自衛隊は60周年だという。
ゆうべNHKがその番組を流していた。
政権広報だからなと思って見ていたけれど、
そういう意図ではないにしても、
後味はよくなかった。
感化される若者も居そうだ。
とすると、
意図はそこにあることになるけど、
見る人が見れば却って逆効果かもしれない。
幹部候補生の訓練の中の
銃の訓練がとり上げられていたからだ。
当たるようになる訓練。
当たるって何に?
人間なのだ。
そんな訓練してなんになる。
。
。
。
もちろん、軍隊というものは
基本的に殺人組織だ。
アベコベ氏は自衛隊を軍隊にしたい人物だ。
でも、
今の自衛隊は、
いままで一度も人は殺してはいない。
今までの日本の自衛隊は、
誇りにできる存在なのだ。
でも、
人を殺す訓練はする。
今の政治状況なら、
いつかは人を殺してしまうだろう。
そのような事態のときは、
もちろんそれにとどまらなくなる。
ミサイルや空爆になると、
殺す恐ろしさは変容するし、
狂気が支配する。