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とりまきしていたシロヤマブキがようやく発芽した。昨年の10月にまいたタネだ。それでも発芽率はあまり良くないようだ。16個まいて、今のところ2つ。4月になっても芽が出てこないので半ば諦めていたところだったから、とてもうれしい。こんな些細なことでも、こんな些細なことだから、うれしいのだと思う。帰り道に偶然人と会った。前日にイヤな事があって、少しというか、かなり落ち込んでいたので、偶然、会いたいと思っていた人と会えてうれしかったばかりか、やさしい言葉をかけてもらって、うれしかった。幸せとは、そんな事だろう。夜中に亡くなった父の事を考えていた。しばらくして、背後の棚から、チッチッチッと、時計の音がしてきた。先月、友人への贈り物として買ておいた包みの中が時計だったので、その時計の音だろうか、いや、電池は抜いてあるはずだから、そんな事はないと思って包みを持ち上げたら、その包みの横に、昔父からもらったストップウォッチがあった。それが動いていたのだ。押さなければ動かないストップウォッチを誰が押したのだろうか。それも数分前に。つけていない仏壇の明かりがついていたり、食べていない仏前のお菓子が無くなっていたり、前から何かおかしいと思っていたのだが、やはり、父は、まだ近くにいるのだろう。きっと、私を見守り、私を励ましてくれている。そう思って、うれしくなった。
2018/04/15
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タリアがたくさん咲いた。数年前に、ポール・スミザーさんの「GARDEN ROOMS」から購入したもので、当時は日本ではそれほど有名でもない品種だったと思うが、最近ではホームセンターでも売られている。香り水仙として、香りが人気なのだと思う。切り花にして飾ると、とても良い香りがする。原種のスイセンの一種らしく、花は小ぶりで、白くて、少しうつむきかげんに咲く。可憐というか、清楚で上品な感じがして良いと思う。1本の茎から1つの花ではなく、2つの花が咲くというのも珍しいだろう。エンジェルズ・ティアーズ(天使の涙)という別名もあるらしい。もうこの鉢の中では一杯なので、今年は花が終わったら、どこかに降ろしてやろうと思っている。
2020/04/13
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暑さに弱いイチゴ。四季なりの性質を持つワイルドストロベリーも暑い時はあまり花を咲かせない。全く咲かないというわけではなく、咲いて実をつけているものもある。ただ、根が浅く、水切れに弱いため、夏場は体力の温存に努めているのだろう。ワイルドストロベリーは、一般的な「ハーブ」として、ホームセンターなどでもハーブのコーナーで売られているが、一般的に売られているものは、原種に近いランナーを出して横に広がっていくタイプのもの。実が丸くてかわいいが、とても小さい。また、横に広がって増えていくため、地面に植えるのが良いのだが、地面に植えてしまうと、せっかく実がなっても、アリやナメクジに食べられてしまい、良い実を取る事が難しい。又、ランナーで増えるため、かなり広いスペースが必要だ。私が育てているワイルドストロベリーは、園芸店で見つけたもので、「アレキサンドリア」という種類で、ランナーは出ないタイプのもので、そのため、かなりの大株になって、たくさん実をつける。実の大きさも大きいものだと2センチほどの実が出来る。ランナーが出ない分、タネがこぼれて、そこから発芽して増えていく。タネは簡単に発芽する。好光性種子なので、良く熟した実を鉢の上に投げておくだけでも発芽する。又、ランナーが出ない事で、1株1株が大きく成長していく。1年目は小さな種から発芽して、株の成長に集中するため、あまり実がつかないが、2年目になって株が成長しはじめると、次から次へとたくさんの花を咲かせて、たくさん実をつける。3年目ともなると大株となり、大きな実をつける。ランナーが出ないので、鉢植えにして、アリやナメクジを避けるために、少し高い所に置くのが良い。いちごの実がなるために一番大切な事は「受粉する」ということ。いちご狩りのハウスの中に、たくさんハチがいるのはそのためだ。ハチやアブがいないと、受粉がうまく出来ず、良い実にならない。たくさん群生させることで、ハチを引き寄せる。良く実がならないという話しを聞くが、それは室内に置いたり、ハチがこないような環境にあるからで、そういう時は、梵天などを使って、受粉作業をしてやる。春先、たくさん実をつけると、夏場は少し休む。いちごは冷涼な気候を好むため、高温だと花を咲かせないようだ。秋になり涼しくなると、また、たくさん花を咲かせ、実をつけてくれる。とれた実は、ほのかに甘く、少しワイルドな味がする。品種改良された市販のいちごとは違った野生の味である。とれたての甘い実をそのまま食べても良いし、ヨーグルトの中に入れて食べたりする。又、たくさん採れた日は、ジプロックに入れて、冷凍保存して貯めている。これで、450グラムくらい。ジャムを作ったりする。ワイルドストロベリーのジャムは高価で売られている。葉も乾燥させるとお茶になる。ただ、ほうじ茶のような味で、特においしいというものではない。健康に良い成分が多少あるという程度のものだ。今年は、ワイルドストロベリー酒を作ってみようかと思っている。【宿根草】ワイルドストロベリー「ゴールデンアレキサンドリア」
2017/10/18
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