セントバレンタインズデーを知ったのは
もう半世紀以上も昔のことだ。
まだ10代だったので、
海外文通をしていた。
その中のイギリス人の若い女性が教えてくれた。
その人は後年日本で始まったときの主旨と同じで
女性が男性に告白する日だということだった。
時代が時代だったから
そういうのって少し新鮮な気がした。
後年日本でも盛んになった頃、
会社に電話がかかってきて、
昼休みに会いたいと言われた。
ちょっとは知っていた女性だったのだけど、
それが2月14日で
呼び出されてチョコと自作の詩集を渡されたのだった。
純正バレンタインデーだった。
メーカーや流通業の暦イベントになってからは、
僕も職場でいっぱいもらってしまって、
紙バッグ2袋ぐらい詰めて帰宅したりした時期もあった。
今は爛熟時代で盛り上げる企業のほうも大変だけど、
父親向けも多いし、
女子同士も多い。
そして、
義理でもないし告白でもない
でもどこかカジュアルに礼節のある良い機会として
今日と言う日がある、
というスタイルもある。

yukiさんが合間を縫って届けてくれた。
クランチチョコは好きなタイプ。
スイーツは彼女の専門なのだけど、
僕のスイーツの好みをいえば、
ブリュレ系
タルト系
クランチ系
だ。
大昔、
まだ生徒だった頃、
あれはハーシーと思うけど、硬い分厚い板チョコが
なんておいしいんだろうと思った。
今はもう歯が立たないよ~。