人生復刻版

Jan 17, 2014
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あの朝の戦慄を表現するのは難しい。

僕の場合、

その瞬間はあまりにもあり得ない激震だったし、

街じゅう壊れたような轟音だったから、

なぜか「神への憤り」だった。

その後しばらくしてそれは

神からの鉄槌という感受性に変化した。

ありえない感は、

そんなことはありえないという慢心からくるものであって、

慢心に対する鉄槌と感じたのだった。

兵庫県東南部、

それは最高の生活文化環境と僕は慢心していた。

もちろん、

自然災害に意図などないのだけれど、

僕はそう感じたのだし、

人生が変わった節目でもあった。

端的にいえば、

なりふりかまわなくなった。

実は今でも普段着のまま寝ているのだ。

なにが幸せで何が豊かであるかという価値観が変容した。

今は3.11のほうがはるかに巨大な厄災だし原発事故のために

国家的な非常事態ともいえる歴史的状況が現実だから

回顧している場合ではない。






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Last updated  Jan 17, 2014 07:44:54 PM
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