
ご近所の好きな木の姿が、
秋空に映えている。
立場のある人は言えないだろうけど、
流出してしまったた ために、
内心助かったという感じを持つ人もあると思う。
実は僕もそのひとりだ。
人生にはよくあることだけど、
ちょっとした判断ミスでしまったなあ、ということがあっても、
なにかその後に発生する事柄によって、
大きなミスがちょっと大きさが小さくなるという、
予期せざる、内心助かったなあ、という場合がある。
もちろん、
だからといって問題の根幹は全く変わらないのだから、
内心助かったと思うのは大きな間違いではある。
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やはり責任ある当事者より批判者のほうが正義に見えるものだ。
政権交代で立場が逆転して、
政権というのは大変だと痛感していると思うけれど、
それにしてももっとやり方があるじゃないか、
言い方があるじゃないかと
そういう事態ばかりが続出しているので、
ほんとに困ったことである。
でも、流出事件で思うことは、
もし外部からのネット上の侵犯でなければ、
内部の者の仕業であり、
そうなると実に恐ろしいことだ。
組織のゆるみ、
政権への反逆やサボタージュはあり得ないことじゃない。
僕たちは幸い、
一部の国家のように軍事政権だったり、
軍部主導だったりしない国に進化してはいるけど、
そのかわりに、
官僚機構や政権にお任せしすぎても居る。
そして、
官僚機構と政権の折り合いが悪い場合には、
国民が大きな負担を負うことになるし、
安全も脅かされることにもなる。
今そういう症状が見え隠れしているように僕は思う。
i mentioned about a delicate diplomatic accident.

秋の夜の灯り 28