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2018/05/06
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カテゴリ: BLACKLIGHT
街の中は静けさに包まれている。住民は避難しているようだ。
避難先があるということはこの奥にまだ先があるということ。
家の中にも誰もいないことを確認しながら進む。
伏兵の気配もないまま、城門が見えるところまで来る。
ついに最終局面が幕を開けようとしている。
他の部隊と歩調を合わせるため、連絡を取り合おうとするが、
「伏兵が現れた。そっちに行くことはできない」
助けに行こうか迷っているところで、城から敵が撃って出てくる。
虚を突かれて隊列を乱される。「落ち着け。敵の数は少ないぞ」

膠着した時間が流れ、日陰に包まれていく。その陰の中を蠢く者が現れ始める。
陰を抜けて敷地内へと入り込むことに成功する。
「貴様!ひとりで来るとはいい度胸だな」
見つかることは想定済み、あらかじめ用意していた言葉を発する。
「この島の最高責任者に会わせてください」
だが、そう簡単に会わせてくれるはずもなく、次の手に出る。
武器を捨て丸腰であることを示すと、
「話だけでも聞いていただきたい。私の命を懸けてお願い申し上げます」
ようやく中に通され、持ち掛けた話は「降伏」である。
それに対する反応も予想通り、
「降伏するほど追い詰められてはいない。

「本当にそうお考えですか?このままでは先が見えないと思われますが」
その言葉の意味とは、今まで誇っていた海に囲まれているという絶対的な防御も、
この戦いにより通用しなくなった、と証明された。
今後、航海術が発達していけば、遠い大陸からでも攻めることが可能になる。
「攻められる、か。可能性の話ならいくらでもできる」

広い海を利用して海賊行為をしていて、バレないように気を遣っていたこともあり、
気付かれているとは思っていなかった。
「降伏していただけるなら、悪いようには致しません。
 特に島の防御に関しては最優先で対応させていただきます」
そう言われて相手は考え込む。
「詳しい内容はこちらに示してあります。どうぞ、ご参考に」





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Last updated  2018/05/06 12:00:54 AM
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