楽天秋季キャンプ（２日、倉敷市）岡山・倉敷市出身の星野球団取締役副会長がキャンプ地を訪問。梨田監督や地元の後援者らとあいさつを交わした。「新人もいて俺が知らない選手が増えたな。だったら、チーム自体も新しくならないとイカンだろ」と新戦力の台頭を期待した。４日まで滞在し、キャンプ視察と支援者へあいさつ回りをする予定だ。

岡山で秋季キャンプスタート

河北新報

　東北楽天の秋季キャンプが２日、岡山県倉敷市のマスカットスタジアムで始まった。銀次内野手や戸村健次投手ら３３人が、２年連続のパ・リーグ最下位から来季こそ脱しようと、本格的に動きだした。

　秋季キャンプは１８日まで。５、１０、１４日が休養日。参加予定だった塩見貴洋投手は体調不良のため倉敷入りせず、仙台での調整となった。

いきなり熱投１５０球　横山「江川さん目指す」

スポーツ報知

　楽天の横山貴明投手（２４）が２日、倉敷秋季キャンプ初日からブルペンで１５０球の熱投だ。新たにセットポジションからワインドアップにフォームを変えて、新球としてフォークの習得を宣言。「ダイナミックな感じで、江川さんみたいに体全体を使ったフォームを目指したい」。“元祖怪物”と言われた江川卓投手（元巨人）を理想のイメージに飛躍を誓った。

　ゆっくりと振りかぶり、黙々と捕手のミットを鳴らし続けた。早大時代から制球を重視してセットポジションで投げてきたが、上体が突っ込んでしまうクセを克服するため、モデルチェンジを決めた。「今日は良くない変化球を修正するのに球数が増えてしまいましたが、この秋は投げ込んで体力をつけていきたい」と、気合たっぷりだ。

　今季は開幕ローテ入りを果たしながら、１勝もできずに大半は２軍暮らしだった。「今年はチェンジアップは良くなくて、もう１種類落ちる球が欲しかった」と反省点を踏まえて、本格的にフォーク習得に取り組み始めた。３年目の来季を目指して、着実にステップアップする。

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