッコミ入れながら観ているスカパーのPプロ特集だが、一番観たかった、そして今ハマっている「怪傑ライオン丸」のことを今回は書こう。再放送もほとんどやらなかったこの作品、やっぱりPプロ特撮の中でも一番正統派ヒーローしているな。獅子丸(ライオン丸に変身する獅子の人)も沙織さん(獅子丸、小助とともに旅をする女性)もチャンバラがドロくさいけど、それが返って妙な時代劇っぽいリアリティを感じる。画面のタッチも必殺仕事人か木枯らし紋次郎か、ってなくらいの重さ(ヘンな例えだが、東映やNHKの大河ドラマ、あるいは月曜夜8時のTBS時代劇に出てくるキャラクターって、どこかみんな夜になるとしっかり風呂に入って歯磨きして、と、なんか小奇麗なイメージがあるでしょ?「怪傑ライオン丸」って、ちゃんと“すえた臭い”がしてきそうな絵やキャラが多いんだな)があり、雰囲気いいんだなこれが。雰囲気いいといえば、先に書いた沙織さんが今ちょっと気になる存在。昔観てたころはなぁ、ほかの特撮ヒロインと比べても今ひとつピンとこなかったんだがなぁ。着ているものは地味だし、顔だって特別どうってことなかったのに(失礼!)まったくわからん。あの時代劇にはふさわしくない長い黒髪に惹かれたのか、野暮ったい殺陣に健気さと色気を感じたからなのか、小助に対する母性(思えば獅子丸=父、沙織さん=母、小助=息子、と、家族的な構成なんだよな、それぞれのポジショニング)が魅力的なのか…。でも、沙織さん、いいなぁ。存在感大きいぜ(私のベスト特撮ヒロインはあいかわらず「宇宙鉄人キョーダイン」の堀江美都子さん演ずる白川少尉だけどね)本作のヒーロー、ライオン丸の顔立ちがいい。なんたって美しくて凛々しい。毛の色が白なだけに、風格すら覚える。胴着を身につけたライオンが刀を振りかざして…って、ちょっと考えるととてつもなくシュールなんだけど、カッコイイからいいや。小助の横笛で空から飛んでくる白いペガサス“天馬ヒカリ丸”の、真一文字に広げられ動かない翼もアナログチックで微笑ましい。今ならCGでどうにでも見せられるんだろうが、こんなアナログ・ローテクなところも捨てがたいなぁ(というより好感を持ってしまう)のは、昭和40年代の特撮番組に洗礼を受けた故、かもしれんなぁ…。これから先、ゴースン巨大身変化だのタイガージョーだのと、物語が大きくうねりを見せていくのがたまらなく待ち遠しいが、現時点でもうひとり魅力的なキャラをみつけた。ゴースンの手下にして幹部怪人の、デボノバさんだ。あるエピソードでの、彼が放ったセリフ。「今がライオン丸を倒すチャンスなのだ!」うっかり聞きのがしそうなこのセリフ、物語が時代劇であることを忘れちゃなんねえだよ。まあさ、細かいこと言えばライオン丸やタイガージョーの“ライオン”“タイガー”だって横文字だけどさ、こりゃでも一応名前ってことで大目に見よう。しかし、“チャンス”はなかっぺよ。スタッフ誰も気付かなかったのかな?と言いながら、こういうとこPプロらしくて好きなんだけどね。あと、デボノバさんが指令を出すときのアクションが、偉大なる宇宙の科学者、宇宙猿人ゴリ様(スペクトルマン)を髣髴とさせる。きっとスーツアクターが同一人物にちがいない。セリフ以上に雄弁に語るアームアクションがうれしいったらありゃしない。そういや何話だったか、蒲生譲二(=スペクトルマン)役の成川哲夫氏がゲスト出演したときの役名が蒲生譲太郎。お調子者という性格付けも、思わずニヤリだった。思わずニヤリついでにいえば、エンディングテーマの「ライオン丸がやってくる」がかかるときの映像。放送もワンクールをすぎるとライオン丸や怪人たちの写真が映されるのだが、初期の映像ったらやっぱりPプロ!ライオン丸の活躍シーンはいいとして、途中で襲撃される村人の映像が流されるのだ。顔をしかめ、胸を押さえて次々に切り倒される村人たち。しかも、襲っているのはドクロ忍者(ライオン丸世界の戦闘員)ではなく、ただの黒装束の忍者!こんな本編とは関係ない部分でジェノサイドシーンが子供たちのさわやかな歌声に乗せてクドイくらいに延々流れる…。いや~、Pプロ魂ここにあり、だな~。ともあれ、そんなPプロイズム(?)と王道ヒーローの融合がみられる「怪傑ライオン丸」、やっぱりPプロ特撮ヒーローNo1!なんである。早く観たいなぁ、小林清志の渋い声で「ゴースン、サンダー!!」
2007.08.26
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さて前回の続き。おばけマンションの大爆発にも負けず、しっかりライダーと滝和也は生きていたんである、ってあたりまえか。立花レーシングクラブで二人の安否を気遣う立花のおやっさんと3人のライダーガールズが、突如現れたショッカーの新怪人カミキリキッドにさらわれる(ここでのカミキリキッドとおやっさんの会話「おれと一緒に来い!」「来いと言われて行くバカがあるか!」で、おやっさんの気概がわかるね)。その直後、何事もなかったかのように部屋に入ってくる滝。コーヒーカップの温かさや椅子に転がっているパイプから立ちのぼる煙から不信を抱く。ちょっとした推理物の雰囲気だね。そのころ、人質を乗せ走るジープを追いかける本郷。さらわれた4人のうちエミとトッコを救出すると、襲ってきたカミキリキッド&再生怪人たちと戦う。そこでショッカー大要塞の場所の情報を得ると、次のシーンではもうスーパー破壊光線装置を運ぶトラックを追跡してる。…つくづくライダーって、省略の物語だね。白煙に巻かれトラックを見失うライダーに、ショッカーオートバイ部隊が攻撃を仕掛ける。先頭きって走ってくるのはジャガーマンとサイギャングだ。「サイクロンのうた」をBGMに、次々とバイク部隊を撃退するライダー。すると今度はセミミンガを中心としたショッカー騎馬隊が現れる。馬に乗ったセミ…シュールだがなぜかチトかっこいい(そういや仮面ライダーカードの1枚に「馬上のセミミンガ」ってタイトルのやつがあったっけ。語呂の良さで妙に印象に残ってる)。この辺、バイク戦のあとは騎馬戦と、何気に映画的ゴージャス感があって良いなぁ。やってることはいつものライダーだけどさ。立ち向かわんとするライダーに、馬上のセミミンガが「あれを見ろ!」残るふたりの人質、おやっさんとユリちゃんが十字架にかけられていた。手出しできないライダーを、騎馬隊の戦闘員が縄を打ちがんじがらめにしてしまう。そのまま馬に引きずられ地を這うライダー。なんとなくこの仕打ち(というか、リンチ)、東映っぽいね。またここにかかるBGMが「ロンリー仮面ライダー」のメロオケなので、いっそう悲壮さが感じられる。観ていて辛いが、このシビアさが作品を単なるお笑いにとどめていないんだな(って、お笑いじゃないっての)さておやっさんはどうやって助けられたか?答えは簡単。駆けつけた滝によって無事救出されたとさ。ライダー反撃。戦闘員のひとりから馬を奪取し跳び乗る。馬に乗るバッタ。絵になるね(そういやこの絵もライダーカードにあったな)セミミンガたち退却。あれ、倒さなくてもいいのかライダー?場面は変わって、大要塞を目指して富士山を登る本郷と滝。崖をよじ登り、雪積もる山道を進むふたりに、再生怪人軍団が襲い掛かる!…本郷はともかく、滝までそれでも対等に怪人と戦えたのは、坂の急勾配によるものだな。そうこのシーン、かなり急な傾斜のところで立ち回りやってんの。おかげで本郷も滝も怪人たちも、みんなすべるすべる…。滝を先に要塞へと向かわせ、「ライダー、変身!」そこでスーパー破壊光線装置の設置完了を知る。ヤバいぜライダー!地獄大使がモニターで東京タワーを見ている。「フッフッフ、今に見ていろ」どうやら装置を使って東京タワーに落雷させるつもりらしいが、なんで富士山に基地がありながら御殿場も神奈川もすっとばしていきなりここを狙うかなぁ?わかりやすいにもホドがある。しかも、東京タワーって落雷対策してるはずなのになぁ。動力室に潜入した滝。壁のダイヤルで装置の操作できることがわかる。そして遅れて到着したライダー。そのダイヤルをメチャクチャに回し、言う。「今レーザーを発射してみろ!この要塞は爆発するぞ!」あれっ?スーパー破壊光線装置って、自由に雷を落とせる装置では?いつのまにレーザーになってんの?さらに、慌てるカミキリキッドの「(動力を)早く停めろ!」の命令に、無常にもライダーのひと言。「もう遅い!」なんだ、結局発射してもしなくてもダメじゃん。脅しになってないぞライダー。そして爆発!最後はこれまた急勾配の地でライダーとカミキリキッドの一騎打ち。戦いの締めはやはりこの技ライダーキック!戦い終えて富士山をバックに佇むライダー。う~む、これも絵になるね…。とにかくヘリから馬からオートバイ部隊からと、テレビの予算を超えた演出が映画っぽくていい。そして、クライマックスの雪の白色がまぶしくも美しいビジュアルと、ツッコミどころもカッコよさも満載な展開。欲を言えばダブルライダーそろい踏み(前作映画「仮面ライダー対ショッカー」のように)も観たかったが、逆に1号ライダーだけだったからこそ多様な見せ場も作れたって気もするな。初代仮面ライダーが持つ雰囲気を存分に味わえるこの映画、実に楽しめたーーーー!!
2007.08.24
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