あぐらンジュブログ

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こんぴら座の怪人:金丸座



●讃岐うどん宮武
●金丸座


香川県ロケ地巡礼を計画していた最中に、
TVアニメ「名探偵コナン」で、まさにその香川を舞台とした
「こんぴら座の怪人」1時間スペシャルが放送された。

すかさずチェックして目立った場所を旅程に組み込んでみた。
それがまず「宮武うどん」

●名探偵コナン:こんぴら座の怪人「讃岐うどん宮武」

miyatake

アニメでも冒頭に近い部分で主人公達が訪れた讃岐うどんの有名店。
観光バスも停めることが出来るほどの駐車場が完備している。
ブームが来た後の人気店は立派な観光地と化しているのだ(笑)
しかし、広い駐車場とか目立つ看板は観光客にとっては有り難い。

善通寺ICを降り、琴平へ向かう319号線(伊予街道)の途中、
善通寺自動車学校の入口となる交差点をそれとは逆の東側へ折れ、
47号線を進むと駐車場の看板があった。

●かけ(小)冷温(ひやあつ)

miyatake_udon

今さら書くまでもないほど知られているが、
「宮武」は麺と出汁の冷と温をそれぞれ指定して注文するシステム。
麺を冷(ひや)で頼めば本来のコシを味わえるだろうと推測できる。
そこで、ありきたりだが
麺を冷(ひや)、出汁を温(あつ)の「ひやあつ」
その小(230円)を注文した。

朝一番だったため、ほとんど行列もなく、
たぶん出来たての麺を食べられた。
単にコシがあるだけでなくグミッとした「活き」が食感として伝わる。
この瞬間「やはり本場は違うんだ」と思う。

いりこだしのスープはサッパリしている。
個人的にダシは濃いめが好みだけど、
コシが命の讃岐うどんにはサッパリめが合ってる気がした。

得てして、
観光地化した人気店はオーダーを大量にはかすため、
よく「味が落ちた」と叩かれたりするが、実際それはあるだろう。
混雑日は避けられるものならなるべく避けたい。

しかし例えば観光地の「どうでもいいような土産物」でも
現地へ行けば結局買って帰ってしまうように、
観光地化した有名店も記念に外せない。
それが仮に期待はずれに終わったとしても
体験した事実こそが大切なのだ。

●ゲソ天

gesoten

他に、宮武ファミリー御用達と言われる藤原屋のゲソ天(120円)も。
よく話題にのぼっているので食べた。
入口近くへ山積みになっているものを自分で皿に取る。

大きい。衣に味がついてる。こんなものは初めて食べた。
「揚げたてでなくては美味しくない」といった類いの物とは確かに違う。
これをオカズにサッパリしたうどんを食べるのは、
良い取り合わせに思える。・・・ただ、一人で一本はキツイかも(笑)

セルフなのに会計は食後の自己申告。
このようなシステムが有り得る日本に生まれたことを幸せと感じる。
こんな「日本の良さ」を感じられる習慣や精神は、
いつまでも残り続けて行って欲しい。
讃岐をめぐる旅とは、そういった事に触れる旅なのかもしれない。

ちなみに、この「宮武うどん」映画UDONでは、
「あつあつ」「ひやあつ」「ひやひや」の三種類を一度に食べる
「三角食い」のおじさんが登場する。(本当にあるのか?笑)
あと、ユースケの父親役:松井製麺所の松井拓富の外見等は、
この店の大将を元にしたとか・・・。

うどん店詳細データ(四国新聞社:讃岐うどん遍路)


オペラ座の怪人をベースにした「こんぴら座の怪人」
伊東玉之助と片岡れんげの一座がその芝居を講じる会場であり、
物語の主な舞台となる場所。
それがこの「金丸座(旧金毘羅大芝居)」見学料大人500円

●金丸座

kanamaruza

785段ある「金刀比羅宮参拝」への石段を上がりかけた所、
案内板に沿って左に折れ、坂道を登った小高い場所にある。
アニメでも「現存する日本最古の芝居小屋」と語られているが、
1835年(天保6年)に建築され、
1976年に現在の場所へ移築・復元されたとのこと。

●鼠木戸

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アニメでは「にじり口」と呼んでいた鼠木戸。
この低く狭い入口は改札をしっかりと一人づつ行うためだとか。
身分の高い人のための広い入口が別にあるそうだ。
我々パンピーは当然、頭を低くして入らねばならない(笑)

●舞台

butai

金丸座の厳かな内部。
舞台には大画面のテレビが置かれ
「四国こんぴら歌舞伎大芝居」関係と思われる番組を映していた。
そして恐れ多くも見学者は、この花道を歩いて舞台へ向かう。

●枡席

masuseki

舞台から見た枡席。
前に座る客が邪魔にならぬよう程よい傾斜が設けられている。
ひと升分は結構狭い(笑)
縦に「いろは……」横に「壱弐参……」の番号が割り振ってある。

写真右下の隅で張り出した四角は蓋になっていて、
舞台の下から昇降できる「空井戸」
例えば番町皿屋敷で井戸が設置される場所なのだとか。
ちなみにこの位置、席番としては「ぬ・壱」の場所にある。

●天井・かけすじ

kakesuji

天井に付いてる「かけすじ」と呼ばれるクレーン。
花道の真上にあり、役者を吊り上げて宙を舞わせることが可能。

天井は竹を格子状に組んだ「ブドウ棚」
この上から桜吹雪等を観客席全体に蒔くことが出来る。
舞台のみならず、客席も一体になるため臨場感は格別とのこと。

また、提灯がかかっているのは
左右両サイドに設けられた「桟敷席」の二階部分。
写真:西桟敷「居芝大羅毘金」の看板下、
広く取られた席は貴賓席となっているそうだ。
役者は花道の中央で、その貴賓席に向かって見得を切る。

桟敷席の上には外光を取り入れる「明り窓」がある。
電灯のなかった時代、灯りは自然光に頼っていたため、
公演は昼間に行われていたそうだ。
ゆえに舞台の袖にも照明用の窓が多くある。

コナンでも描かれていたが、開演時は客席の明り窓は閉じる。
それを一斉に行うには人手を要するため、
歌舞伎公演の際はボランティアを募るそうだ。

●二階席・梯子

hasigo

アニメで芝居「こんぴら座の怪人」が演じられている最中、
ブドウ棚越しに怪人が現れたが、
写真は、それを追ったコナンが登ろうとした二階席の梯子。
立入禁止と書かれてるとおり、コナンも途中で追い返される(笑)
この二階席は劇場の後ろ側(舞台の真向い)にある。

●奈落・空井戸階段

naraku

怪人探しの時にコナンも一度は降りた「奈落」
写真は前述の「空井戸」に繋がる階段。

●奈落・廻り舞台地下部分

mawaributai

廻り舞台の地下部分。
人力でグルグルと押して回す仕組みのため、
踏ん張り用のステップ(?)が円形に並べられている。


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