ながらラジオは、
いつもNHK第一の午前枠「すっぴん」を聞いている。
各曜日ともいいのだけど、
木曜は水道橋博士で、いわば振れ幅が大きい。
でも結構普通な話題も多くて、
子供が熱帯魚飼ってる話がときどき出る。
博士自身は熱帯魚には無関心だけど、
熱帯魚を可愛がる子供の様子が可愛いのだという。
それを聞いてるこちらのほうは、
熱帯魚を可愛がる子供が可愛いという
そういう博士が可愛い、
いや
可愛くはないけど結構普通っぽくていいじゃないかという感じがする、
というわけなのだ。
つまり、、
「普通」って、なんか安心するという面がある。
ヤンキースに決まった田中マー君が、
記者会見で
1球目は何にしますか?という質問に会って、
なんともいえない我慢してるような表情になって、
初めてプロに入った時も同じ質問ありましたが、
(一瞬ちょっと言葉に詰まって)
なんなんですかねえ、それ・・・
とちょっとふくれっ面になりかねないような様子で言葉をつないで、
ストレートですかねえ、
とちょっと投げやりに答えていた。
おまえらアホか、と記者に投げつけたかったのだろう。
ほかのダサい質問にも、
野球するの初めてじゃないんで、
とさらりと前置きしてから答えていたけど、
これはウイットがあって、
洒落た前置きだった。
これから7年で160億円稼ぐ25歳の男も
「普通」を出したので可笑しかったし、
なんだか安心したよ。