AMANOJACK

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2018.07.29
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カテゴリ: コミック感想

 本作は電子版を購入後、現在開催中のフェアに絡んで紙版も購入しました。
※ネタバレありますのでご注意ください。

『​ 雛鳥は汐風にまどろむ ​』南月ゆう著(キャラC/徳間書店)2018年2月10日発行
 元ホストの総菜屋×会社員で、受けが姉の遺児(甥)を引き取って育てているので(一応)好物の家族ネタです。
 両親と姉を亡くして唯一の肉親となった甥と一緒に海辺の町へ引っ越してきた勇一と、母の病気療養から伯父宅に引き取られてネグレクト等の虐待を受けて育ち母が亡くなったことで厭世的になってしまった陵が出逢うことで、互いに救われるお話でしょうか。
 勇一の甥・歩に幼い頃の自分を重ねる陵と、歩とのぎこちない関係に悩む勇一と、肉親を亡くしたことで聡くならざるを得なかったような歩の関係性が絡んだ末に、巧く紐解いて其々の機微を描いてくれていて、切ないながらもほのぼのするストーリーでした。陵の過去は痛い部分もありましたが……。
 迷っていた雛鳥が帰るべき巣穴を母親との思い出の地で見つけられたのは、電源を切っていたハズのスマホが通じたことからも何かの導きなのかもしれない、と云う全体の内容からすると微妙に不自然な不思議を組み込んでくるあたりも南月さんらしさでしょうか(笑)



 それから歩の同級生のお母さんも良い人でした。親としての考え方も好感が持てましたし、何より勇一の背を押してくれるストーリー上でも重要なキャラでした。この人と結婚していれば、とても良い家庭が築けそうでしたけど、それではBLになりませんしね(苦笑) そっちの展開なら子供同士(歩と和也)のネタが派生しそうですが、それは『雛鳥~』スピンオフとしても気になるトコロです。

 どうでも良いことですが、陵が引き取られた相手が「叔父」になっていましたが、母の兄だから「伯父」ですよね。編集者の質が落ちている証拠でしょうか(苦笑) 折角字面で関係性がわかる日本語なのに意味がない。


【コミックス本体裏表紙漫画『雛鳥のライバル』】
 大人げない恋人と大人びた甥っ子に挟まれた勇一の苦労……いや、幸せかも?(苦笑)

【電子限定描き下ろし『3years later』】
 3年後も変わらず、甥っ子に対抗心を燃やす雛鳥……もとい陵(笑)





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Last updated  2018.07.29 18:50:20
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◆注意事項◆ 2014年2月1日
 BL感想に於いて受攻の表現を
【攻め×受け】で通してきたのですが
 これって定説じゃないのですか?
 逆表記も存在するようなので
 当ブログは【攻×受】でありますことを
 ご承知ください<(_ _)>

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