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今日は、木金の出張疲れが今頃出たそうで、
朝から体中が痛いような重いような、正直言って何もしたくない、
そんな感じで始まった一日でした。
で、ダンナさまは、前々から約束していたバイク仲間たちと、
山梨のクリスタルラインというところの紅葉を見に、7時に出かけて行きました。
その後私はというと、7時半に1号娘を部活に送り出してから、
実にダルダルな時間を過ごし、先の日記の下書きをしたり、
オークションに出品したり、
皿の片づけと自分の化粧は後回しにして、パソコンの前にいました。
ちなみに娘2号と3号は、WiiFitで仲良く遊んでおりました。
で、9時頃だったか、別棟の母が慌てて電話を持ってきて、
「○○接骨院の人からだけど、パパがころけてとかって…」
電話をかわってみればいつもの接骨院の先生兼ダンナのお友達が、
「落ち着いて聞いてね。○○のとこで急に車が出てきてぶつかってさ。
四肢も異常ないし意識もはっきりしてるんだけどバイクのタンクにお腹打ったから、
念のため順天堂(大学病院)に今搬送してもらってる。 行ける?」
…さすが専門家の冷静な報告を聞いたら私も冷静になり、
「了解です。ありがとうございます」と返事をし、はたと自分の姿を見て、ハッ![]()
顔洗ってないじゃん…皿も洗ってないぞ。布団も畳んでない。
(今考えると、主婦としては最悪の状況)
布団畳みは私より血相変えてる2号娘に指示し、
大あわてでやってないことを済ませ、さて出発できると思ったそのときに
家の電話が![]()
2号娘がとったらいきなり 「ピーポーピーポー」 と聞こえ、
なんと ダンナ本人からだった 。
救急車の中から自分でかけているという。
なんでも、事故った直後もかけられたんだけど、いきなりピーポーじゃ
まずいと思い、接骨院の先生に頼んで救急車に乗ったらしい。
で、ひと安心をして出発したはいいけど、何しろ伊豆長岡の病院まで
1時間半はかかる。
しかも3号娘が、やれおしっこだのゲーが出るだの、まともに1時間半で
到着できるはずもなく、到着したのは11時半だった
何でも、先に搬送された整形外科でまず肩などの打撲部位のレントゲンは
撮ったものの、腹部はCTでないとわからないしここではできないから
設備の整った順天堂がいいだろうと、さらに転送されたらしい。
到着してみれば、本人のダメージは身体ではなく、
バイクが全損でさようなら~になったのが一番なようで、
検査がちょうど終わって説明待ちのところだった。
(拍子抜けして、しばらく漫才のような会話が続いたのは言うまでもない)
で、医師の説明も異常なしで、ただ稀に時間が経ってから内臓に穿孔があったり
することがあるので、痛みが出たらすぐ外来へと言われ、
めでたくそのまま帰宅となったのでありました
病院に向かう時に、現場を通ったので
仲間と状況を話したり平謝りしてる間に、娘2号はすかさずレッカーに
乗せられたバイクを見たそうで、
『おかあさん…前ぐちゃぐちゃだったよ』
後から3人の仲間に聞いた話では、
左の脇道から右折ですーっと一時停止しないで
車が出てきて、
ちょっとカーブの後だったのでよける間もなく
先頭を走っていたダンナがほぼ正面から
相手の車のドアミラー付近にドッカンと突っ込み、
2台目を走っていたYさんはその一部始終を目撃し、
3台目を走っていたOさんが見た時はダンナが吹っ飛んで宙に浮いてて、
最後を走っていた接骨院の先生はダンナが地面に落っこちた
瞬間を見て、ものすごい衝撃だったらしい。
今のところ怪我の程度はたいしたことはなく、
肩から落ちたのでそれが一番痛いことと、
打ったお腹がまだ痛いこと、
そして家に帰ってきて冷静になったら
かえっていろんなことを考えてしまって
精神的に落ち着かないことが
心配事だ。
でも、あんな衝突の仕方をして命があったということは
本当に運がよかった。
救急外来の看護師さんにも、
「 普通バイク事故の人は血まみれだったり腕や足がどっちかなかったりする んだけど、
あなたはよかったわね、これで済んで。」
などと言われて世間話をし、
なんでバイク乗りは血まみれでも、着てるライダー用の服を
はさみで切らないでくれと言うのかと聞かれたそうで、
(間違いなく言うらしいです、バイク事故の人って)
「高いからですよ革だと上下で15万」
と答えて納得されたらしいし…
なにはともあれ、今日またパソコンに向かえる
平和な夜がきてよかった。
ダンナは私が激怒してると思っていたみたいで
電話でも病院でも帰ってきても謝ってたけど、
私は全然怒っていない。
とにかく無事に帰ってきてくれてよかったし、
迷惑かけられたとも思っていない。
また元気になって、新しいバイクがやってくることがあったら、
(あってほしいが)
一緒にまた走りたいと思ってる。
…という、とんでもない激動の一日なのでした。