人生復刻版

May 27, 2016
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近所の会館で救急講習があり、

促されて行ってきた。


人工呼吸とAEDの講習を

地元の消防署団員がやってくれた。



LED持ってきて!

ひとりがウケたのは、

AED取ってきて、という台詞の訓練の時だった。

よくあるのだそうだ。




僕が住む市の人口は45万だけど、

救急車は8台しかない。

全国で大阪市についでワースト2位。

3番目の東京より忙しい救急隊なのだ。



公助・自助・共助の連携の必要性がますます高まる。



僕が救急の世話になったことは一度だ。



その時は現役で有料老人ホームの責任者だったから、

仕事で連携していた医師の口添えもあり、

国立循環器病センターに搬送された。

それでも、救急車が来てから出発するまでの時間が

とても長く感じた。


救急車が早く来ても、

かかっている病院に連れて行ってくれない、

長い待ち時間がどうにかならないか、と

今日も質問があった。

消防団員はそこが大きな苦労らしい。

実際には、病院のほうの受け入れはなかなか難しいことが多い現実がある。

30回以上電話することもあるという。

今は救急車内のタブレットに今可能な病院が表示されているそうで、

その点は病院決定までのアクセスタイムは少しましになっているようだ。

でも、それも症状に寄るだろう。

一昨年僕が、深夜に鼻血が止まらなくなった事態があったが、

そのときは耳鼻科医が居ないと無理ということで、

救急車側の対応のあいまいさからこちらから断ったのだった。

その時は、休日時間外医療センターで職員があちこち電話してくれて、

幸いにも受け入れてくれる病院があり、妻の「救急車」で深夜の国道を走った。

ガソリンが少ないと妻がいうので、ガス欠のほうがいやだからガソリンが先だと

出血が止まらぬ怯えはあったが僕は判断した。

ちょうど27時までのスタンドの閉店直前だった。


あの時はラッキーだった。深夜の病院には若い女神が待機してくれていた。

僕の様子を診てすぐに、

「私は上手よ!」の一言で、それは始まった。

称賛に値するドクターだった。


救急者も病院も、

毎日毎晩、

無数の救急救命事態が生起し続けている。

尊い仕事だと思う。







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Last updated  May 27, 2016 05:56:33 PM
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