愛ことば･心の散歩路

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2020.11.23

^-^◆　伝統の秋祭り守り続ける仲間たち【3】

(36)

テーマ：こころ活き活きありたいな(610)

カテゴリ：麗しき日本

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^-^◆　伝統の秋祭り守り続ける仲間たち【3】

　今年は、コロナのせいで各地の祭りが中止になったり、
縮小したり、形を変えたりと……淋しい状況ですね。
　私の地元でも……秋祭りや関連行事は全て中止にして、
神事のみを執り行いました。
　このような環境の中……だからこそ、伝統的に続く、
福岡宗像・東郷摩利支神社秋季大祭の全容を、
改訂版にてお届けしたいと思います。

　宗像・東郷摩利支神社秋季大祭の一部始終をお届けします。

　　　● カラオケ大会への出場者調整 ●

　カラオケ大会（昔は「のど自慢大会」）と称しておりました。
この秋祭りの恒例行事で、イベントとしてはひとつの目玉です。
設えた野外舞台で歌って頂きます。
　今は亡き父の話などを総合しますと、
少なくとも７０年以上は続いている行事です。(^-^)
　昔はアコーディオン・生バンド等による伴奏ののど自慢大会
でしたが……、近年はカラオケ大会になっています。

　若い頃、私がマネージャーをしていた街の素人バンドが、
伴奏を務めたことがありまして、その関係で司会を通算１０数回
やったことがあります。私にとっても思い出深い行事でも
あります。
　昔、街の商工会が大繁盛で栄えていた頃には、
ご寄付も沢山集まりまして、民放のアナウンサーを雇って司会を
お願いしていたこともありました……。

　さて、この街の自治会には、それを構成する約２０前後の
町内会がありますが……、カラオケ大会は、その町内会対抗戦と
なる場合もあります……。
　その際は、各町内から出場者を出す必要があるわけです。
……しかし、この選抜が一苦労……。
　手を挙げてくれる歌好きの人が居る町内は良いのですが……、
普通は、人前で歌うのは嫌だとか……、
審査結果で順位がつくので負けたら恥ずかしいとか……、
様々な理由でなかなか決まらないのです。

　各町内、回覧版を回すくらいでは、
誰の名前も挙がってこないのが普通……です。
それでも、役柄として何とかしなければなりませんから、
アチコチの歌の好きそうな後輩に電話をしたりするわけです。
　結局は例年、何だかんだと……押したり引いたりしている
内に「息子に歌わせようか……？」等となりまして、
どうにか決定というような事になるのですが……。
　以前、ある町内で選考が難航し、なかなか決まらなかった折、
友人の家に同居している３０代前半の長男さんが、
友達と一緒に歌ってくれる事になりまして……、
ほっとしたこともありました。

　若い人の出場は珍しいので大変喜ばれました。
歌は、狩人の「あずさ２号」でした。
どこの町内からも若手はなかなか出て来ないので……、
この年は、これが快挙でした。
やはり、若い人たちが祭りに参加すると、友人たちもかかわって
きて、一層盛り上がるものです。
自治会全体から歓迎される結果となり……嬉しかったことを
思い出します。(^。^)

　その他の出場者としては、各団体の代表者です。
町内会長代表、老人クラブ代表、青少年育成会代表、
神社総代代表など等……。
　実は、私も近年、神社総代代表で出場しまして、
優勝したことがあります。（＾－＾）

　カラオケ大会開始の直前まで、出場者調整、曲目決定、
順番決定などの作業が続きます。

　　　　　　　＜続く＞

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