幡 大介さん
の 時代小説
で、 天才女形の千代丸が
最後の大舞台
活躍(?)
する <千両役者捕物帖>
シリーズ、ついに完結!
木枯らしが吹き抜ける季節 となったが、 千代丸 は未だに 同心・桜山 千太郎のふり をさせられていた。 いったい、いつまで、こんな暮らしをしなくちゃならないんだろう と、思うものの、 黒鍬組 と お千代さま の 命令には怖くて逆らえない 。おまけになぜか、 千代丸演じる千太郎 が、 できる同心として、いろんな人物を警戒 させてしまったせいで、 命を狙われるような怖い目 にあうこともしばしば。そして、 追い討ちをかけるように、江戸では物騒なうわさがささやかれるようになっていて・・・・
藤本勘太郎一座の面々 と、信濃の小作人 として生を受け、 ドサ廻りの旅役者 となった 千代丸 が、何の因果か 同心及び、隠密組織の密偵役 をやらされるシリーズの最終章! 時の権力者である 中野播磨守 を 快く思わない連中 が動き始め、おまけに 上方 では 耶蘇教信者の大捕物 があったという。そんな 不穏な空気 の中、 千代丸 は、 顔見知りの異人の医師・泥庵から、現在江戸の滞在しているシーボルト医師への手紙を託されるが・・・・
ずっと謎だった坐頭の素性が、ついに明らかに! まぁなんとはなしに 想像はついて いましたが。そして、今回も 危機・又危機と、危ない目に会う千代丸 ですが、そんな 入り組んだしがらみやら、危険のすべてから逃げ出すために、一座の面々は、舞台を使った大博打 を打ちます。なんだか ドタバタしすぎで、ちょっとばかしまとまりがないような気もしますが、終わりよければそれでよし ! 一座は今度はどこで活躍するのでしょ?長崎での話もあるのかしらん?? それにしても、結局 中野播磨守 は、 良いおじちゃんだったわね。
シリーズ一覧
2011/11月28日、2012/11月15日、2013/8月20日、24日、2014/6月5日にそれぞれ書いています。
まことの華姫 2018年09月28日
誕生日ケーキには最強のふたり 2017年10月25日
PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ
フリーページ
コメント新着