PR
Calendar
Comments
御嶽山噴火 から1年になるんですね。月日はとても早いです。
昨年、御嶽山への登山を検討していた私は (断念した理由は、私のところからだと交通の便があまり良くないこともあり、登るとすれば最低2泊3日、出来れば4泊は欲しかったので、仕事が休めず予定が組めなかったのです) 、二重に驚愕しました。
今日は自宅で簡単ではありますが、11時52分から黙祷をして、その後は当事の報道写真集を見ながら静かに過ごしました。
写真を見ていて改めて感じたのは、火山噴火の凄まじさです。
御嶽山の噴火は、噴火規模としては、ごくごく小さい規模になります。恐らく噴火時間が5、6時間ずれていたら、犠牲者はほとんど出ていなかっただろうと思います。
しかしそんな小さな噴火でも、直撃すれば多くの人命をあっさり飲み込む大惨劇になります。
そんな自然の驚異をまざまざと感じました。
火山活動は低下してきたものの、今もまだ御嶽山はくすぶっています。
残念ながな現在の科学技術では、噴火の兆候を捕らえることは出来ても (観測体制が整っている火山ならという話になりますが) 、いつ、どの程度の規模の噴火が起きるかと言った、多くの人たちが知りたい情報を予測することが出来ません。
ただ科学は日々進歩していくもの。このような惨劇が少しでも防げるよう、研究が進められていく事を応援したいと思います。
あと個人的なお話しですが、私は火山登り専門なので、御嶽山の事は、明日は我が身かも知れず、他人事ではありません。
御嶽山が登れるようになったら、亡くなった方々に花を手向けに登りたいと考えています。
それがいつになるか今のところハッキリしませんが、 私の体が動く間 (へたれ鳥なので、10年後とかになったら、ちょっと登れる自信がないっす・汗) に行くことが出来たらなと思っています。
それではまた。
【楽天ブックスならいつでも送料無料】御嶽山噴火 [ 信濃毎日新聞社 ]
↑は、今日私が見ていた本です。
御嶽山の地元 信濃毎日新聞社 。
噴火の状況、登山者の避難、 救助作業の様子、そして地元の様子、そういった現実が、写真を通してまとめられています。
噴火の解説などは、後半に数ページ簡潔にまとめられているだけですので、文章で登山者の方、救助に携わった方々の声を知りたい方からすると、不満があるかも知れません。そう言う方は他の本をご覧いただければと思います。
こちらの本は、手記や記録とあわせて読むと、火山災害への理解が進むかなと思います。
そんなわけで、興味を持たれた方はご覧いただければと思います。
桜島で噴火速報 2022年7月22日 2022.07.24 コメント(8)
コンゴ、ニーラコンゴ山噴火 2021.05.23 コメント(6)
フィリピン、タール火山の状況 2020.01.18 コメント(4)