
芦屋美術館アートバザールの二日間、
昨日も今日も終日不安定なお天気だった。
大概の出展者は雨で濡れるのも風で煽られるのも困る。
それ以前に来場者の足が止まる。
そういう体験はあるから対策はある程度していたけれど、
やはり雨が降り出したり、風が舞い始めるといろいろ不都合は生じるものだ。
そういう合間にも、
来場者とのやりとりが出来たりとか
不都合だけではなくてよかったなという二日間だった。
特に今回は長年のテニスつながりkazちゃんとコラボだったのが、
彼女の出品が完売して僕も嬉しかった。
まるで人生のようなものだ。
と纏めちゃうとこれで日記は終わりでもある。
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今年はラップデスクと言っているラップテーブルで、
最初にこの展示イベントに出たときは、
主催者美術館が用意してくれた案内ハガキを
来場に不便じゃなさそうな地域の人で30通ほど出した。
そのときはラップテーブルが11も売れてしまって、
そのうちの10が知らせて来てくれた人の
いわば好意、俗に言う義理買い要素もあったと思った。
それで2回目からは誰にも案内はしなかった。
それが今回は10通ほど出したのだったけれど、
それはそういう機会に会いたいし来てくれるかも知れない人だった。
ひとりは事前に返信が来た。
予定があって行けないけど、別な日に会いたいということだった。
そういうやり取りでもない限り、
ご無沙汰の慣性の法則は続くままだろうから、
それはそれでよかった。
実際には5人来てくれて、
またも好意で二人が買ってくれたくれたのだった。
どちらもこだわって作ったモノなので、
それぞれ知った人の手に渡ってよかった。
そういうものほど
いつのまにか売れていたり、
知らない人に買われているとなにか物足りなくちょっと寂しいのだ。
iPad stand,iPhone standは
安いし買ってくれるだろうと思っていたら、
結構多くの人が見ていたけど、
まずはiPad買わないと~とか言いながら去っていった。
なのに、
ひとりの中年女性がひとりでつぎつぎ6個も買ってくれて
ちょっと面食らった。
半額にしたから勢いがついたかも知れない。
今回は自分で持ち運べる程度にコンパクトにしたので、
帰りは少し軽くなって
僕としてはこれで十分なのだった。

コラボしたkazちゃんのプリザーブドフラワーが6個完売したのはヒットだった。
1^2コか3コぐらいかも知れないと、
ウンが悪いとゼロもありえると気になっていたので、
ほんとにホッとしたし嬉しかった。
彼女もそれは義理買いと感じているらしいけrど、
義理でも買ってくれる友人知人っていいと思うよ。
好意でもあり、シンパシーでもあり、一種リスペクトでもあると思う。
今回手運びに徹したので、
芦屋市内はタクシーにしたけれど、
昨日は帰りのタクシーが対応抜群のMKだった。
対応抜群なのに格安な会社だ。
今では東京にもあるはずだけど、
車音痴の僕がビックリしたのは、
降りるときにもう勘定も終わってるからいいのに、
ササッとドアを開けに回ってくれた。
それが、運転席からあっという間に助手席を越えて
手品みたいにドアマンになっていたのだった!
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今日も帰りはラッキーだった。
木工つながりのご近所さんtomokoさんが終幕1時間ぐらいまえに来てくれていて、
愛車黄色いフォルクスワーゲンに乗せてくれたのだった。
僕は車音痴だから、
人を車に乗せる心理が分からなくて基本的に遠慮するのだけど、
なぜかノーストレスだった。
彼女は誰にも好感をもたれる不思議な人で、
あるがままの愛らしく人懐っこい人なのだけど、
なんでもできちゃうのもまた不思議で、
親子ほど世代がちがうのに全くストレス感じさせない人なのだ。
そういえば、
二日間kazちゃんと一緒だったけれど、
これもノーストレスな時間だったなあ。
いつも思うのだ。
こういうのって
本人の徳でもあるけれど、
いい育て方されてるなあとどちらか親に会いたくなったりするのだ。
いや、
いい育てられ方、じゃなく
いい育ち方と思うべきなんだろうね。
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