あま野球日記@大学野球

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2017.10.29
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カテゴリ: 大学野球
​​ 現在、東都4部はまだ1試合を残すものの、順位が確定しました。優勝は芝浦工大、2位は東京都市大、そして最下位(3位)は東京工大。今季、東工大の試合を2度観戦しました。どちらもエース・ 笛田 斗眞 (2年、佐賀・東明館)が先発した試合でしたが、両極端の結果となりました。​



■まず9月23日の対都市大戦、笛田の投球は圧巻でした。スライダーを駆使した緩急自在の投球術で、5-0の零封勝利。142球、与四死球3、奪三振6、被安打はわずか1本のみ。打っては4番・福田一石(4年、光陵)や6番・瀬古健太(3年、札幌北)の長打などで着実に加点しました。


(9月23日 芝浦工大G)
都市大 000 000 000 =0
東工大 010 000 04X  =5



■しかし一方の対芝浦工大戦。​
笛田は序盤から球が浮き制球を乱すも、被安打は3番・笈川の中前安打1本のみで凌ぎます。しかし、この笈川との対戦が後々まで尾を引きました。


2つの四球で二死二・三塁のピンチを作ると、ここで笈川に中前にはじき返されてついに2点を失いました。実は前の打席でも笈川は同じ直球を同じ中前に安打しており、今回はファールで粘り最後の最後に待っていた直球を仕留めたのです。さらに続く4回も一死二・三塁の場面で、三度(みたび)笈川に中前へ安打され、笛田はマウンドを降りました。分かっていても、勝負どころで笈川の魔術に操られたように笛田は同じ球を投げ、同じ中前にはじき返されました。

この笛田ー笈川の対戦が勝敗を分ける決め手になりました。



(10月8日 芝浦工大G)
芝工大 002 400 200 =8
東工大 000 000 000 =0


東京工大も好機はありました。6点を失った直後の4回裏、この回先頭の2番・淵脇空輝(2年、湘南)がヘッドスライディングで内野安打を勝ち取ると、続く3番・瀬古健太が中前安打で出塁して中軸につなぐも、後続が凡退し好機は潰えました。


東京工大、今季の成績は2勝6敗、勝ち点1となり、最下位(3位)に終わりました。主力打者たちが今季をもって引退しますが、来年こそ4部優勝を目指してほしいものです。



笛田.JPG

(写真)エース笛田、9.23完封目前。


堀内.JPG

(写真)堀内俊太郎。



寺澤.JPG

(写真)4年生投手、寺澤穂高。



福田.JPG

(写真)4番・福田一石。



谷村.JPG

(写真)軽快な守備をみせたセカンド・谷村優斗。





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Last updated  2017.10.29 17:11:26
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