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久々の邦画。なぜ選んだかというと目下お気に入りの俳優、西島秀俊さんが出ているから!彼は柴崎コウさんが働く会社の専務役でちょろっとしか出てこないんだけど。でもいい映画だった。
舞台はメゾン・ド・ヒミコというゲイのための老人ホーム。建物、お庭、インテリア、すべて可愛らしいし、沙織と絡む男たちは美形だし、住人たちの切ないエピソードが織り込まれたりとなんだかとっても少女マンガチック。もしくは吉本ばななか江国香織の小説みたい。(あまり読んだこと無いけど、イメージで)
てっきり漫画か小説の原作があるのだと思っていたらこれはオリジナルの脚本だそう。監督と脚本は「ジョゼと虎と魚たち」のコンビだそうです。こちらはまだ見ていないんですが、バスタオルが必要なほど泣ける映画との評判・・・でも私、ブッキー(妻ブキくん)苦手なんだよな・・・。
それはさておき、この映画はキャスティングもいい。オダギリジョーは彼を想定して書かれたキャラクターなのでは?と思うほどぴったりはまっていたし。テンションが低めでなんか裏がありそうな謎な男の役。柴崎コウさんも地味な事務員でぶっきらぼうな女の役がはまってた。髪ボサボサでノーメイクで目力があってギロっと睨むとかなり怖い。やはり彼女くらい美人じゃないとこういう地味な役はつとまりませんね・・・。映画も夏、お盆ぐらいの話なので今見るのにぴったりです。
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