多聞のひとりごと

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2025.10.28
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カテゴリ: 厚生労働省さん






2014年に「過労死等防止対策推進法」が成立し、
しかし、翌2015年に起きた高橋まつりさんの事件が、
「制度はあるが、職場の意識が追いついていない」という現実を突きつけました。
この出来事が、制度運用と社会的意識の転換を加速させました。
令和7年版『過労死等防止対策白書』によると、
精神障害の労災請求件数は3,780件(過去最多)
「自殺以外」の事案が平成22年度比で約3.5倍
長時間労働60時間超の雇用者割合は依然約9〜17%(業種別)
外食・IT・医療・教育・建設などで人手不足と負担集中が深刻
また、2024年4月からは建設業・自動車運転業務・医師にも
時間外労働の上限規制が全面適用され、
監督指導や企業名公表など、行政の対応も強化されています。
“法律があるから安心”ではなく、
“法律を生かすのは人”であることを、
私たちは忘れてはなりません。
制度と意識、その両輪で「しごとより、いのち」を守る。
それが次の10年を変える鍵です。





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最終更新日  2025.10.28 20:45:57
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