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2011/10/29
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カテゴリ: クロノス飛翔伝
そして翌日、リューゴははじまりの街へと戻っている。



久々に見る晴れ渡った街並みをぶらぶらと眺めていると、



「おい、こんなとこにいたのか」



ローリン爺さんが駆け寄ってくる。



「爺さん?どうかしたのか?」



「どうしたじゃない!陛下の御呼びだ、早く行かんか」



ローリンに急かされるも、リューゴは



「何の用があるんだ?」



「とにかく急げ!」







リューゴはルタリアードの元へと向かう。
























ある部屋ではルタリアードとガドロアが話している。



「モンスターの件はどうなった?」



「えぇ、何とか」



「流石だな、よくやってくれた」



ガドロアは黙って



(親父の形見がなけりゃ止められなかった・・・)



ラーキバイドのことを思い出していると、



「あれ、ガド?もいるのか」



リューゴが入ってきて、ガドロアに近づく。



「待ってたぞ、どうだ調子は?」







そんなやり取りをガドロアが塞ぐ。



「用がないなら、もうオレは・・・」



ルタリアードは一呼吸置いた後、



「お前たち、これからどうするつもりだ?」



「え?いやぁ、どうと言われても・・・」







「そりゃありますよ」



二つの応えを聞いてか、聞かずか、











 しっかり働けよ」



やることの内容は各地への援助と観察。



ルタリアードの高圧的な笑顔に、ただ引き受けるしかなく、



「期待してるぞ、用はそれだけだ」



二人は部屋を出ると、



「・・・出発は明日にしよう」



「これからどうするつもりだったんだ?」



「なんてことねぇ、似たようなもんだ。



 おめぇも用事は済ましとけよ」



ガドロアはリューゴ一人残して立ち去る。



それからリューゴはバズルタ達を捜し歩く。



「お、いたいた」



「噂をすれば、来たな」



バズルタ達はすでに大使就任の話を知っている。



「ところで、お前達はどうするんだ?」



「オレ等はここの人間だからな」



「防衛軍の仕事をするだけです」



バズルタとグリッジがまず答え、



「わたしたちはそれぞれ故郷に帰ろうと思う」



「向こうも大変だろうからな」



「でもまだもう少し、ここにいようと思っています」



マイア、カイル、エルティオが次々と続く。



「そっか、じゃまた会おうぜ」



リューゴは簡単に挨拶を済ませ、駆け出していく。



その姿を見送りながら、



「ねぇ、結局黙っててよかったのかな?」



「いいだろ、終わったことだし」



「いずれ、言うときもあんだろ」



















再び翌日、リューゴはガドロアと共に新たな旅に出かける。



「ところで、借金どうした?」



「あぁ、それなら完済した」



リューゴは成長武器を売って返済に充てたと言う。



「もったいねー」



「いいだろ、もう必要ねーし」



「・・・簡単に手放しやがって」



「なんだよ、はやくいこーぜ」



恨めしそうに見るガドロアを横目にリューゴはいそいそと進む。



暖かい日差しとに照らされ、心地よい風が吹く中、



二つの影が大陸を繋ぐ架け橋となる。





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Last updated  2011/10/30 12:08:36 AM
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