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2017/02/26
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カテゴリ: BLACKLIGHT
「こっちもいつもとは違う要件なんでな。飯ぐらいは出してやる」
ビルクの言葉に耳を疑った。疑心暗鬼が駆け巡る。
「どうせ飯にはまだありついてねぇんだろ?」
「もうお前に頼るなんでバカげたことはしねぇ」
そんなヨーディに対して、ビルクはあきれ交じりの顔で言い放った。
「リヴァニア王家の御子息は意外と庶民派なんだな。
 そんなことならもう少しお近づきしておけばよかったな」
(あの時いたのがレイトだって気付いたのか?どうやって?)ヨーディはついていくことを選んだ。
しばらく歩いていくと、とある建物に入っていく。中は雑貨屋のようだが、気にも留めず進む。

奥の扉を開けると数人いて、テーブルの上にはできたばかりの料理が載っている。
「お、ちょうどいいときに来たな。ほう、それが例のガキか」
「遅れ気味になると思ってたんですけどね。それで、リーダーは?」
「リーダーは後だ。喰いながらじゃ失礼だろ」
「そりゃ確かに。おい、さっさと食っちまえ」
ビルクに席を勧められる。完全に不審を拭い去ることはできていないが、
こうも目の前で見せびらかされては、あふれ出る食欲を抑えきれない。
勢いよく椅子に座り、思いのままにがっつき始める。
その間に話は進んでいく。まずは事の成り行き・襲撃事件から。
レイト一行が襲われ、レイトはどこかへ行方不明になる。
そのあと間もなく捜索が開始され、発見されるまで続くことになる。

とは言っても顔もわからなければ、服装も曖昧で情報は限られている。
その前に肝心なのは、たとえ見つかったとしても連れて来られなければ意味がない。
そこでビルクはヨーディを使って連れてくることを画策。
これが今朝、ビルクが現れた理由だった。
「まさか、もうすでに一緒にいるとは思ってもみなかったけどな」

わかるわけねぇだろ、そう言って話を元に戻す。
あの時はまだ確信が持てなかったため、二人を監視するという方針を採る。
それにあたり、街までの道中を整理したという。
ヨーディは監視されていたことに驚いたが、整理という言葉は理解できないでいる。
「いつもより人が少なかったとは思わなかったか?」
確かに今朝はいつもいるような奴らがいなかった。
そのおかげで思っていたよりも早く、そして楽にたどり着くことができた。
事の真相は金品を渡して移動するように口利きしたということだった。





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Last updated  2017/02/26 12:00:16 AM
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