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ベゲタミンB

ベゲタミンB



成分(一般名) : クロルプロマジン配合剤
製品例 : ベゲタミン錠-B
区分 : 神経系用剤(含む別用途)/配合剤/精神神経用剤


神経の高ぶりや不安感をしずめるお薬です。気持ちがおだやかになり、寝つきがよくなります。
作用

【働き】


3種類の有効成分により、緊張感や不安感、イライラ感をしずめます。他の睡眠薬が効きにくいとき、もしくは精神症状をともなう不眠症に用いることが多いです。


【薬理】


ベゲタミン錠-B:1錠中に塩酸クロルプロマジン12.5mg、塩酸プロメタジン 12.5mg、フェノバルビタール 30mgが配合されています。クロルプロマジンとフェノバルビタールの相乗作用により、鎮静催眠作用が強まります。また、プロメタジンは、クロルプロマジンの副作用を軽減します。
注意
【診察で】
持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
妊娠中の人は、医師にお伝えください。
他の薬と相互作用を起こしやすい性質があります。別に薬を飲んでいる場合は、必ず医師に伝えておきましょう。
副作用について、ご本人、できたらご家族も含め、事前によく説明を受けておきましょう。

【注意する人】
高齢の人や体の弱っている人は、副作用がでやすいので慎重に用います。肝臓病、腎臓病、心臓病、緑内障、前立腺肥大、てんかん、重い呼吸器系の病気のある人も注意して用います。
妊娠中の服用は、できるだけ控えるようにします。


【飲み合わせ・食べ合わせ】


他の安定剤など脳に働きかける薬と併用すると、作用が強くなりすぎることがあります。そのほか飲み合わせに注意を要する薬がたくさんありますから、服用中の薬は、必ず医師に報告しておいてください。


飲み合わせの悪い薬..エピネフリン(ボスミン)。
アルコールといっしょに飲むと、眠気やふらつき、立ちくらみなどの副作用がでやすくなります。飲酒はできるだけ控えてください。

【使用にあたり】
指示された用法用量どおりに正しくお飲みください。
とくに飲みはじめに起立性低血圧を起こすことがあります。急に立ち上がらないで、ゆっくり動作するようにしましょう。
急に飲むのを中止すると反動で症状が悪化することがあります。自分だけの判断で、急に中止したり、飲む量を変えてはいけません。
一般的な神経症による不眠症の場合は、医師の指示のもと徐々に減量することも考慮しましょう(大量連用中に急に中止してはいけません)。

【食生活】
眠気がしたり、注意力や反射運動能力が低下することがあります。車の運転など危険な作業は避けましょう。
口が乾いて不快なときは、冷たい水で口をすすいだり、小さな氷を口に含むとよいでしょう。
薬の影響で体温が異常に上がることがあります。熱射病や熱中症を起こさないよう、高温の場所での作業、激しい運動、また夏の暑さに注意してください。

効能 次の疾患における鎮静催眠//統合失調症、老年精神病、躁病、うつ病又はうつ状態、神経症。
用法 鎮静には、通常、成人1日3~4錠を分割経口投与する。催眠には、通常、成人1日1~2錠を就寝前に経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 少量を睡眠薬として服用しているぶんには、それほど副作用の心配はありません。

多めの量を飲んでいると、手のふるえ、体のこわばり・つっぱり、口の渇き、尿が出にくい、便秘、目のかすみ、立ちくらみ、動悸などがでやすくなります。重症化することはまれですが、ひどいときは早めに受診してください。

大量を長く飲んでいると、口周辺の異常運動や舌のふるえが続く「遅発性ジスキネジア」を起こすことも知られています。これは治りにくいことがあります。長期服用時、とくに女性や高齢の人は注意します。

めったにありませんが、抗精神病薬には「悪性症候群」という注意を要する副作用があります。体が硬直して動かなくなり、高熱がでてきたら、すぐに医師に連絡してください。高齢の人、体の弱っている人、また薬の量を増やしたときに出現しやすいものです。ご家族や周囲の方も注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
悪性症候群(Syndrome malin)..体の強い硬直、じっとして動かない、ふるえ、意識がはっきりしない、発汗、高熱。
遅発性ジスキネジア..口の周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、口をモグモグさせる、舌のふるえ。
重い不整脈..動悸、頻脈(120/分以上)、徐脈(50/分以下)、胸の痛みや違和感、めまい・ふらつき、立ちくらみ、気が遠くなる、失神。
重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、だるい、皮下出血(青あざ)や歯肉からの出血。
溶血性貧血..だるい、疲れやすい、めまい、息切れ、顔色が悪い、動悸、頭痛、黄疸(皮膚や白目が黄色)。
麻痺性イレウス..食欲不振、激しい腹痛、吐き気、吐く、ひどい便秘、お腹がふくれる。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)..頭痛、のどが渇く、けいれん、意識もうろう、気を失う。
SLE様症状..筋肉や関節が痛む、体や顔が赤くなる、赤い斑点ができる、発熱、手足や首の付け根のリンパ節が腫れる。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
重い皮膚症状..高熱、ひどい発疹・発赤、唇や口内のただれ、のどが痛い、水ぶくれ、皮がむける、強い痛み、目の充血。

【その他】
錐体外路症状..指や手足のふるえ、筋肉のこわばり・つっぱり、ひきつけ、目の異常運動(正面を向かない、上転)、舌のもつれ、じっとできない、そわそわ感、無表情、うまく歩けない
眠気、頭痛、めまい。
吐き気、食欲不振、食欲亢進。
口が渇く、便秘、尿が出にくい<、目のかすみ、鼻づまり。
立ちくらみ、血圧低下、動悸、不整脈。
体重増加、生理不順、乳汁分泌。
発疹、光線過敏症
依存..長期に多めの量を飲み続けると、体が薬に慣れた状態になりやめにくくなる。このとき急に中止すると、いらいら、強い不安感、不眠、ふるえ、けいれん、混乱、幻覚など思わぬ症状があらわれることがある(徐々に減量すれば大丈夫)。



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