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クリント・イーストウッチ-

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2007.07.30
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カテゴリ: 仏の心




government of the people , by the people , for

the people .

の大原則を今日の政治は余りにもないがしろにしてはいないだろうか・・・???

市民も政治家(国会、地方議会議員)もお互いに希薄となった政治に対する認識が、自分自身の誇りをも失わせているような気がする。

社会が変われば、確かに政治の在り方も変化して行くだろうが、その根底には、民主主義を選択した以上民主主義の根本理念が貫かれていなければ、最早、民主主義政治とは名ばかりのものになってしまう。

アメリカ合衆国の押し付け民主主義と声高に叫ぶ方々もあるけれども、この60年間、戦争もせず、只管国民生活向上に向け走って来られた事は、何にも増して幸運であったと言わざるを得ない。

然しながら、豊かさをもたらした社会は、贅沢三昧な精神構造を創出し、市民は逆に倦怠感さえ感じ始めている。

それは、間延びした社会構造が、バーチャル世界の様相を呈し、現実を正視出来ず、恐怖を嘘でごまかして、嘘が嘘を呼ぶ連鎖社会を生んでいるからに他ならない。

政治家は、泥舟に乗った日本国民を、鉄の船から、いよいよ深みに向けて押し進め、決して泥舟に同乗しようとはせず、ひび割れた泥舟のヒビを粘土で修理するよう叫びながら、安心するよう説得するのである。

ヒビを修理しようともせず、修理さえも泥船の乗船者に行わせ、決して泥船が沈むことが無いと、叫びながら深みに導いて行くのである。

鉄の船に乗った政治家、役人、金持ち、フィクサー達は、一度乗った鉄の船から下船しようなどとは思わないのであり、仕舞には鉄の船で、泥舟に体当たりすることも厭わないのである。

誰かが、泥舟が如何に危険かを叫べば、泥舟に乗った人々はパニックとなり、我先に鉄船に乗り移ろうとし、鉄船に乗った人々に危害の及ぶ事もあろうから、誰も、泥舟の危険を叫びはしない。

今回の選挙結果は、決して、泥舟に乗った人々が、泥舟の危険に気付いたのではなく、ヒビ割れに気付いた何人かが、修理しなければ沈んでしまう事に気付いたに過ぎない。

政治家たるもの、鉄の船を降りて、泥舟にのり移り、泥舟がもう直ぐ沈むことを叫ぶ位の気概が無くては、本物の政治家とは言えないのではあるまいか・・・!!!??






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Last updated  2007.07.30 19:07:51
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