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日本史の中での時代区分は「場所」によってつけられることが多いですね。鎌倉時代、室町時代、江戸時代みたいに。
その中で、鎌倉とか江戸とかはわかるのですが、「室町」って京都だということは漠然とわかってもドコなのか、意外とご存じないかたもいるかもしれません。
室町時代の「室町」とは京都の御所の北側にあり、そこに当時の政治政権を持っていた足利将軍家の屋敷があったことから名づけられています。
上がその御所の当時の様子です。瓦葺でなかったのがわかりますね。庭園には春夏秋冬に咲く花が植えられたことから「花の御所」の異名をとっていました。まさに室町時代や室町幕府の語源はこの屋敷からきているといえるでしょう。
しかし、室町に屋敷を造ったのは三代目の足利義満で、それまでは京都の違うところを転々をしていたのです。また四代目の義持はお父さんと仲が悪くてこの屋敷には住まず、六代将軍の義教が再度ここに住んでいました。
更にこの屋敷は八代将軍義政のときに応仁の乱に巻き込まれ焼失。この後将軍は京都から逃げ出して「ジプシー将軍」になってしまいました。室町幕府といっても室町が政治の中心だったのはホントにちょっとの間だけでした。でも時代の名前として定着して今に至っています。
そんなはかなくも豪華絢爛だった室町幕府の「花の御所」、今はfどうなっているのでしょうか、みてみましょう。
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