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2011.02.03
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カテゴリ: 暮らし
先日、九州国立博物館にゴッホ展を見に行ってきました。ゴッホといえば自画像やひまわり、アイリス、星月夜くらいしか知らず、(強烈な絵を描く人だけどあまり好きじゃない)と思ってましたが、本物を見たら、その迫力にどきどきしてしまいました。「こうして私はゴッホになった」というテーマのとおり、時代を追って展示してあったので、独学で絵を学び、自分のスタイルを確立していくまでがよく分かって興味深かったです。画家になることを決心したのが1980年、亡くなったのは1990年。その間、わずか10年。「傑作といえる絵はほとんど晩年の2年半に描かれた」という評価もあるようです。自殺したりしなかったら、充分認められて、幸せな生涯を送ったかもしれないのに。最愛の弟はずっと兄の才能を信じていたし、弟の妻も、兄弟の死後ゴッホの絵を世に出そうと奔走します。もう少し上手に生きられたらよかったのになあと思ってしまいました。

それにしても、とても美しい絵が多く、無知な私は(ゴッホってこんな絵も描いていたんだ)と感動しきりでした。じゃがいもの絵や、ひばりが飛び立つ畑の絵、マルメロや葡萄を黄色で描いた絵、サン・レミ療養院の絵などが特に印象に残りました。

【今日の一冊】

買えばよかったかな~とちょっと後悔。

*おまけ*

展覧会のお土産はなぜか手ぬぐい。博物館内の売店で買いました。パン屋さん柄。トースターの上にかけています。似たような手ぬぐいがないかなあと探していたら、こちらのお店に行き着きました。こちらの「生活」ジャンルの中の「窓」というのが、なんとなくテイストが似てるんだけど、どうもリンクできません。しかたないのでシビラの風呂敷。この人のデザインは洋なのに和な感じが好きです。





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Last updated  2011.02.03 12:49:35
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