
もう何年もの間、
この喫茶店のシャッターは閉まったままだ。
なにか事情があってのことなのだろう。
小沢一郎という人のことは
実際には知らないのだけど、
メディアを通じて彼が語ることに心を打たれたことは一度もない。
白々しいという感想しか持ったことはない。
古い自民党の古い権力者の下で働いてきたから
権力というものの持ち方はよく知っているのだろうし、
自分に不利なことの避け方にも精通していると思う。
今裁判は経過中だけれど、
裁判には自信はあるだろう。
裁判は法律に照らしてどうかを争う場だし、
法律には限界があるしとても一般人には理解しにくい
特殊な世界でもある。
小沢さんは裁判で無罪になってそれを振りかざして攻勢に出る考え
だと思うし、
そのためにこそ議会での証言や議会で追及されることは必死で拒んできた。
でも、
法律に抵触する事実がなくても、
政治資金を政治活動の源泉にするような手口は天下に知れている。
だから、
選挙でこそ裁かれないければならない。