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2019年11月23日
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テーマ: 三国志(508)
カテゴリ: 読書紹介
ひと月近く間が空きましたが感想を書きます。

【10~12ページ】

公孫瓚が名士を抑圧したという説明で使われているのは『英雄記』であり
正史本文からの引用ではないので多少の眉唾を含む。

陶謙も名士を抑圧した一人と紹介しているけれど、三国志の陶謙伝で疎んじられた
とされる名士の趙昱は註の『呉書』では陶謙は曹操が司馬懿を登用したのと同じような理由と方法で出仕させている。疎んじていたのなら出仕を拒む人の出仕を求めるはずがない。

陶謙は名士を抑圧するどころか登用し太守に取り立てている。
ここの説明と認識は間違っていると言ってもおかしくない。

初期の劉備陣営の人材で麋竺を大商人とし、名士ではないとしている。


陳羣についても劉備が豫州を去る時についていかなかったことで、劉備が名士を陣営の中核に入れなかった証左の一つとして紹介している。しかしこれも固定観念だと思われる。なぜなら名士と呼ばれる中には土地や宗族を基本とした人もおり、自分の家族姻戚に利益をもたらす事を大事にする人も多数いた。
儒教における孝悌を建前とした精神です。なので、陳羣と劉備の関係性を語るにはもう少し深堀が必要だと思いました。





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最終更新日  2019年11月23日 21時59分47秒
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