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スポニチアネックス
来日2年目のウィーラーは今季126試合で打率・266、25本塁打、79打点で不動の4番となった。左手首の故障で出遅れたアマダー、7月に加入したペレス、ペゲーロも日本の野球に順応。8月は球団史上最多となる29本塁打を記録するなど前半戦終了時点でリーグ最下位だったチーム本塁打は16日現在、92本でリーグ4位まで上昇した。
外国人野手全員の残留は異例だが、球団関係者は「後半戦以降の彼らの実績を高く評価している」と話し、4選手とも残留を希望。シーズン終了後にも本格的な残留交渉を行う。
サンケイスポーツ
ひと振りで決めた。右翼・関根が足を止め、打球を見送る。豪快な一発をたたき込んだ福留が、悠々とダイヤモンドを駆けた。年齢をまったく感じさせない39歳が、42歳の現役最年長右腕に完勝。3万5845人が詰めかけた甲子園に歓喜の六甲おろしを呼んだ。
「この状況の中で、これだけたくさんの方が応援に来てくれているので、少しでも勝つ、いいプレーをみせると思ってやりました」
1点を先制された直後の一回だ。二死二塁で三浦のカットボールを完ぺきに打ち返した。3ボールからの4球目を狙いすまし、フルスイング。11日のヤクルト戦(神宮)以来3試合ぶりの逆転11号2ランで、一回失点の7年目秋山を救った。
負ければBクラスが確定していた。数字的には極めて厳しいが、CS進出の可能性はなんとか残した。24年連続勝利をかけて登板した三浦撃ち。阪神戦通算46勝の虎キラーのプロ野球新記録の樹立を阻止し、虎党は溜飲を下げた。
来季へ向けたチーム構想が、水面下で進んでいる。球団は超大物外国人のカルロス・ゴメス(レンジャーズ)の獲得を検討し、楽天・嶋ら国内フリーエージェント(FA)での補強など、巻き返し策を策定中。
すべては来季40歳を迎える背番号8がチームの中心に座ることが前提になっている。疲労がたまる終盤戦に調子を上げるプレーぶりは、何よりの安心材料だ。
1年間、陰で若虎たちを支えてきた。助言は高山ら野手に限ったものではない。8月30日の中日戦(ナゴヤD)では、1回7失点KOの藤浪をベンチでしかった。厳しい言葉を投げかけることもあるが、それ以上に若手のいい部分に目を向けてきた。
6年目左腕の島本は「負けているときに投げていてもナイスピッチングとか、頑張れとか、ずっと声をかけてくださっていた。すごく気をつかってくれていたと思うし、すごくうれしかった」と感謝する。前日は打線で6点を奪ったが、投手が8失点。チームバランスが崩れていたが、4番がひと振りで投打をがっちり噛み合わせた。
四回に右前打し、六回には右中間への二塁打を放った。三塁打が出れば今季2度目、通算3度目のサイクル安打だった。金本監督は「すごい飛距離、飛んでましたね。まだまだ十分、パンチはありますね。三塁打は控えて欲しいなと。足が心配ですから」と笑った。甲子園での連敗を5で止め、最下位を脱出した。
秋山と並んだお立ち台で福留は「本当になかなか勝てずにすみません。でも、選手も一人一人、一生懸命やって、最後までしっかりと戦えるように頑張ります」と謝り、そして誓った。1試合でも1打席でも多く、来季への光を見せ続ける。
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