仏の心

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クリント・イーストウッチ-

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2009.03.15
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カテゴリ: 仏の心
昨晩のNHK/BS-2で、ジェロの特集をやっていましたね・・・。

彼自身の話は、他番組でも色々語っているので、彼が演歌

歌手を志した動機とかは知られていたのですが、今回は、ア

メリカの彼の家族の事とかも取材して、より一層色んな事が

見えて来ました。

ジェロ自身は、外国人に対する著しい差別が無くなった時代

に日本に来て、演歌歌手を目指していたのですから、苦労

と言っても、むしろ物珍しさが手伝って、楽しくやれたのでは

と思ってしまいます。



かと心を締め付けられ、胸が痛んだものです。

彼女は、横浜の出身のお母さんが、在日米軍の軍人さんとの

間に生まれ、お父さんの仕事の都合で彼女は横浜のお祖母

ちゃんの家に預けられ成長したそうです。

お母さんとお父さんは、アメリカで暮らしていたそうですが、座

間のキャンプに配属される時だけ一緒に暮らせたそうです。

やはり、ひとり投げ出された恨みと寂しさが相俟って、お母さ

んとは、相当激しい喧嘩になったようです。

そんなある日、彼女は、親友に頼んで睡眠薬を買って来ても

らい、自殺を図ったそうです。

何故か、今の混血を羨ましがる世代の皆さんには、理解でき



げられていじめに遭う事もなく、辛い日本の生活ともおさらば

出来ると考えたそうです。

兎に角、前近代的日本には、朝鮮半島、中国、黒人他、外国

人に対する差別は熾烈を極めました。

たとえ日本人の血を引いた人間でも容赦の無い攻撃が向けら



現代では、それ程のナショナリズムを持つ人間も少なくなり、外

人に向けられた攻撃的ないじめが、日本人自身に向けられる

世の中になってしまいました。

日本軍は他国で卑劣で野蛮な行為を行ってなんかいないと仰

る方々が、未だ多くいらっしゃいますが、私が言いたかったの

は、誰であろうと、日本人の誰かが行った野蛮行為は、全て

日本人の自分にも責任があり、心痛める行為である、という

事をしっかり受け止められる事が、即ち、自分自身のプライド

であると言いたかったのかも知れません。

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Last updated  2009.03.15 17:29:26
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