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2017/08/13
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カテゴリ: BLACKLIGHT
翌朝、レイトたちはゼリクトアに向け出発する。
三日かけて拠点となる小城を経由しながら、ゆっくりと進んでいく。
レイトは王の間に通されると、改めて感謝の口上を述べ、頭を下げた。
「いえいえ、お父上には大変お世話になりました。
 我々にできることであれば、何なりとお申し付けください」
そう言うゼリクトア王にレイトは重々しく口を開いた。
「早速で申し訳ありませんが、お願いしたきことが・・・」
ゼリクトア王はわかり申した。と返答、他の者たちには下がるよう指示する。
それを受けてレイトも付き添ってきている者たちに出ていくように促した。

「どのようにとは、何とも曖昧な表現ですな。弟殿を筆頭によく支えておられると思いますが」
「どうもあの叔父上は国を乗っ取る腹積もりではないかと・・・」
「乗っ取りですか。何とも物騒ですな・・・。そのような証拠がおありで?」
「確かな証拠があるわけではありません。ですが、貧しき者たちはずっと捨て置かれ続けております。
 これは、父王の遺志に反しているのではないかと」
「確かにお父上のときとはやり方が変わってきているようだが・・・」
話が続いている最中で扉を叩く者が現れる。「火急、お知らせしたきことが」
火急の用とは、フューリッドで起きていることだった。
「フューリッドで国民投票だと!?一体どういうことなんだ?」
その内容は代理政権を務めたこの10年についての信を問う、というもの。
「投票は7日後!?帰国の前日に行われるというのか・・・」

判断材料として加味してほしいと謳ってはいるが・・・。
「となると、ほぼ間違いなく肯定されるであろう、ということか」
レイトの説明にゼリクトア王は理解を示す。
「大変申し訳ありませんが、お願いについては一旦持ち帰らせてください」
「では、またそのときに。これからの予定はいかがなされる?」

王の間を出れば、皆心配そうな顔で待ち構えている。
「そっちでの話はどうなった?」と聞くと、「よりよい同盟関係を望む。と」
レイト一行は一旦控室に入り、休憩がてら話を進める。
「では、話自体することを取りやめた。ということですか」
「ゼリクトア王にも迷惑をかけることになる案件だ。
 こちら側がしっかりせねば、了承も得られないだろうしな」
「これからは予定通り、ここの文化を学んでいく」





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Last updated  2017/08/13 12:00:43 AM
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