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2014/09/07
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カテゴリ: 今日のシメイ
「荊州の守備に変化は?」
「いえ、特にありません」
「指揮してる奴の情報は掴めたか?」
「はい、古参の者らしいですが、関羽とは折り合いが悪いようです。
 それで留守番を押し付けられたとか」
「ほう、それなら調略しやすいな」
さらに陸遜は付け加え、
「この前には補給が遅れたとかで関羽の機嫌を損ねたようです」
「だからこんなにすんなりいったのか」

わざと食糧庫を関羽に見えやすいところに置いていた。
関羽が実際にそうするのはもっと後だと思っていたが、
思わぬところから時が早まった。
「もうすぐで見張りがいるところに着きます」
「よし、手筈通り頼むぞ」
子明は数人を伴って先を進む。
間もなくして予定通り呼び止められる。
「お前たち、ここからは劉備様の領地となる。
 わかったら、引き返すがよい」
「私たちは商人です。どうか、私たちも劉備様の下で
 商売をさせていただけないでしょうか?」

「ありがとうございます」
見張りはしばらくこっちを見ていたが、注意を外した。
その時を狙って子明は話しかけ、
「一つ聞かせてください。ここで死ぬのと
 我らとともに戦うのとどちらを選びますか?」

「動かずに判断してください。
 異変を知らせようとすれば、迷わず撃ちます」
「わかりました。降伏します」
こうして関羽に侵攻を知られることなく前進していく。


その後も問題なく作戦は進み、目的の地までたどり着く。
「よし、書状をもっていってくれ。
 その決が出るまでしばらく待機だ」
この書状は城内を揺るがせた。
「大将、孫権からの書状です」
「なんだ?関羽様は留守なのになぜここに?」
書状を開くとすぐに驚き、外が見える場所まで走った。
「なんだこれは!?孫権が裏切った・・・」
「どういうことです?」
追いかけてきた副官は手紙を目にする、と、
「いつのまに、どうやって?」
「とにかく関羽様に伝えよう」
しかし、副官は異を唱える。
「そんなことをしても間に合いません。
 ここは降伏に従うべきかと。
 降伏すれば命は保証すると書いてありますし」
「降伏こそならん。俺はこの城を任されたのだぞ!」
「では、仮にこの窮地を乗り切ったとして、
 関羽様から戴くのは処罰のみではありませんか!」
「確かにそうだが・・・。命か、不忠か」
「命あっての物種、何を迷うことがありますか」
「よし、わかった。城門を解放せよ」

「お、門が開いたぞ」
「我らの勝利だ!」
「ついに関羽と決戦ですか」
「そうだな。気を引き締めて行こう」





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Last updated  2014/09/07 01:16:44 AM
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