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2014/03/30
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カテゴリ: 今日のシメイ
周瑜はすぐさま行動に移り、進軍を開始する。
同盟関係を維持している劉備軍はその行軍をだまって見続けるしかなかった。
「孔明、このまま周瑜が益州を取ってしまっては・・・」
「周瑜は傷いえぬ身、かなり無理をしているはず。
 とはいえ、失敗を祈るしかありません」
益州は高い山に囲まれた、守ることに適した土地。
その道のりは想像以上に厳しいものであった。
「周瑜殿、これ以上は危険です。せめてお休みください」
「くっ、私自身が足を引っ張ることになるとは・・・」

後軍を遅れは士気の低下を招き、攻め込める状況ではなくなってしまった。
ついに撤退を開始、作戦は泡と化す。

「周瑜!?動いて大丈夫なのか?」
「心配をおかけしました。ですが、これ以上迷惑はかけられません」
「無理をするな。周瑜がいてこそのわが軍だ」
「そのことで来ました。私の後は魯粛に託せば問題ないでしょう。
 戦術面では呂蒙が力をつけてきています。
 この二人がいれば安心です」
「わかった、そのように配置しよう」
「これで私の役目は終わりました。
 志半ばで先立つことをお許しください」

「わかりました」
周瑜はしっかりとした足取りで去って行ったが、
孫権が見えなくなったところで大きく一息ついた。
「伯符、お前が先立って10年。
 まだまだやるべきことがあったんだが、これまでとは・・・。

周瑜は静かに息を引き取った。享年36。
国中が悲しみに包まれ、涙にあふれた。
子明も思い出にふける。
「呂蒙、これからはもっと戦いの規模が大きくなる。
 お前にも大将として出陣してもらうこともあるだろう。
 その時は頼むぞ、期待しているからな」
「はっ」
「この問題はお前に任せたいのだが・・・」
それを聞いた子明は、
「というと、凌統と甘寧のことですか?」
「そうだ、あの二人が協力し合えれば、もっと戦力は上がる」
だが、これはなかなかに難しい。
少し前のことになるが、子明の開いた宴会にて。
「私が剣舞を披露しましょう」
と凌統が踊り始める。
最初はいたって普通であったが、そのうちに目つきが変わってくる。
それに気づいたのは、標的となっている甘寧であった。
「そんじゃぁ、俺もやるかっ」
甘寧は戟を取ろうとする。
「見事な剣舞だった。今日はこれまで、解散!」
子明は寸前のところで防ぎ、後日孫権に報告する。
「わかった、甘寧を移動させる。それでいいか?」
「はっ」
「あの二人はどうしようもないな、
 まぁ、経緯が経緯だけに仕方のないことではあるが・・・」
こういう経緯から子明に任せようとしている。
「何とか考えてみますが、可能性があるとすれば、戦場でしかないかと。
 凌統の窮地を甘寧が救う、という形しか・・・」
「そうか、いい案が浮かんだときはやってみてくれ」
「わかりました」
そして、周瑜は最後に、
「お前は私と考えが近い。もし私がいないときは
 私の代わりに意見を述べてくれ。お前の戦術には光るものがある。
 だからこそ任せられると思ったんだ、やってくれるな」
「必ずや、その期待に応えてみせます」





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Last updated  2014/03/30 12:19:10 AM
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