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اَلصِّحَّةُ تَاجٌ عَلَى رُؤُوسِ ٱلْأَصِحَّاءِ لَا يَرَاهُ إِلَّا ٱلْمَرْضَى
原文を少し直訳的にすると「健康は病人以外には見えない、健康な者の頭の上の冠である」に
なります。このことわざの意味は分かりやすいと思います。
病に関する諺は日本にもたくさんありますが、意外にもぴったりしたものはなく、多少近いものとして、「早寝早起き病知らず」、「病は口より入り禍は口より出ず」くらいです。
因みにドイツには「病気は千もあるが、健康は一つしかない。」(ドイツの作家ルートヴィッヒ・ベルネ)という箴言がありました。
(ラー)「ない」と إلا
(イッラー)「以外」の二重否定です。 يراه
(ヤラーフ)の ه
(フ)は تاج
(タージュ)「冠」を指します。
مرضى (マルダー)は「病人」という単語の مَرِيضٌ (マリードゥ)の 複数形です。この単語は形容詞としても使われ、「病気の」という意味にもなります。因みに「健康な人」は صحيح (サヒーフ)になり、その複数形が本文にも出てくる أصحاء (アスィッハーウ)になります。この単語には「正しい、真実の」という意味もあります。
少し気になったのは日本語訳のなかにある「かむる」という単語です。てっきり「かぶる」の誤植かと思ったのですが、辞書にはちゃんと「かむる」も「かぶる」と同じように使われるとあります。それぞれ、「被る(かぶる)」は、「冠る(かむる)」という漢字を当てるようですので「冠」には「かむる」の方が良いのかも知れません。
ディーワーニ書体で書いてみました。
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