大手メディアというものは、
世論に影響が強いし、世論を形成してさえいる。
新聞に載ってた、
テレビでやってた、
と人々は言う。
新聞は有限のスペースがあり、
テレビは有限の時間があり、
どう使うかは事業者の利権のようにもなっている。
同時にスポンサーに依存しているというところに
限界という性質をはらんでいる。
過去1年間で僕なりのマスディア健康診断では、
要精密検査の陰影が見えている。
ワンサイドな権力構造になったことがその背景だと思う。
NHKは中立とされているが、
メディアに中立などというものは ありえないと思う。
何を報道するかという選択時点で偏向せざるを得ないし、
視聴者は完全に無力だ。
どう報道するかとなると これは視聴者の洞察力次第ということになる。
視聴者には洞察力はあるのだろうか。
僕はまだ偏向度が少ないと思われるNHKラジオを日常的に聞いている。
偏向度と言うと語弊があれば、参加者が多様だということだ。
生放送だから管理されにくいという面もあるし、
番組に出る人の幅が広い。
それに今の時代、昔と違ってネット社会だから
生のラジオが双方向性を持てるのでリスナーが参加している。
つまり健全性がまだ生き残っているところが貴重なのだ。
それに、性的にマイノリティといわれる人たちもレギュラーになっているところなどは
リベラルで安心できるようになってきた。
ちょっとだけ苦言を呈するとすれば、CMがない一方で、
NHKの番宣や番組の素材の話題の露出 が多すぎて
わずらわしくはある。
僕はラジオはTPOに合わせていくつも持っている。
いちばんの優れものは、
加美電子のKAMIラジオというラジオで
これはNHK第一しか聞こえない。
蓋をあけるとすぐなり始める。
蓋の裏は鏡で、
スピーカーの横には小物入れがある。
僕はまだリスナーとしての参加はしていないけれど、
もしするときには
僕のラジオネームは
「NHKしか聞こえないラジオ持ってる」さん
となるはずだ。
でも、これって
なにげにKAMIラジオを検索するよう誘導してるみたいだから、
局内で封じられるかもしれない。。。

ちなみにですが、
僕はアフィリとかはしないけれど、
これはお勧めです。
