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2019年11月24日
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テーマ: 三国志(508)
カテゴリ: 読書紹介
【13~24ページ】
門生故吏についての説明をしているけれど、 門生故吏に隷属性があるという説明にはいささか疑問が生じる。元の恩師や上司に対しての恩義を感じた行動はあっても、隷属した行動をとるというのはあまり適した表現とは思えない。

〈何のために学ぶのか〉という題で論じている中に人脈を作るためということで劉備の例を挙げて、遊学した際に読書よりも遊びによる人付き合いを重視したと紹介している。その後の〈学閥〉の所では鄭玄と盧植との学閥による関係性の人脈を論じていていささか矛盾を感じる。

劉備が人脈による人付き合いを重視したと紹介しているが、誰かの門下で学ぶという行為そのものが学閥という言葉で表す人脈形成であったりもする。学問より遊びによる人付き合いでもって、劉備が人付き合いの人脈形成を重視したというのは贔屓目が過ぎると思われる。

あと〈学閥〉において荊州学と書いてあるけれど、史書で荊州学という学閥が存在すると紹介されているわけではない。少し持論の展開を盛り込みすぎな気がする。






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最終更新日  2019年11月24日 10時22分02秒
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