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おはようございます。
少し体調が悪いです
でも 頑張ります!
今日はゆっくり試合を観たいな
予告先発は、横浜:小林-楽天:ダックワース
マー君155キロ出た!エース奮投で交流戦快幕
サンスポ
(セ・パ交流戦、DeNA3-7楽天、1回戦、楽天1勝、14日、横浜)12球団最強のエースは、俺だ!! 9年目を迎えた日本生命セ・パ交流戦が14日、開幕した。楽天・田中将大投手(24)はDeNA1回戦(横浜)で、自己最速タイの155キロをマークするなど、8回7安打3失点。12球団単独トップの6勝目で、昨季からの自身の連勝を10に伸ばした。田中はこれで12球団の本拠地球場全てで白星をマーク。大目標に掲げた球団初の交流戦優勝へ、好発進した。
笑顔はない。八回でお役ご免となったエース田中は、勝利の瞬間、歓喜のナインを関係者通路で出迎えた。
「点を取られること自体、納得できません。でも交流戦の最初に勝ったから、それでOKです」
8回3失点で12球団トップの6勝目。昨年8月19日の西武戦(西武ドーム)での黒星を最後に、登板14試合連続負けなしで、自身の連勝を10に伸ばした。さらにハマスタでの初勝利で、12球団の全本拠地球場で白星をゲットした。
「交流戦で勢いをつけて、シーズンを終えるチームが多い。勝ち越しではなく優勝です。貯金を増やしたい」
前日13日、交流戦"開幕投手"として優勝宣言。自ら球団初のタイトルを口にしたのには、理由がある。
10勝14敗-。昨季の苦い数字が、脳裏にあった。貯金1の3位での交流戦は昨季と全く同じ。だが昨季は交流戦9位に沈み、この借金4が最後まで響き、4位でシーズンを終えた。
「ここで負けるとズルズルいって、去年と同じになる」。俺が先頭に立つ-。田中は勝利だけを見つめた。二回先頭のブランコに、150キロの高めに浮いた直球を左翼席に19号ソロを浴びた。ベンチに戻ると拳でイスをたたいた。禁断の右手で...。目が覚めた。
「ボクみたいな投手はワンバウンドはしようがない。それを気にしていたら打たれる」
暴投を3つ記録しても、動じなかった。狭いハマスタで致命的な一発を避けるためだ。高めには投げない-。五回、ジョーンズが三浦から右翼席ギリギリの本塁打。球場の狭さに苦笑いを浮かべ、他山の石にした。
交流戦ならではの打撃でも、執念を見せた。六回一死一塁で、追い込まれながらも高めの直球を怖がらず投前に「1年目(2007年5月30日の中日戦)以来」という送りバント。松井の中前適時打を呼び込んだ。
自己最速タイの155キロもマークしたが、意に介さない。一昨年の8月には「あんなクソボールで155キロを出しても、なんの価値もない」と話したことがある。コントロールできてこそ、勝ってこその球速だ。
星野監督は「完封はともかく、途中の球数を調整しなければ」と128球を要したことにあえて注文をつけた。次回も再び中5日で、20日のヤクルト戦(Kスタ宮城)に先発する。交流戦Vへ、マー君がフル回転で熱く引っ張る。