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2007.10.21

接客。

(2)

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今日ひさしぶりに接客しました。

ひょんなことから、あるリサイクルショップで働くことになりました。

１ヶ月も何も働いていなかったので、そろそろ働こうと思っていたところ、
リサイクルショップのオーナーさんから電話をもらい、働くことになりました。

３月に不用品回収をやっていたときにお世話になっていたお店で、
そのときのがむしゃらさをスタッフの人が推薦してくれていて、
腕を買ってもらった感じです。

なかなかうれしい体験です。

ひさしぶりに店員という立場にたって、

噛み砕くのに時間がかかりましたが、

後半から次第に自分のペースをつかめるようになってきて、

積極的に売り場にでていくことにしました。

なにをするかは自分で考えないといけません。

人の指示で動いているだけでは、仕事もつまらないと思います。

働き始めは、お店の現状を客観的にみることができます。

働き始めて、お店のルールや習慣に慣れてしまうと、
なかなか新しい発見はできなくなるので、
今思うことを書き留めておくのは大切だと思います。

なんでこういう習慣になっているんだろう、
自分ならこうするのに、

・・・
そういった、疑問点をしっかりと持っていることが大切だと思います。

今までいる他の店員にとっては、
そういう提案は必ずしも好意的に受け取ってくれないこともあると思います。

どうしてそうなっているのか、

ちゃんと聞いてみましょう。

そして、納得ができないのなら、
ちゃんと自分でやってみて試してみましょう。

周りの習慣に流されるのは簡単です。
指示通りに動くのは簡単です。

その前に、自分で動いて確かめてみましょう。

今日一日働いて自分が感じたことを、書き留めておきます。
あとで、振り返ったときに必ずためになると思います。

・「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」といった声はでている。
・売り場にでている人が少ない。
・ネットで商品を調べるのに時間をかけすぎている。
・買い取ったものの商品化が遅い。
・私語が若干多い。
・掃除が全くできていない。
・お客様のほうを向くことがほとんどない。
・自分の目の前の仕事に集中しすぎている。
・商品・売り場のメンテナンスが明らかにできていない。
・何が売れているかという動向がつかめていない。
・お金の管理がしっかりしていない。
・仕事の効率的な流れができていない。
・お客様への対応に心がこもっていないスタッフが多い。
・朝礼がない。
・売り場作りが不十分。
・とにかく質が低い。
・スタッフのリサイクルへの関心は感じられる。
・引き締め役がいない。
・スタッフ同士はいい雰囲気。
・お店をもっと改善していこうとする姿勢が感じられない。
・商品の量はある程度そろっていて、見どころはある。

とりあえずこんなもん。

不満に思うところは、自ら率先して改善していく。

積極的に売り場にでて、商品の整理をしつつ
お客様に声を掛けてもらいやすいように工夫。

レジカウンター内にいるときも、常にお客様、売り場を意識し、
アンテナをはっておく。

こんなちょっとした行動で、

ほんの３０分くらいの間に２人のお客様から声を掛けていただき、
接客させてもらった。

一人は掃除機の購入に迷われていた方で、
丁寧な説明を心がけ話していた。
中古ならではの、すぐ壊れてしまうのではないかといった不安を持っておられたので、
お客様に動作確認をしてもらい、
初期不良への対応は可能であることをしっかりと説明。

安心してもらえたようで、購入いただくことがきでた。
自分の接客で買ってもらえたことは、とてもうれしい。

もう一人は、カラオケ機能のついたCDラジカセを探していた方で、
とてもよくしゃべられたので、しっかりと耳を傾けて、丁寧に受け答えを心がけた。
自分の知らないこともたくさんでてきたが、
お客様と一緒に話を進めて商品を検討していくことで、共通の理解ができた。

結局、お目当ての商品はなく購入は見送られたが、
信頼していただけたようで、名前を書きとめてくれて、
また来てくれると言っていただいた。
これほどうれしいことはない。

接客のよさはこういうところにあるものだと思う。

お客様から信頼され、感謝される。

とてもうれしい気持ちになる。

もっとこういう気持ちを他のスタッフにも感じてもらいたい。

そんな環境を作っていこうと思う。

まだ、一日しか働いていない新人だが、

初日のこの想いを大事に、

腐らず、よい店にしていきたい。

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