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2017/07/30
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カテゴリ: BLACKLIGHT
重みのある扉が開かれ、その奥には見慣れた姿があった。
「エインテル・Y・オルディックを連れて参りました」
レイトは表情を変えることなく、よろしく頼む。とだけで挨拶を済ませる。
「ウェントソン、時間がないんだ。すぐ手伝ってくれ」
ウェントソンは返事をしたあと、ヨーディに
「お前は部屋に戻ってくれ。仔細は追って伝える。ご苦労であった」
来たばかりのヨーディはにべもなく追い返される。
だが、部屋の中ではもう少し話が続いた。
「あれだけでよろしかったのですか?」

「まぁ、そう言われると思い、説明はあらかじめしてはおきましたが・・・」
「さすがだな。それに、余計な疑いをかけられるのは今後に影響するからな」

後日、再び呼び出される。だが、そこには見たこともない人がいた。
ウェントソンの口から用件が語られる。
「この者は親衛隊長・ディエイズ殿である」
ディエイズと呼ばれた者は軽く首を動かしただけで、腕組みしたまま立っている。
(親衛隊長?そんな人がいるのか?)と思っていると、
「実はな、この前の襲撃を受けて急遽設けられたところでな。今しがた選任されたのだ」
「そこで、お前は今後どうしていきたいのか?それを聞いておこうと思ってな」
「どうしたい、か・・・。と言われてもレイト、さまをお守りしたいとしか・・・」
ヨーディは奥に座っているレイトをちらりと見たが、レイトは何かを一心に見ている。

ヨーディの今後を考えるならば、この方針が一番近い道だという。
そのとき奥からレイトの声が聞こえる。
「5年後、お前が望むなら親衛隊の入隊を目指せ」
5年後とは成人する年である。それを聞いたディエイズは、そこにあった紙に何かを書いて手渡し、
「一日でこれらをこなせるようにしろ。まずはそれからだ。

そこには果てしないと思うほどの運動量が簡単に書き連なっている。
固まっているヨーディに対して、
「お前がやることはここにはない。いつまでも邪魔をするな」
ヨーディは慌てて部屋を出てとぼとぼと歩き始める。
何かと頼りにしてきたトワールとクイントももうそれぞれの任務に携わっている。
「しっかりやってくれよ。お前の出来が悪いと、選んだ俺たちも足元みられるんだからな?」
最後にかけられた言葉がヨーディを走らせ始めた。
(ここまで来てるんだ。前に進むしかねぇよな)





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Last updated  2017/07/30 12:00:36 AM
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