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2017/08/20
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カテゴリ: BLACKLIGHT
レイト一行は予定通りの日程を終え、フューリッドへと帰国した。
国民投票は予想通り、代理政権を肯定する結果で終わっていた。
「やはりこうなりましたか。致し方ないことではありますが・・・」
「今は我慢するしかない。どうなるかはわからないが、5年後に備える」

それから2年が経ち、とある場所にて。
ひとりの男が北風荒ぶ町で一軒の飲食店に入っていく。
「見たことのない顔だな。こんな辺鄙なところになんか用があるのか?」
常連らしき客の一人に話しかけられ、「ちょっと人探しを・・・」と答える。
「人探し、ねぇ。それはまたご苦労なことだ」

「なんだ?資金が足りなくなったのか?」
「実は、もう探し始めて2年になるからな。それに、依頼者も死んじまったし・・・」
「そんなに探してるのか?依頼者も亡くなったんならもういいんじゃねぇか?他人事だけど。
 んなら、ひとつ協力してやるか。報酬次第だが」
そう言われて「アロギラ」という名前を教える。だが、相手は無反応だ。
「聞き覚えがあったらこんな苦労しねぇわな」
男は店を出て見知らぬ町を散策し始める。
荒れた大地の向こうには国境線に沿って造られた壁が並んでいる。そして、過去を思い出した。
「お前には人探しを頼みたい。行き先はわからないが、北の方にいる可能性が高い」
そう頼まれ、一緒に渡されたのは、捜索資金と何かの鍵だった。
「この鍵を見せれば、相手はわかってくれる。どんなにかかっても構わない。託したぞ」

資金の方はまだ残って入るものの、探す場所は少しずつ減ってきている。
(帰って墓前に報告する分も残しておかねぇとな・・・)
そのとき、向こうから来る人とすれ違う。
「すいませんが、この町の人?」と聞かれ、「いや」と返すと、
「そんじゃぁ、仲間?俺、よそから流れてきたんだけど、ここもヤバそうだなぁ」


男は数日、訪ね歩いてみたものの、探し人を見つけ出すことはできなかった。
だが、数回反応が違った。
「ん~。どこかで聞いたような気もするが・・・。聞き違いだったか?」
曖昧ではあるが、手ごたえを感じ始めていた。
久しぶりに感じた興奮で、翌日起きたときには陽が高く昇っていた。





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Last updated  2017/08/20 12:00:14 AM
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