はなひな~アメリカの子育て日記~

はなひな~アメリカの子育て日記~

いつ気づいたのか?



ハーフだからかしら?

なんて思っていた。

その理由はずばり一つ。そう、足が、いわゆる赤ちゃんのようにMの字をしていなかった。

大人の足のようにまっすぐだったのだ。

だから、「長い」って思ってしまった。

それよりもちょっと小さめだったわが子。
ミルクを飲む量も少なく、そっちにばかり気をとられていた。

が、娘が2ヶ月を過ぎ、余裕ができてきたので、育児書を読んだりした。

「え?うちの子ちょっと、普通の赤ちゃんと違うかも」と思った。

そして、やたらと

「先天性股関節脱臼」と言う文字が気になった。

そこの発見方法がことごとくあてはまる。

特に左右の足のしわが違う

片足がだらんと伸びているというもの。

足をあまりばたばたしない、特に脱臼をしている左。

それと、クリック音もたまにする。。。

もちろん、しわの数が違っても脱臼じゃない場合もあるので、
それだけで判断しないほうがいいけど、

親の勘で

「あ、絶対これだ」って思った。それが3ヶ月のとき。

ただ、当時は佐世保にあるアメリカ軍の病院の検診だったので
すでに2ヶ月検診で異常なし、と言われていたので次は3ヶ月じゃなく、
4ヶ月検診だった。

そのときは、怖くて、とりあえず4ヶ月まで待っていたが、
今思えば、気づいたときにすぐ連れて行けばよかった・・・。

脱臼は何よりも早期発見早期治療が大事。

娘を産んだ産院の先生に電話して、
「整形外科医でいい先生をご存じないですか?」と聞いたら、
そのとき、先生が本当に謝った。

「先天性股関節脱臼だったんですか?
私が一ヶ月のときに発見すべきものでした、すいません」と。。。

お医者さんが謝るんだから、やっぱり、発見遅れちゃったんだと思う。


話はそれますが、下の子のときはアメリカで出産しました。

アメリカでは
「逆子」で生まれたり「親、親戚に脱臼がいる」などの場合は、
超音波でチェックするそう。

実際私の友人の息子さんが逆子で、超音波をし、先天性股関節脱臼を発見してもらい、
なんと、生まれてすぐからオムツの当て方を工夫したので
すぐ治ったのだそう。

うちの下の子も、上の子のはなが脱臼だったから、超音波してもらった。

日本でもこうなるといいな、と思います。

みなさんも、もし、疑いがあるなら、すぐお医者様に見せてください。


さて、話は戻って4ヶ月検診。

これだけ当てはまるのに
「大丈夫でしょう?」と先生が言うので、今回は食い下がってみてもらった。

すると

「うーん、ちょっとその可能性もあるかも。
一応専門家に見せますか?」程度の話し方をされた。


だから、大丈夫だと信じて、専門家のいる、

佐世保共済病院へ・・・。

先生みるやいなや

「今日リーメンします」と、装具具屋さんを紹介された。

色々角度がどうだこうだ言われたけど全然耳に入らなかった。

心の準備はできてないのに、あっという間に、子供の足には装具が。

あまりにかわいそうで泣けてきたが、子供なんてもっと泣いていた。

いつも動かせる足が動かないのだから。

それから一週間は、子供も気分が悪くて寝られない日が続き、
私がダッコしてソファーに座り、私は娘を抱いたままソファーで寝ていた。


で、一週間が過ぎた。
一週間で普通、多少の改善が見られるということで、
期待していくと、先週とは違う先生。

で、その先生が、うちの子をみるなり、先週の先生を呼びつけて怒鳴った


「全然骨が入ってないじゃないか?こんなゆるく装着したのは誰だ!」と・・・


本当はリーメンをつけて一週間で、とりあえず脱臼は元の位置に戻っていなくてはいけないのだそう。

ただ、本来いるはずの整形外科部長が不在だったため、
普通の整形外科医の先生がリーメンを装着した。

それが、ゆるかったのだそう。

骨が元の位置に入ってない、脱臼したままだ。

つまり無駄な一週間を過ごした、というわけ。

そして、わが子はゆるめてもらうどころか、さらにきつくされ、もう一週間過ごすことに・・・・・。

しかし、私はこの怒鳴った怖い整形外科部長の先生が、
佐世保一の名医だとは知らず。
ただただ、「怖い、この先生で大丈夫なんだろうか?」と思っていたのでした。

徐々にこの先生のすばらしさを知り、
先生の言うとおり4ヶ月過ごし、娘はリーメンをはずすわけですが
そのことはまた次に書きます。

脱臼のことはのんびり更新していきます。

もし、これを読んで質問があるかたはお気軽にメッセージ残してくださいね。

普段の日記はおちゃらけですので、それとは分けて脱臼はこちらに書いていきたいと思います。

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