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2004年06月14日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 陸上のものも含めて人懐こい動物が何種類もいる。イヌなんかもその類に入るだろう。
 この水族館で飼育されている動物ではラッコとイルカが最も人懐こい動物だ。

 アシカも人懐こいし、そのヒョウキンな動きでショーの人気者だけれど餌を持っていないとトレーナーが側に行っても「フンッ」という感じで関心を示さないそうだ。それと気性が荒いので結構噛み付く事があるのでここの水族館ではアシカのトレーナーは全て男性で占められている。
 その点イルカは女性が多く、小学校の女子児童がなりたい職業の一なのだそうだ。

 その点ラッコやイルカは餌のあるなしに係わらず、人に寄って来るし遊ぶ事を要求してくれる。

 イルカと違ってラッコの表情の変化はまだ分らないけれど、仕草では十二分に私の心を掴んで離さない。逆に無表情なのに仕草で感情が分るのが面白いのかもしれない。
 また、飼育係が手招きをすると餌じゃなくても寄ってきたり、指をさすとちゃんとそっちを向いたり、その方向へ行ったりする。

 ラッコは約8億本の毛に覆われていて寒さから身を守っている。だからグルーミング(毛繕い)は欠かせない。これを怠ると寒さで死んでしまうのだそうだ。ラッコはアザラシと違って皮下脂肪が無いのでこの毛と、毛の間の空気と餌のカロリーで体温を保っている。
 ラッコは水中で手を使わない時は必ず手のひらをお腹にくっ付けている。手のひらには毛が生えていないので手のひらを長時間水に浸けておくと体温が下がってしまうので、必要な時以外は保温のためにお腹に付けている。


 その時、こっちも「おはよう」と声をかけて手を上げると、たまにラッコも真似をして「ヨッ」という感じで手を上げる事がある。
 ラッコとアクリル越しだけれどコミュニケーションが取れるのだ。この瞬間はとっても嬉しいし、優しい気持ちになれてその日1日がとても幸福なのだ。

 控え室に戻ろうとすると「もう帰っちゃうの」という感じでこっちを覗き込んで「行くなよ」というふうな態度を取る。これが可愛くて仕方がない。後ろ髪を引かれる思いがする。
 たまに水槽の前のベンチに座るとホッとした様子でこちらを見ながら何度も潜って来る。

 夕方、作業が終わって会いに行くと餌の時間にぶつかる。陸上には餌をくれる飼育係がいて、下には私を含め観客がいるのでそっちも気になるらしく陸上と水中を何度も見てどうしようかと迷うのだ。取りあえず水面で餌を受け取って食べるのだけれどこっちが気になるようで、顔を水に付けて下の方にいる私を気にしながら慌ててイカを頬張って潜ってくる。
 その姿は誰がみても焦っている事が分るので、観客も「何であいつこんなに焦っているんだ?」と会話をしながらラッコの様子を楽しんでいる。

 先週から別居中だったオスのラッコが戻って来て同じ水槽で生活を再会した。

 すると今まであんなに私に興味があって反応していたのに、一気に無視されるようになってしまった。
 やっぱり人間のオスよりラッコのオスの方が良いみたいだ。

 これで今年2回目の失恋をしてしまった。

 でも良いんだも~ん。






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Last updated  2004年06月14日 12時22分21秒
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