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本ブログの「アラビア書道とその周辺」のデザインを少し変えてみました。いままでの題字は活字のクーフィー書体を使っていましたが、あらためてディーワーニ書体で書いてみました。اَلْخَطُّ الْعَرَبِيُّ وَمُحِيطُهُ書道のアラビア語は「khaTT」ですが、本来「線」とか「ライン」の意味です。また軍事用語の「前線」とか「戦線」の意味もあります。また同じ綴りで「khuTT」と発音すると「(都市の)区域」とか「地区」の意味もあります。もとの字は下記の通りですが、題字の方は少し色を変えてみました。
2020.05.18
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今年発足した大学のアラビア語科卒業生のOB会の、更に東京近郊在住者の集まりがあり、この日は9名の関係者が集まりました。現在の職種はバラエティに富んでいます。中東関連の調査会社、新聞記者、繊維メーカー、デザイナー、主婦、放送会社、投資会社、銀行、それに書道インストラクター。アラビア語科を卒業しても必ずしもアラビア語やアラビアに関係する仕事に就いている方ばかりではないのですが、私を含め5名がアラビア関連の仕事に就いており、結構多い感じがします。年齢差もあり、異業種の集まりですが、アラビア語卒という共通なベースがある上、現役でバリバリ働いている方ばかりで、且つそれなりのポジションに就いている方が多く、話がいろいろな分野に及びました。時々、アクセント的に大学時代の教授のエピソードや大学のキャンパス周辺の話などが入り、3時間近くも、その居心地のよい居酒屋で過ごしました。新聞社や放送関係者もいたので、もちろんアラビア書道についても少し宣伝しておきました。現在アラブの世界も大きく動き始めていることをこれら一線で活躍されている方から、生の情報で聞けるのはなかなか貴重な時間でもありました。次回は来年春頃になりそうです。
2009.12.08
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石橋と千里セルシーのお稽古で竹筆の作成作業を行いました。まず、こちらからはあらかじめ適当な竹の棒にノコギリで切れ目を入れて細工しやすいようにしたものを皆さんに一本ずつお渡ししました。この竹棒に切り出しナイフを使って削ったり、紙ヤスリでこすったりして、竹筆の格好に仕上げて行きます。皆さんもしばらくぶりの図工の授業のようで、なかなか楽しそうに筆作りに熱中していました(と思います)。中には危なっかしい手つきでナイフを持っているので、手を切らないか少し心配な方もいらっしゃいましたが、幸い誰もケガをせず、それぞれの自家製竹筆ができ上がりました。そして、最後にその筆で字を書いてもらい、最終調整を行います。”作品”である竹筆の出来は満更悪くなさそうで、結構シャープな線が出ていました。筆の作り方を教えてしまうと、本田先生特注の筆の注文は大幅に減るという可能性があるかも知れませんが、その点は、大丈夫だろうと思います。本田式竹筆には目に見えない色々な工夫がされているので、そう簡単に真似できません。日本車のようなようにノウハウの塊です(ちょっと言い過ぎか?(^^;))。特に最新式のものは”払い”ができやすいような工夫が随所になされています。また、本田先生の筆は日々変化(進化?)しており、今までにも何度も新しい筆が”発明”されています。お稽古をされている方の筆箱を見ると、いつ頃からお稽古を始められたか分かるくらいです。近々また新バージョンが出るかもしれません。竹筆の最後の難問はいかにして墨を長く保持するかというところだと思います。もちろん、ペン先に向けて細い溝を彫ったり絹糸や細い銅線を巻いて墨を多目に含ませるといった技術改良はなされていますが、まだ、最終技術には行き着いていません。恐らく万年筆のような金属製のペン先になるのではないかと思いますが、果たして竹のようなしなやかさを出すことができるか。中東の書道家にも筆の改良を続けている方もいますが、総じて師匠の筆の作り方をそのまま踏襲している場合が多く、筆は恐らく1000年前と同じような作り方ではないかと思うほどシンプルなものを使っています。テキストに沿ったお稽古を続けていると、人によってはなかなかページが進まず、少し飽きてしまわれる方も出てくるので時々、この竹筆作りのような少しイベント的なことも混ぜてお稽古を進めて行きたいと思います。日本アラビア書道協会 e-mail: jaca@alqalam.jp HP: http://alqalam.jp いろいろなタイプの竹筆(本田先生作)
2009.02.08
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大阪と東京を行き来していると文化の違いをよく感じます。特に食文化の違いは、顕著でその筆頭がうどんとそばです。大阪では単に「きつね」と言えば、甘く煮付けた油揚げを載せたうどんのことを指し、「たぬき」と言えば、同様に油揚げを載せたそばのことを指します。ところが、関東では、たぬきと言えば、たぬきそばまたはたぬきうどんと言って、天かすしか入っていないうどんもしくはそばを指すようです。大阪で天かすしか入っていないうどんのことは「すうどん(素うどん)」と言いますが、天かすしか入っていないそばのことは関東と同じで「かけそば」または単にそばと言い「すそば」とは余り言いません。ただ、大阪では天かすはだいたい無料なところが多いので、素うどんを注文したら無料の天かすを山のように入れる(何せタダなので)のが普通の所作です。きつねうどんの油揚げをおかずにして、白いご飯を食べるのもフツーのことでした。だから油揚げは少し濃いめに味付けされています。「素うどんと白めし」が健全な労働者の昼食セットです。少し上品になると、うどんと一緒に「かやく」を注文します。「かやく」は「火薬」ではなく「加薬」のことで、ご飯にニンジン、ゴボウ、タケノコ、コンニャクなどが入った炊き込みごはんのことを指します。うどんだけでは頼りない(お腹の足しにならない)場合に注文します。大阪ではうどんが基本でそばは余り食べません。そばは同じ値段の割にボリューム感がなく、何か損をした感じになるということもあります。特に大阪人は損をすることに就いては非常に敏感なのです。それから、そばは痩せた土地でも育つので、何か貧乏くさいというイメージもあったのかも知れません。もちろん大阪にも美味しい蕎麦屋がありますが、わざわざ食べに行くことはありませんでした。私もそばは嫌いではありませんが、美味しい蕎麦を食べに行くという感覚が余りピンと来ません。特に蕎麦を飲みながら一杯という感覚は分かりません(酒が飲めないこともありますが)。大阪で、うどんで一杯飲んでいる人はいません。うどんはあくまでご飯です。讃岐うどんはどちらかといえばうどんが主で、コシの強いことを売りにしていますが、大阪のうどんはそれほどコシの強いものではなく、汁の方に力を入れています。もちろん出汁は昆布が主で薄味です。この点東京のカツオ出汁が基本の濃い味とは異なっています。醤油も関西の薄口と関東の濃口と大きく異なっています。30年ほど前に東京に来たときは、うまいうどんが食べることができず、かなり苦労しました。あの真っ黒な醤油の汁に放り込まれたうどんは食べる気がしなかったのですが、うどんに飢えていたときは、卵うどんにしてもらい、卵を汁に混ぜて何とか味を多少マイルドにして食べていました。うどんも何かボソボソした感じで本当にまずくて困りました。ましなうどんを食べようとすると結構高いうどん専門店にならざるを得ませんでした。最近では、さぬきうどんチェーンが多数入ってきたので、これで代用していますが、本格的な大阪のうどん店はまだ東京に入ってきていません(私が知る限りは)。大阪のうどん文化の代表が「美々卯」のうどんすきです。かなり前から関東にも店を出していますが、うどんと一緒に野菜、海老、鶏などを煮込みながらみんなで食べる鍋料理です。うどんは煮くずれしない特別なものを使っていますので、長く煮ても大丈夫です。出汁が濁らないように材料も厳選されています。鍋も底の浅い洗面器のようなものを使っていますうどんすきには特に高級な材料を使っている訳ではないので、安くてボリュームがあるという大阪人の気質にあっているようです。なお、大阪では、うどんすきに使われるエビは活きエビを使いますので、鍋に入れる際、飛び跳ねないように箸で押さえておく必要があり、少し残酷です。まるちゃんの「赤いきつね」と「緑のたぬき」が関西と関東では味付けを変えているというのは有名な話でした。今でも変えているのかどうか分かりませんが、インスタントラーメンが東西で味を変えているという話は余り聞いたことがありませんので、やはりうどんとそばは特殊な食べ物なのでしょうか?(日本アラビア書道協会 http://alqalam.jp)美々卯(ナスヒー書体。アラブ諸国に出店したら多分このように書かれるかも?因みに美々卯からはPR代は貰っていません)
2007.09.21
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天満橋のお稽古は18:00から始まります。お稽古場所に行くには地下鉄天満橋駅から少し歩き、大川にかかる天満橋を渡る必要があります。すると橋の上に立ち止り写真を撮っている人が何人かいます。その方向を見てみると、夕焼けが美しい。月2回、この橋を通りますが、これだけの夕焼けは初めて。
2014.10.04
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