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(【第32章】へもどる)2010年。佐々木の構想は、いよいよ現実味を増してきた。これまで愛夢舎は、専任スタッフによって運営されてきた。開校当初は、塾長を筆頭に3名の専任スタッフがいた。それが一時的に2名になり、すぐに3名にもどり、そして、4名になった。4名は3名になり、また4名にもどった。途中、非常勤講師・中島が加わることになった。彼女は、スポーツインストラクターとの二束のわらじをはき、2010年で、講師歴7年目を迎えることになった。もはや、ベテランの領域であり、確かに勤務時間こそ短いものの、各種イベントへの参加のみならず、愛夢舎最大の企画である夏期勉強合宿のスタッフとしての位置づけも確立した。 佐々木の構想には、「若い世代の非常勤講師の雇用」が常にあった。世間には、専任スタッフのみで運営している塾は少なくない。場合によっては、塾長がたったひとりで経営しているところもある。愛夢舎にしても、4名の専任講師+1名の非常勤スタッフという体制で、不備が出たことは一度もない。つまり、「足りない」状況ではない。 だがしかし、今後数十年の長期にわたって、「愛夢舎」という「法人」が活き続けていくためには、ジェネレーションの若返りが必要である。そして、更なる発展、「法人」の成長には、より一層のマンパワーの充実が必要である。佐々木は口にする。「『自分が死んだら愛夢舎もおわり』 ということにしたくない。」 ただ、世代の若返り、非常勤講師の採用といっても、「愛夢舎」は妥協を許さない。「とりあえず、授業コマを埋める」だけの講師に用はない。たとえ、非常勤であっても、理念を共にし、信念をもって、生徒に向かいあう、そういう「人間」でなければならない。特に、「採用充実期間」があったわけではない。「募集の有無」でいえば、「愛夢舎」は、常に募集をしているのであり、同時に、人がいれば採用する、ということではない。中島以降、数人の非常勤講師が愛夢舎に加わり、そして去っていった。講師紹介・派遣を生業とする多くの業者が、愛夢舎にアプローチをかけ、そしてことごとく「仕事」にならず、辛酸をなめた。 2010年4月。事態は急激に変化した。卒業生であり、もはや伝説的に語られる「彼」が講師として加わることになった。間をおかず、同じく教員を目指す、その兄も加わることになった。さらに、かつての生徒が留学から帰国し、大学卒業までの間、講師をつとめたいという。いずれも、「愛夢舎」の成長を象徴する存在であり、模擬授業や生徒対応などにおいて、初めてとは思えぬスキルを有する者たちでもあった。また、史上初めてとなる、事務スタッフも、やはり卒業生の内から採用することができた。 長く4~5人で運営してきた「愛夢舎」は、急に11人の大所帯となった。これまで「動いてきた時計」が、まるで急流に飲まれるように、急加速度的に、針を回しはじめた。 【市原郷史】愛夢舎2期卒業生。早稲田大学国際教養学部在学中。愛夢舎から某大学付属高校に進学し、一旦は大学へ内部進学するものの、自分のやりたいこと、目指すこととのギャップに悩み、中途退学。しばらくの間、学費と受験のための費用を稼ぎだすべく工場勤務を経験した上、晴れて、第一志望の大学への入学が叶う。現在、中学2年生の英語の授業を担当。 【市原綾馬】市原郷史の兄。中国上海において、IT企業勤務をしてきたが、日本において学校教員を目指すべく帰国。今回、大学への編入も決まり、いよいよ目標に向けて励みつつ、愛夢舎でも教鞭をふるう。「やさしい先生」というもっぱらの評判。中学1・2年生の英語の授業を担当するほか、チューターとして生徒たちの学習指導も行う。 【今泉博文】愛夢舎2期卒業生。首都大学東京都市教養学部在学中。2010年、1年半のオーストラリア留学から帰国。英語教員を目指し、勉強を続ける中、自らのスキルアップを図るため、愛夢舎で勤務をはじめる。中学2年生の英語を担当。 【石塚由佳理】愛夢舎7期卒業生。初の事務スタッフとして勤務。主に小田切副塾長の補佐として、各種事務処理を行う。 ~【第34章】へつづく
2010.05.20
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こんにちは、鎌田です「あけましておめでとう」とは、ずいぶん間の抜けたタイトルだとお思いかもしれませんが実際のところ、僕ら塾屋にとっては、3月がホントのお正月。1月の正月時期は、入試直前期にあたり、おモチ、凧揚げどころではない高校入試、大学入試が一段落つく2月末をもって、ようやっと新年気分になります。もっとも、まだ県立高校後期入試、大学入試の一部の結果を残しており、まだまだ気持ち的にも受験は終わってないのですが・・・。しかし、ともかく、愛夢舎は、今日から新年度、22年度がはじまりました記念すべき(・・・)、一発目の授業は、4月から中学生になる子たちが対象の「中1準備講座」の英語の授業。佐々木塾長から、中学生になるにあたっての心構えの講義があった後、中島先生による授業が行われています。中島先生、髪を切って、イメチェン! ・・・ところで、これまで専任スタッフ以外では中島先生ばかりが目立ってまいりましたが、新年度にあたり、この3月から彼女に「後輩」ができることになりました。先日、塾長も書いておりましたが、2人そろってインテリの兄弟先生。事前研修の模擬授業を見て、佐々木塾長が舌を巻いたという・・・。(↑ スゴイナァ、マケソウダナァ・・・)兄の市原綾馬(りょうま)先生は、上海で3年暮らしていた経験をもち、中国語はペラペラおまけにIT関係も強くシロウトながらPC関係をがんばってたボクの出番が減りそう。愛夢舎では、中学2年生の英語の授業を担当します。弟の市原郷史(きょうじ)先生は、長くこのブログをご覧の方には、実はおなじみ、僕が「彼」としてひそかに登場させてきたのが、彼です。早稲田大学に通いながら、学校教員を目指して勉強中。英語を専門としており、佐々木・田中・市原の英語談議には、ボクはついていけませ~~~んやはり、中学2年生の英語を担当していただきます。や~、中島先生、W市原先生と、非常勤講師も充実してきました。平均年齢がグッとさがる~~あ、もちろん、そこは愛夢舎ですから非常勤といっても、実力は確かです。こうして、佐々木塾長を筆頭に、小田切副塾長、田中教務部長と充実したベテラン専任スタッフを中心に、2010年度の愛夢舎はスタートしたのでしたぁ ・・・ん?ボク? 僕は「鎌田」です 愛夢舎は、入会の前に必ず授業体験をしていただいております。「授業力で勝負」の愛夢舎です。ほかの塾さんにお決めになる前に、ぜひ愛夢舎の授業も見てください。3月中のご入会は、入会金無料となっております。Kama
2010.03.01
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小○クラス、半年前は国語の授業にならなかった(笑)。 でも、半年間、厳しく楽しく「躾」と「言葉の勉強」ばかりしてきた。 それが実り、やっと国語の授業らしいものができるようになった。 今日は「伝記文」の読解をやったが、結果もまずまず。 やはり、長い時間かけて指導してきたことは間違ってなかったと 実感しました。 このクラス、愛夢舎で「一番良いあいさつ」ができるクラスです(笑)。 国語や算数の得点力も一番上がるクラスになるかも・・・ 期待しています! ジュクチョウ
2009.09.15
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「三倍体」という用語をご存じだろうか。生物学で登場します。といっても、高校生物くらいだと、出てくるのかな?ゲノムとか、そういう方面の用語です。先に断っておきますと、僕は生物の専門家ではないので、記事の内容が正確であるとは限りません。っていうか、馴染みの方はおわかりのとおり「僕」ですから、そうでなくとも…。 染色体というのがありますね。例えば、ヒトであれば23組もっている。23番目の染色体の組合せが「XX」か「XY」かで、男か女かが決まるっていうのが有名な、例のヤツです。例えば、ヒトの場合、「XX」でも「YY」でも、2本で1組。この場合、この染色体セットでできている生物を「二倍体」と呼びます。ところが、染色体の構成は、必ずしも2本セットではなくて、たとえば「XXY」とか「XYY」とか、3本セットになることもある。原因はいくつかあって、突然変異であるか、あるいは人工的なものであるかがほとんどですが、例えば、ヒトでもこういう染色体が発生することはあって、23組のうちのいくつかがこのように変異を起こすと、ダウン症になったりする。そして、すべての染色体がこの3本セットになった場合、この生物を「三倍体」と呼ぶのです。 「三倍体」には、いろいろな特徴がある。もちろんそれは、突然変異の結果なので、一般には「欠陥」と考えられるわけですが、そのひとつに「種子ができにくくなる」というのがあります。「タネなしスイカ」というのがありますね。実はアレ、この「種子ができにくい」という特徴をねらって人工的に作られた「三倍体」なんです。つまり、遺伝子上、天然のものと比べると「異常」。 なんで種子ができにくくなるかというと、それは「三倍体」は途中で成長を止めてしまうからです。「成長をとめる」という表現だと分かりづらいですね。「成熟しない」といった方がいいかな?こういうことです。例えば、人であれば、ある年齢をもって身長が伸びるのは止まります。それは何でかというと、人として「成熟」したからです。他の生物も同様で、だいたい「生殖可能」となった時点が成熟と考えますが、それと同時に個体の「発育・成長」は止まる。つまり、大人になった時点で、体の大きさはそれ以上変わらないわけです。ところが「三倍体」は、成熟しないから、いつまでたっても子ども同様の成長をする。いってみれば、ヒトが80歳になるまで、延々と身長が伸び続けるということです。体が「もう大人だ」という認識をしないんですね。その反面、生殖能力はない。 「三倍体」を人工的に作るのは、理論上は簡単なようです。受精卵をぬるま湯にひたす。そうすると、できるらしい。そこで、今では「人工三倍体」の魚の養殖技術の開発が進んでいるらしい。例えば、魚の場合、「成熟」してしまうと、栄養分が生殖の方に回ってしまって、刺身なんかにしてもおいしくない。だから、刺身にするのなら、成熟前のヤツがいいんだそうな。でもそうすると、必然的に、大きさは小さくなる。三倍体なら、いつまでたっても成熟しないから、若い魚の味を保つうえに、どんどん成長するので個体も大きくなる。その結果、↓こんなのができる。コイではありません。これ、イワナだそうです。(こちらのページより引用。宮城県ホームページ) ほかにも、↓こんなのもいます。手前が通常のアマゴ、奥が「三倍体」のアマゴ。同じ種類の魚です。(こちらから引用。子ども水産大学) 「三倍体」といっても、染色体の本数の問題なので、別に体の大きさ自体が三倍になるというわけではありません。でも、たとえば牛とかマグロとかに応用できれば、高級な大トロとか、サーロインステーキなんかも今より安く手に入るわけで、それはいいかも知れない。もっとも、当の「本人」たちにしてみれば、いい迷惑なので、倫理的にはどうかな…。 …と思ったらですね、ついにこんなのに出くわしました。ヒトの三倍体…。生まれたときに身長152.4センチ、体重41キロ。最終的には、身長4.5メートルにまでなるであろう、という…。くわしくはこちらのページへ。 …ええ~「こちらのページ」に行かれなかった方が誤解されたままだと問題あるので、ちゃっちゃと書いておきますが、もちろん、コレは冗談です。そんなわけはありません。「三倍体」は、植物や下等動物の場合、生存する可能性もあるけど、ヒトの場合には、流産してしまうそうです。だいたい、そうでなくとも、こんな実験をしたら、全世界から非難の嵐です。ヒト・クローン同様、国際法レベルで禁止です。 まあ、しかし、誰も考えることは一緒ですね。ヒトの三倍体、かぁ…。 ところで、魚については、「三倍体」は実現しているわけです。そんな話を「彼」にしていたところ、「彼」は面白いことを言った。 「じゃあ、川とか池とかのいわゆる『ヌシ』って、それかも知れないですね。」 おお、なるほど!それは言えてる!「三倍体」だから、当然、体もでっかくなる。そして、成熟しないかわりに確かに「三倍体」は、寿命も長くなるのだ。そうだ、そうに決まってる、うん、もうそういうことにしよう!(…いや、保証はしませんよ)僕のきっかけを元にこの発想をする「彼」、スゴイと思った。Kama
2008.06.20
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