人生復刻版

Jan 31, 2012
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日経の私の履歴書は

今月はトニーブレアだった。

ジョージブッシュのときもだけど、

さすがに毎日きっちり読んだ。

一国のリーダーという仕事がどんなものかは興味もあるし、

国際的なリーダーの役割も買って出る宿命だから

特別中の特別な人生だろうけれど、

たった31回の原稿で書くのは大変だっただろうな。

トニーブレアはなんだか正直な人だなという印象だった。

首相としては真面目に改革に取り組んだと思うけれど、

やはりブラウンとの確執や党内的な権力闘争で苦労して去った。

まだ大統領になってまもないサルコジに

いつかは思い通りいかないようになるよと言うと

サルコジは分かってると言ったそうだけど、

そのときにならないと分からないものだと述懐している。

人は判っている様に思うけれど

たしかに何事もそのときになってみなければわからないものだ。

日本の首相の場合には、

いつももう最初からダメだしされてしまう者ばかりで

上り坂という段階がまるでないのは困ったものだ。

今の首相は自民党時代の首相と同じだ。

いやもっと悪いかもしれない。

期待を裏切っているからだし、

官僚や原子力ムラやいろいろな既得権勢力に

 却って強く生き延びる機会を作ってしまってもいるからだ。

消費税の増税などしなくても方策はあるのに、

増税をやり遂げることが国を救うみたいな

むちゃくちゃな子供だましで突破しようとしている。

でも突破するだろう。

自民党も本音ではそのほうが助かるからだ。

国民には勝ち目はない。

僕は思う。

消費税の増税が必要だというのは一種の嘘だ。

原発がないと電力危機になるというのも一種の嘘。

福島原発の事故の終息も一種の嘘。

なぜ一種の嘘かというと

やるべきことをやらないで脅しているからだし、

不都合なことは隠して押し付けているからだ。

もちろん、

50年後には人口が4000万人も減ってしまい、

高齢者主体の人工構成になってしまうという計算は

大きくはまちがっていないだろう。

50年なんかすぐだ。

政治はそういうニッポンの将来に沿った改革をデザインしなくてはならない。

官僚には改革はできないし

今の政治家には出来ない。

でもそういう英知をもつ人材はほんとうは官僚機構の中にもいるし、

経済界にはもっといると思う。

でも起爆剤になるのは政治の役目だから

新しい政治家を待つしかない。

この子達もすぐ大人になる。

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Last updated  Jan 31, 2012 09:26:55 PM
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