詭弁と誤謬。言葉の魔法に騙されない方法（騙したい人は嘘をつかない！）

「電車に乗っているのだから乗車拒否とは言えないのではないか？」 に対しての反論

（要約）熱海駅なら良いが来宮駅までの案内はできない。そう言われたので、案内がないと利用できない人は一部区間だろうと乗車拒否されている。

「熱海駅まで乗れたのだから、それも合理的配慮ではないか？」に対しての反論

私の目的地は来宮駅です。来宮駅まで行く方法を考えてもらうことが合理的配慮であり、熱海駅までの利用が合理的配慮になるとは思いません。

「事前に下調べをしてから行くべき、駅に連絡をしてから行くべき、そしたらこんなことにはならなかったのでは？」に対しての反論
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（要約）調べて見つけたサイトには、車椅子ユーザーに必要な情報が書かれていなかった。

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4.ことの経緯
まず、根本の瑕疵（過ちや失敗）の部分を言っても意味ないよという話です。

ことの経緯を一から説明するには余白が足りないので本当ざっくりといきます。

例のごとく伏せますが、某党の幹部をなさっている伊是○夏子氏が起こした騒ぎについてです。

一件に対する批判への補足（という名の反論と言い訳？）がおかしい・・・までは良いのです。

良くないですが。

ただ、批判の方向性が不十分なためそれについて考察・解説していきます。


5.魔法の言葉を解く
平たく言うと、この手の騒ぎを起こす人への対処は一つです。

ズバリ、「 それを言う時点で間違えなんだよ」 と突きつけること。

なので、まず最初は ​ ​ ​後件肯定の虚偽​​​ と言います。

「​《案内できない》ならば《乗車拒否》である。ゆえに《乗車拒否》とは《案内できない》ことである」は間違いです。

例外や前提条件を無視してそのような理屈が通じるわけがありません。

次に、これは ​分割の誤謬​ ​​ ​​​​です。

目的地への到着を叶えるのが合理的配慮だからそれ以外の結果は合理的配慮ではない、とはなりません。

様々な合理と非合理を比べて出た答えに対し、一部分の合理を求めるのはいささか無理があります。

三つ目については、 ​早まった一般化​ という誤謬です。

以前からも言っている チェリーピッキング と​​似ていますが、こちらの場合は無知だったという話です。

単純に全国津々浦々の駅の状況が、たった数カ所の駅と同じであるとしてしまうのは無理があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

実はわざと知らないフリをしていた、といった話もあるようですがそこは私の関与するところではありません。

そういう部分を罰したいがためにやっているわけではないので、一応ながら。

次回もまだまだ続きます。

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